<< インタビューページへ戻る

:浜野 与志男 氏(Hamano Yoshio) "5つ$quot;の質問

Profile

pianist 浜野 与志男

pianist
浜野 与志男
1989年東京生まれ。A.カラマーノフ国際ピアノコンクール(2005)、野島稔・よこすかピアノコンクール(2008)、ロンドン国際音楽コンクール(2010)、ロシア音楽国際ピアノコンクール(2011)などの国際コンクールに上位入賞及び優勝。2011年第80回日本音楽コンクールにて第1位、併せて野村賞、河合賞、井口賞、岩谷賞(聴衆賞)受賞。『アムステルダム運河』音楽祭(2003)、音楽祭『ロシアにおける春』(2007)、日本・ロシア音楽家協会『サウンド・ルート2008 日本⇔ウクライナ』、『RED SQUARE FESTIVAL』(モスクワ、2011)などの音楽祭に出演。円光寺雅彦・大友直人指揮・東京交響楽団や山田和樹指揮・藝大フィルハーモニア(プロコフィエフ作曲ピアノ協奏曲第2番)、ロシア国立チャイコフスキー四重奏団、ウィーン・ラズモフスキー四重奏団をはじめ共演多数。これまでに東京、ロンドン、モスクワ、ビシケクにて定期的に開催するリサイタルのほか、東日本大震災被災地での演奏活動や〈ルネサンス プロジェクツ ワールドワイド〉(www.rpw.jp)として兼重稔宏氏と共催するチャリティ・コンサートなど自主企画公演にも積極的に取り組む。2011年、文化庁新進芸術家海外研修制度により渡米しニキータ・フィテンコ氏に師事。CHANEL Pygmalion Days 2012参加アーティスト、2012年度 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション奨学生。
東京藝術大学附属音楽高等学校および東京藝術大学ピアノ専攻を経て、同大学院音楽研究科に在籍。現在は岡田敦子、E.アシュケナージ、御木本澄子各氏に師事。
※上記は2012年9月18日に掲載した情報です

Q1.自分で影響を受けたと思われるアーティストは?

 ヴァディム・サハロフです。最近は演奏活動もされていないようですし、評価も好き嫌いがあると思いますが、自分自身は大変刺激を受けたアーティストですね。

Q2.ヤマハピアノに対するイメージと印象は?

 初めて弾かせていただいたのが銀座のヤマハアーティストサービスのピアノ・サロンでした。

基本的に僕は日本製のピアノが好きなんです。その中でもヤマハCFXは限りなく可能性があるピアノだと思っています。自分のやりたいこと、表現したいことが存分に出来る楽器ですね。けれども自分自身に表現したいことが定まっていないと逆に怖いピアノでもあるかな。

Q3.あなたにとって音楽(ピアノ)とは?

 LOVE&HATE、ピアノがあるからこそ自分の伝えたいことが出来るわけです。でも常に圧迫感もあります。「練習しなくちゃ!」みたいな。。。(笑)

Q4.印象に残っているホールやライブハウスは?

 杉並公会堂大ホール。響きがよく、2200席もある大きなホールなのに3階席まで含めて舞台に近く感じられますから弾きやすいです。

Q5.ピアノを学ぶ(楽しむ)方へのメツセージ

 クラシック全般に言えることですが、知っているアーティストとか知っている曲だからコンサートにいってみるだけではなくて、色々なものに興味が広がるとよいですね。そう多くはない現代音楽も好きな曲はあります。今現在出来上がりつつある音楽を、今を生きる僕たちが聴かないのはもったいないことです。少しずつ広げていきませんか。