【イマーシブソリューション「AFC」使用事例レポート】兵庫県立芸術文化センター主催 第19回 舞台技術セミナー 「シアターイマーシブの標準化を目指して」リポート&ミニインタビュー / 兵庫
Japan/Hyogo Aug.2024
2024年8月30日、兵庫県立芸術文化センター主催による第19回 舞台技術セミナー「シアターイマーシブの標準化を目指して」が開催されました。このセミナーは、舞台技術に関する知識や技術を共有するため、同劇場で毎年開催されているイベントです。
今回のテーマである「イマーシブオーディオ」の体験と技術紹介に、ヤマハの立体音響技術「AFC」が使用されました。そのセミナーの様子と登壇者へのミニインタビューをお届けします。
第19回 舞台技術セミナー 「シアターイマーシブの標準化を目指して」2024年8月30日(金) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
Webサイト:https://www1.gcenter-hyogo.jp/news/2024/08/0801_butaigijyutu19.html
舞台技術セミナー 「シアターイマーシブの標準化を目指して」リポート
オープニングでは主催者である兵庫県立芸術文化センター 舞台技術部 金子氏が登壇し、「海外ではすでに先行しているイマーシブオーディオを、日本でも劇場で実際に体験できる場を提供したかった」と、開催趣旨を説明しました。
続いて、金子氏より、2024年7月に兵庫県立芸術文化センターで上演された佐渡裕芸術監督プロデュースのオペラ「蝶々夫人」におけるシアターイマーシブの使用例についての解説がありました。こちらの公演でもヤマハの立体音響技術「AFC」が使用されています。詳細なレポートについては以下のリンクをご確認ください。
佐渡裕芸術監督プロデュース オペラ「蝶々夫人」
公式Webサイト:https://www.gcenter-hyogo.jp/butterfly/
【PROSOUND WEB】LIVEレポート オペラ「蝶々夫人」ヤマハ「AFC Enhance」「AFC Image(+3Dリバーブ)」
Webサイト:https://online.stereosound.co.jp/ps/17713738
さらに、本セミナーではシアターイマーシブの効果を次のようにさまざまな方法で検証しました。
まず、オペラ「蝶々夫人」の音環境を再現するため、上演時の楽器配列に基づいてオーケストラピットにスピーカーを設置し、オーケストラの録音演奏を再生。この再生音を用いて、音像制御システム「AFC Image」の音像定位の効果や、「AFC Image」の3Dリバーブによる立体的かつ自然な残響効果の確認を行いました。
加えて、オペラ「蝶々夫人」には、舞台袖の奥からコーラスが歌う場面(影コーラス)と、演者が衝立の中で歌うという音響的に特徴的な場面があり、本セミナーではその2つの場面の再現を行いました。
1つ目は舞台上手袖奥のスピーカーからコーラスを再生し、歌声が客席で自然な定位が得られるよう「AFC Image」で調整を行い、さらに音場支援システム「AFC Enhance」を併用することで響きを助長し、自然で美しいコーラスが客席に届けられました。
2つ目は衝立の中にいながら歌声を自然に拡声する実演と試聴が行われました。ノーマイク、通常のPA拡声、そして「AFC Image」を使用した音像定位の3つの方法で比較を行い、「AFC Image」では自然かつ明瞭に歌が聞き取れる効果を実証しました。
引き続き行われたのは「AFC Image」の技術解説です。弦楽四重奏の音源を、実際の弦楽器の配置に模して舞台上に設置したスピーカーから再生し、スピーカーからの生音のみ、通常のPA拡声、「AFC Image」による音像定位、それぞれの試聴を行いました。さらに舞台上に仮想的な音響反射板を作り出した状態も再現されました。参加者は実際に舞台に上がり、演奏者の立ち位置で試聴を行うことで、イマーシブオーディオの効果を直に体験しました。
その後、イマーシブオーディオに携わるパネリストによる発表と実演が行われました。
まず、ミュージカルの音響に携わる合同会社アーツの横田和也氏から、これまで手掛けたミュージカルにおけるイマーシブオーディオの具体的な実例や得られた効果、そして課題点について発表がありました。
続いて、演劇の音響も担当し、京都芸術大学で音響専門家の育成にも携わる大久保歩氏からは、これまでに手掛けた演劇で実際に使用したイマーシブオーディオの事例や、今後の課題についての発表がありました。また、京都芸術大学での学生たちとのシアターイマーシブに関する取り組みについても紹介されました。
セミナーの最後には、仮設のライブステージやライブハウスに常設されているイマーシブオーディオの活用例について、有限会社ティースペックの橋本敏邦氏とライブハウス福山Cableの出原亮氏が登壇し、実際の活用事例やバンドPAにおけるイマーシブオーディオの効果を、実演を交えて発表しました。
