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- pianist
塩入 俊哉 - 桐朋高校(男子部)在学中、クラシックピアニストとしてデビューを飾る。
19歳、キーボーディストへ転向。フュージョン系バンド、カーティス・クリーク・バンドに加入。8枚のアルバムを発表する。国立音楽大学大学院音楽研究科にてクラシック音楽の研鑽を積み、修了後も音楽というフィールドで精力的な活動を続ける。演奏・作・編曲活動に於いて、アカデミックな理論に根差しながらも柔軟な音楽性がジャンルの融合を生み、繊細な感性とダイナミックで大きなスケールをもって紡ぎだされる音輪と多彩な楽曲は従来にはなく、時代が求めていた、先駆ける音楽の世界を創作し共感を呼び、多くのアーティストと共演している。1997年ソロアルバム【君のいた夏】2000年【CENEZOIC】を発表。及び2000年には作曲作品【動物たちのおしゃべり】が公演で文化庁芸術祭新人賞を受賞するなど高い評価を得ている。
ピアニスト・キーボーディスト演奏での卓越したテクニックと、作・編曲家、更にはアルバム、サウンドプロデューサーとして近年には【メランコリア】【Romantic Stories on cello】他発表。コンサートディレクターの領域でも常にクオリティの高い音楽を創作し、着実にキャリアを築きつつ活躍し続ける音楽家。
1960年6月22日生 東京都八王子市出身
「塩入 俊哉」オフィシャルウェブサイト
※上記は2009年4月13日に掲載した情報です。
Q1.最近のマイ・ブームは?
(きっぱりと) ありません!
Q2.無人島に持っていきたい1枚のCDと1冊の本は?
持って行きたいCD?すみません、これも無いです。人に影響を与えたいくせに、人に影響されるのが嫌いなんです(笑)それというのも、実は影響されやすいもんで(笑) 幼いころに聴いたサンソン・フランソワとかアルゲリッチは今でも好きだけど。だけど、他の人には無人島に行くとき、僕のアルバムを持参して欲しい。相当勝手でしょ?本は「地図」かな。1/25000の日本地図とか。。。ちょっと古いのと最新のやつがあれば゛尚更OK。丘が住宅地になったり、工場が無くなって公園になってたり、新しく道路ができたり鉄道が無くなったり、街が出来たり村が無くなったり、過去と今の繋がりに色々な人の想いが見える。想像は限りなく広がって行く。「過去の想いの集積が今に全て繋がっている」という僕の音楽のテーマがそこにはいっぱい詰まっている訳。曲いっぱい出来そうでしょ。
Q3.地球最後の日、何をして過ごしますか?
一番好きな人とずっと一緒にいたい。
Q4.もし音楽家になっていなかったら?
ツアー・コーディネーター。
「きっとここに行ったら幸せになれるよ」みたいな旅をたくさん作って提案するだろうな。それって今やってる音楽のプロデュースと同じなんだろうね。2時間のコンサートの中でちょっとセンチメンタルになったり、考えを巡らせてもらったり、最後は盛り上げて、そして最後は印象的に幸せな気分に。。。帰るときに「あぁ、いいもの聴いたな」みたいな、、ね。
Q5.お気に入りのライブ・ハウス、コンサート・ホールは?
札幌のKitaraホールが一番好きですね。広がり感が素敵で。舞台から見ると客席が連なる丘の様に見えるんです。でもコンサートが始まってしまうと、どこでも一緒かなぁ。集中しているから。
もちろんスイート・ベイジルはやっぱり特別に好きです。また行ってみたいな。