SMPTE ST 2110-30に対応。CL/QLシリーズを含むDante対応機器の新ファームウェアをリリース。
今回のアップデートにより、デジタルミキサーCL/QLシリーズやI/OラックRio-D2シリーズをはじめ、多くのDante対応機器が放送メディアのIP伝送規格である「SMPTE ST 2110-30」に対応しました。
CL/QLシリーズは、すでに世界中の放送局や中継車などで使用されており、今回SMPTE ST 2110-30に対応することで放送局のIP化を促進し、放送機器との相互接続を前提としたシステムを構築することができるようになります。
ヤマハは今後もお客様の声に耳を傾け、より便利で素早いミキシングを可能にするために必要なものを提供し続けていきたいと考えています。
【ヤマハ株式会社 音響事業本部プロオーディオ事業部 グループマネージャー 田中需のコメント】
デジタルミキサーにとって、他の機器やネットワークとの接続は非常に重要です。今回SMPTE ST 2110-30に対応したことで、CL/QLシリーズをすでに導入しているシステムのIP化に貢献できるだけでなく、今後導入するシステムの選択肢としても魅力的な要素になると確信しています。