ステージ上にギターアンプを設置し、イマーシブオーディオと通常のL/R PAシステムを比較試聴。その結果、イマーシブオーディオではギターアンプから音が出ているかのように、音像が明確に定位する効果が確認されました。
デモ終了後は休憩を挟み、音響システム設計コンサルタントの三村美照氏を司会に迎え、ブレインストーミングが行われました。
ブレインストーミングでは、これまで登壇したパネリストを含めたセミナー参加者全員が舞台に上がり車座になって、シアターイマーシブの現状やホール・劇場・PAカンパニー・メーカーが抱える課題、さらには今後のシアターイマーシブの展望について多様な意見が飛び交い、有意義な討議が行われました。
【セミナーパネリスト ミニインタビュー】
実際にオペラで使用した「AFC」の音を劇場で体験してもらいたかった
金子 彰宏 氏(兵庫県立芸術文化センター 舞台技術部)
兵庫県立芸術文化センターでは、年に1回、舞台技術セミナーを開催しています。2024年はその19回目として、「シアターイマーシブの標準化を目指して」をテーマに実施しました。今回「シアターイマーシブ」を取り上げた背景には、日本の舞台音響におけるイマーシブオーディオの導入や普及が海外に比べて10年、あるいは20年遅れていると言われている現状があります。この状況を変えるために、まず公共劇場がイマーシブオーディオを積極的に取り入れていくことが重要であると考え、その周知啓蒙を目的としました。
公共劇場へのイマーシブオーディオ導入には、単に技術的な課題だけではなく、国内においてその効果やメリットが十分に認知されていないという問題があります。そこで、今回アドバイザーとして参加いただいた音響コンサルタントの三村さんの提案を受け、セミナーとブレインストーミングの2部構成のプログラムとしました。
今回の発表では、当館が2024年の夏に上演したオペラ「蝶々夫人」において、ヤマハさんの協力を得て「AFC Image」と「AFC Enhance」を使用した実例をご紹介しました。このオペラ「蝶々夫人」では、オーケストラピットに入ったオーケストラの音に対して「AFC」による電気的な反響音を付加したのですが、これが専門家や関係者の方に好評でした。
また私自身も「AFC Image」と「AFC Enhance」による立体音響が、従来のステレオPAでは実現が難しい音像の定位感や自然な広がりを可能にしたと感じたので、今回はその成果をみなさんに実際の劇場空間で体験してもらいたいと考えました。特に、オペラ「蝶々夫人」で使った「AFC Image」と「AFC Enhance」のセッティングをそのまま再現し、実際に聴いていただけたことで、非常に説得力のある内容となったのではないか、と思っています。
イマーシブオーディオは演劇やミュージカルの音響の延長線上にある
横田 和也 氏(合同会社アーツ 音響エンジニア)
私はこれまで、演劇やミュージカルの分野で、音像を劇場内の任意の場所に定位させる音響表現を手掛けてきました。その経験を踏まえ、今回のセミナーでは、現在のイマーシブオーディオが現場でどの程度実用的に活用できるか、いくつかの実例を元にご紹介しました。
演劇やミュージカルにおける音響表現の手法として、これまではチャンネルベースのアプローチが用いられていましたが、現在話題となっているオブジェクトベースのイマーシブオーディオは、その延長線上に位置しているため、演劇やミュージカルの世界において、導入への抵抗感はあまりないと感じます。オブジェクトベースのイマーシブオーディオを演劇の世界に当てはめて表現するなら、「目指す音響効果は従来と同じでありながら、その実現手段がより正確かつ効率的になった」と言えるでしょう。
従来のチャンネルベースによる音像定位では、多数のスピーカーに対してボリュームやディレイ、PANなどのパラメーターを細かく計算し、人の手で機器に設定していました。一方、オブジェクトベースではオブジェクト座標情報などを基に、プロセッサーが瞬時かつ正確に自動計算して設定してくれます。ですから公演までの限られた時間をより芸術的なことに使えるようになりました。
今回の発表では、成功例だけでなく、スピーカー配置が理想的でない場合にどうなるかといった失敗例もあえて多く共有しました。というのも、そうした失敗から得られる知見こそが、次の成功につながる鍵になると考えているからです。「イマーシブオーディオ」は今後、演劇やミュージカルの現場で広がっていくでしょう。その中で特に重要なのが「違和感のコントロール」です。聴覚的な違和感を排除した自然な音を目指す方向性はもちろん、あえて違和感を強調することで、従来にはない新しい音響表現も可能になってくると思います。
イマーシブオーディオの体験には「もうLRには戻れない」と感じるほどのインパクトがある
大久保 歩 氏(京都芸術大学)
