デジタル教材WEB実践事例 大阪市立西淡路小学校

ヤマハ デジタル教材WEB実践事例
大阪市立西淡路小学校

概要

導入時期
2023年2月
取り組み
概要
学年2年/
児童数34名
目あて
けんばんハーモニカ授業を演奏するための基礎を身につけよう
デジタル教材
の種類
けんばんハーモニカ授業 
シングルライセンス
  • 小学校
  • けんばんハーモニカ授業
  • Windowsタブレット

内容

1 先生の声

デジタル教材を導入したところ、まずモニターに注目することで集中力が高まることと、「ぴあどんとぴあっち」という一緒に学習するキャラクターがいることで、児童たちのけんばんハーモニカに対する興味・関心が高まったと感じています。

1年生の授業では、「まなぶ」コンテンツを繰り返し視聴することで、はじめて鍵盤ハーモニカに触れるところから基礎的なところまでの導入の補助になり、2年生の初めの振り返りにもなります。特に1・2年生は担任の先生が授業をされることが多いので、音楽の苦手な先生にも使いやすく助けになるのではと思います。

また、「プレイ」ではお手本の種類がいくつかあり、指だけ動かすときは「おてほん」、実際に演奏するときは鍵盤が光る「けんばん」を使用するなど、効果的に使い分けることができ、その間教員が児童の様子をよく見られるようになりました。採点機能では、自分たちの演奏が視覚化できることや、カラオケのように楽しめることで授業が大変盛り上がるようになりました。

2 授業の様子

授業の前半では、児童が円を作り、曲に合わせて体を動かしたり簡単な歌唱をしたりすることで、拍とリズムについて学習。

後半で鍵盤ハーモニカの学習の補助教材として、けんばんハーモニカ授業「かっこう」を使用。

まず「おてほん」動画に合わせて、児童はモニターに向けて高く手を上げて指使いを練習。お手本がモニター投影になったことで教員が見本を示す必要がなくなり、その分指が動いている・動いていない児童を確認しやすく、様子がよくわかるようになった。

続いて「けんばん」動画に合わせて実際にけんばんハーモニカにて音出し。運指が光ることで児童にとって動かす指が視覚化できることは効率よい学びに繋がり、デジタルならではのメリットと感じた。

最後に「さいてん」機能を用いてクラス全員の演奏を採点したところ、76点との結果。表現が光った★3つで、音程とリズムが★2つだった結果を踏まえ、次は音程とリズムを気を付けよう、との目標に繋がった。その後、希望児童多数のうち代表2名が前に出て個人で採点。緊張で思い通りの演奏ができなかったようだが、クラスメイトからは温かい拍手が送られた。

授業の様子
[写真]授業風景
[写真]授業風景
[写真]授業風景