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:ダニエル・シュー さん "5つ$quot;の質問

Profile

pianist ダニエル・シュー
© Jeremy Enlow/The Cliburn

pianist
ダニエル・シュー
「なぜかその演奏に惹きつけられ、心を奪われる豊かな表現の切り口を持ち合わせた“詩人”」(フィラデルフィア・インクワイアラー紙)
1997年アメリカ、サンフランシスコ出身生まれ。6歳で音楽の勉強を始め、10歳でカーティス音楽院に入学、ラン・ランやユジャ・ワンを育てた名教授ゲイリー・グラフマンとエレノア・ソコロフの元で10年間学んでいる。
アルゲリッチらも審査員として参加し話題となった2015年第9回浜松国際コンクール第3位(最年少参加)、2017年6月ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第3位及び、室内楽演奏賞、新曲演奏賞受賞。デッカゴールドからコンクールライブを収録したソロアルバムをリリース。クライバーンコンクールで最優秀室内楽演奏賞を受賞したブレンターノ弦楽四重奏団との演奏は「情熱に満ち雄弁で、細部まで神経の行き届いたピアノ五重奏」(ダラス・モーニングニュース)と高く評された。他、2年ごとに22歳以下の若手ピアニストに贈られる、ギルモア・ヤング・アーティスト賞2016を受賞。2016年フィラデルフィア管弦楽団デビュー(指揮:C.マチェラル)。2017年にはNYのカーネギーホール(ワイルホール)デビューするなど注目度急上昇中のアメリカの新星。
コンピューター・プログラミングにも親しんでおり、開発貢献したiPhoneアプリ“Workflow”が2015年アップル・デザイン・アワードを受賞した。
オフィシャルサイト
※上記は2018年8月28日に掲載した情報です。

Q1.自分で影響を受けたと思われるアーティストは?

グリゴリー・ソコロフ、ラドゥ・ルプー、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイ・ソン、僕の先生たち……、イェフィム・ブロンフマン、マレイ・ペライア、内田光子、ニコライ・ルガンスキー、多すぎます!

Q2.ヤマハピアノに対するイメージと印象は?

ヤマハのピアノはいつもメンテナンスの状態がよく、音質、アクションが安定していて、信頼できます。いろいろな場所に移動して演奏していると、頼れるヤマハのピアノがあるだけでうれしくなります。

Q3.あなたにとってピアノとは?

無限の可能性ですね。シューベルトの作品は、何百年も前に書かれたのに、弾くたびに新鮮な感動を覚えます。誰かの演奏を聴くと、新たなインスピレーションが湧いてきます。音色、響き、ペダリング、手に入れられない何かを永遠に追い求め続けているような気がします。

Q4.印象に残っているホールは?

これも多すぎます!ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが開催されたフォートワースのホールは、強く印象に残っています。カーティス音楽院のホールで弾くのはいつもドキドキ……、日本のホールはどこも素晴らしいです。日本ではいつも安心して演奏に集中できます。

Q5.ピアノを学ぶ(楽しむ)方へのメッセージ

とにかく一生懸命練習してください(笑)!そして練習以外に、自分が本当に弾きたいと思っている曲を弾く時間を作ってください。