DM7 Firmware V1.51 (旧バージョン)
DM7ファームウェア公開一時停止のお知らせ
DM7ファームウェアV1.5へのアップデートに失敗したという問題が報告されており、その原因調査および対策が完了するまで、ファームウェアの公開を中止しております。 アップデートが完了していない状態で電源を切ると、修理が必要となる場合がありますのでご注意ください。すでにアップデートが完了している場合は、ダウングレードしないようにお願いいたします。 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
重要なお知らせ
このリリースノートはDM7シリーズをアップデートする場合に使用します。下記をご一読いただきアップデートを行なってください。
アップデートについての注意点
- "dm7_firm151.zip"を使用してアップデートしてください。
- 「DM7_firmware_V1.51.bin」ファイルをUSBメモリーのルートディレクトリーにコピーして、アップデートガイドに従って作業を行なってください。Danteファームウェアのアップデートも必要です。DanteファームウェアもUSBメモリーでアップデートできます。この方法では、「DM7_firmware_V1.51.bin」ファイルと併せて一度にアップデートできます。
- Danteファームウェアをアップデートする際に「Dante Update Error. Dante Primary Port has no network link.」というメッセージが出る場合は、Dante Primaryポートに他のネットワーク機器を接続、リンクアップした後に、アップデートガイドに従って作業を行なってください。
- *注意*
ファイルをコピーする前に、USB メモリーのルートディレクトリーに拡張子.bin のファイルがすでにある場合はすべて削除してください。
Dante Domain Manager (DDM) をお使いのお客様へ
- DDMを使用される際はこちらの内容をご確認ください。
*注意*
DM7はDDM(Dante Domain Manager)に参加している間、他のDante機器のリモートコントロールが機能しません。
DM7シリーズ Firmware/Editor 互換表
DM7 Editorを使用する際は、必ず下表に基づいてファームウェアと互換性のあるバージョンのEditorをお使いください。互換性の無いバージョンを組み合わせて使用した場合には、予期せぬ振る舞いを引き起こす可能性があります。主なアップデート内容
V1.51の改善点
- 電源投入時、アップデートプログラムのバージョンに加えファームウェアバージョンも7インチのタッチスクリーンに表示されるようにしました。
- LOG機能を拡充しました。
V1.51で修正された不具合
- 画面下部のエンコーダーがチャンネルエンコーダーとして機能しているときに、DCA Roll-out機能をオン/オフすると、エンコーダーにアサインされているパラメーターが意図せずノミナル値に変更されてしまう不具合を修正しました。
- ユニットモード変更時にネットワーク設定など共通のパラメーターまで初期化されてしまう不具合を修正しました。
- ワイヤレス機器に関するモニター情報がまれに誤って表示される不具合を修正しました。
- Bay L / Bay Cの タッチスクリーンがごくまれにブラックアウトする不具合を修正しました。
- USER DEFINED KEYSディスプレイの表示更新がまれに止まる問題を修正しました。
- タッチスクリーン横のボタンが操作にまれに反応しなくなる問題を修正しました。
- ファームウェアアップデートがまれに途中で止まってしまう問題を修正しました。
- ファームウェアアップデートが途中で止まると、次回のファームウェアアップデート時に不正確な進捗情報が表示されたり、ファームウェアアップデートが終了しなかったりする問題を修正しました。
V1.50の新機能
- Broadcast Packageに対応しました。機能詳細はDM7シリーズリファレンスマニュアルをご参照ください。
- Theatre Packageに対応しました。機能詳細はDM7シリーズリファレンスマニュアルをご参照ください。
- DM7 Controlとの接続に対応しました。機能詳細はDM7シリーズリファレンスマニュアルをご参照ください。
- 一時リンク機能を追加しました。
- Scene List画面(Fade Time)にIndividualモードを追加しました。
- Splitモード時、シーンメモリーによるフェーダーバンクのリコールに対応しました。
- Port to Portのパッチ、Port to PortのHAゲインのリコールセーフを追加しました。
- MONITOR SOURCE DEFINE画面で、モニターソースごとに名前を入力できるようになりました。
- MONITOR AにSpeaker Select機能を追加しました。
- I/O DEVICE画面にアウトプットディレイ/ゲインを追加しました。OMNI OUT、AES/EBU OUT、Dante OUT、PY OUTのポートに最大20までアサインできます。
- DEVICE SELECT画面のSupported DeviceにDME7、Tio1608-D2を追加しました。
- DCA GROUP ASSIGN画面にDCA Mute Targetを追加しました。
- DAW REMOTE画面(Steinbergモード)で、フェーダー値の表示に対応しました。
- USBストレージデバイスのファイルシステムとしてexFATをサポートしました。
V1.50の改善点
- EQ, DYNのタッチ操作、画面切り替えのパフォーマンスを改善しました。
- SENDS ON FADER画面で、MIXやMATRIXがステレオの場合の表示を改善しました。
- DYN TYPEの選択肢の順序をRIVAGE PM V6に合わせました。
既知の不具合
- SETUPメニュー内のTIME画面において、地域・日付・時刻を変更した後に、外部接続したDante機器の発見、マウント、およびパラメーター同期、Danteパッチの変更が正しく行えないことがあります。本症状発生時はDM7本体の電源再起動を行ってください。これは将来リリースのファームウェアで修正される予定です。
- リダンダント接続のときに主回線 (PRIMARY) のケーブルを抜くと、DANTE I/O DEVICEのHAがコントロールできなくなります。音声は副回線 (SECONDARY) により継続されます。これは将来リリースのファームウェアで修正される予定です。
- リダンダント接続で DANTE I/O DEVICEが接続されていないとき "Warning:Error occurred at Secondary Port" という LOGが継続して表示され続けます。これは将来リリースのファームウェアで修正される予定です。
- トップパネル上部にあるLEDライティングバーの色味が DM7/DM7 Compactと CTL-DM7とで反転している不具合が見付かりました。これは将来リリースのファームウェアで修正される予定です。
使用上のご注意
- MAINTENANCE画面でInitialize Allを実行すると、Danteがデイジーチェインモードになります。リダンダント接続環境ではDanteネットワークケーブルを取り外した後にDanteの設定を再度実施してください。
お知らせ
- Dante Controllerでレイテンシーを設定する場合は、送信機器と受信機器で大きい(遅い)方の設定が有効になります。