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:松田 華音 さん(Matsuda Kanon) "5つ$quot;の質問

Profile

pianist 松田 華音
© Ayako Yamamoto

pianist
松田 華音
1996年、香川県高松市生まれ。4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。
2002年秋、6歳でモスクワに渡りエレーナ・ペトローヴナ・イワノーワに師事、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。2004年 エドワード・グリーグ国際ピアノ・コンクール、グランプリ受賞。2006年 TVロシア文化チャンネル主催、くるみ割り人形国際音楽コンクール、ピアノ部門第一位受賞。
2009年 AADGT 国際Young Musician Competition(ニューヨーク)第一位受賞。2010年 才能ある青少年の国際コンクール&フェスティバル「クラシカ2010」グランプリ受賞(カザフスタン)。2011年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2011年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。
2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞。翌年同校を首席で卒業。(ロシアで成績優秀者に贈られる「赤の卒業証書」で卒業。)9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学。
11月ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。

オーケストラとの初共演は8歳。これまでにミハイル・プレトニョフ、マルク・ゴレンシュタイン、高関健などの指揮者、ロシア・ナショナル管弦楽団、ロシア国立交響楽団、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団などと共演。
※上記は2015年5月21日に掲載した情報です

Q1.自分で影響をうけたと思われるアーティストは?

たくさんいるので誰かを挙げることはできませんが、好きなピアニストでいえば、ソコロフ、プレトニョフ、リヒテル、キーシン、ギレリス、ソフロニツキ、ホロヴィッツ。それから、心につきささるヴィルサラーゼの演奏や、バッハで有名なニコラーエワも好きです。どうしてもロシアの演奏家が多くなりますね。他の国のピアニストだと、ルービンシュタイン、ギーゼキングのラヴェルやドビュシーも好きです。とにかくたくさんいます。

Q2.ヤマハピアノに対するイメージと印象

「日本」というイメージです。モスクワでヤマハのピアノがあると、そこに小さな日本があるという感じがします。

Q3.あなたにとってピアノとは?

すべてです。日常生活の中で、何をしていてもそれが演奏につながっていきます。ピアノがない人生は想像できません。ピアノをやっていてよかったなと思います。

Q4.印象に残っているホールやライブハウスは?

モスクワ音楽院の大ホールです。ステージに立つと客席をとても近く感じるのですが、自分が客席に座ってみると、とても大きなホールでステージを遠く感じるから不思議です。初めてステージに立ったときは、驚きました。

Q5.ピアノを学ぶ(楽しむ)方へメッセージ

演奏を楽しんでほしいと思います。難しく考えるのではなく、とにかく楽しんで、気持ちよくピアノを弾いてください。