私は「チェルフィッチュ」という劇団で音響や舞台監督を担当していました。当時は、役者が移動しながらセリフを話すシーンなどで、マイクと複数のスピーカーを使って音像の移動感を作り出す試みをしていました。しかし、その頃は現在のようなイマーシブオーディオ技術がまだ登場しておらず、スピーカーごとにディレイを手計算して調整するなど、非常に手間のかかる大変な作業で実現していました。それでも従来のLR音響に比べれば「少しマシ」程度のものでしたね。現在では、オブジェクトベースのイマーシブオーディオ技術や高性能なプロセッサーが登場し、新たな音像定位のアプローチを学ぶ中で、「これこそが舞台音響の次なるステップだ」という確信を得ました。
本日のセミナーでは、多くの方が大きな劇場を使ったシアターイマーシブを実際に体験されました。この「体験すること」こそが貴重な経験でありとても重要です。一度でもイマーシブオーディオを体験すると「もう今までのLR方式のPAには戻れない」と感じるほど大きなインパクトがあります。こうした「イマーシブ体験」をより多くの人に提供することが、今後のシアターイマーシブやイマーシブオーディオの普及への大きな一歩となるでしょう。シアターイマーシブの普及を加速させるためには、まず各都道府県の主要な劇場にイマーシブオーディオがインフラとして標準化されることが重要です。
本日のセミナーには、全国各地から劇場関係者が集まっており、今日の議論や体験がきっかけとなり、数年後の劇場改修でシアターイマーシブの導入が検討されるかもしれません。それこそが、イマーシブオーディオが広く普及する未来へと繋がっていくと考えています。
イマーシブオーディオは音響業界の地位を向上させるキーとなる技術
橋本 敏邦 氏(有限会社ティースペック 音響エンジニア)
今回のセミナーで私と出原さんはロックやポップスにおけるイマーシブオーディオのPAについて発表と実演をしました。イマーシブオーディオは劇場以外の現場でも広がりを見せていますし、私たちもコンサートやイベントでイマーシブオーディオを導入する試みを続けています。その経験を今回のセミナーで紹介しつつ、さらにステージ上にギターアンプとボーカルマイクを置いてイマーシブオーディオの効果を通常PAと比較しつつ参加者に体験してもらいました。
私が考えるイマーシブオーディオの魅力の第一は「自然な定位」です。観客の皆さんが耳で認識する音の方向と目で認識する音源の位置が一致することで、これまでの音響で生じていた違和感を解消できる点です。以前なら舞台のセンターにいる演者の音がステージ脇のスピーカーから聴こえてきましたが、イマーシブオーディオなら演者が実際にいるセンターから聴こえるようになります。
第二の魅力は「ミキシングの変革」です。イマーシブオーディオは従来のPAミキシングの枠組みを根本から変えます。ステレオを基本とする従来のPAミキシングでは音量や定位に制限があり、聴かせたい音が他の音に埋もれてしまうことがあります。例えば、ボーカルを際立たせるためには他の楽器の音質を調整する必要がありましたが、イマーシブオーディオでは、音が独立して各々の方向から聴こえてくるため、ボーカルの声も他の楽器の音に埋もれることなくそのまま使えます。ですから余計な処理をせずに、自然でいい音でミックスできます。
そして第三の魅力は「音響の価値の向上」です。照明の分野では、近年ムービングライトの登場により、ライティングオペレーターの地位や評価が高まり、同時に照明の予算も増えました。これと同じようにイマーシブオーディオは今後の音響業界の地位を向上させるためのキーとなる技術になるのではないでしょうか。それを実現するためにも、私たちはイマーシブオーディオに対して中途半端に取り組むのではなく、本当に質の高いイマーシブ体験を多くの方に提供し、その価値を広く認めてもらうことが重要だと思います。そのために私と出原さんは、いくつかあるイマーシブオーディオの方法からライブエンタテインメントに適したイマーシブオーディオの方法を「ライブイマーシブ」と呼んでいます。ライブイマーシブ/イマーシブオーディオは未来の音響の形を作ると信じており、その普及に向けて努力を続けていきたいと思っています。
イマーシブオーディオを常設したライブハウス福山Cableでは「これまでと音が全然違う」といった反響をいただいています
出原 亮 氏(ライブハウス「福山Cable」)
私は福山でイマーシブオーディオを導入した「福山Cable」という150人~200人キャパのライブハウスを経営し、仮設PA業務もあわせて行っております。今回の発表では、ティースペック橋本さんと共にポップスやロックにおけるイマーシブオーディオの実践、そしてライブハウスでの活用例、そしてお客様からいただいた反響についてお話ししました。
イマーシブオーディオを福山のライブハウスに導入することになったきっかけは橋本さんの提案でした。最初は面倒だと思い、断っていたのですが(笑)、あまりに熱心な提案を何度もされるうちに「一度試してみよう」と試したところ、すぐに「これしかない!」と確信しました。それ以来、「福山Cable」ではイマーシブオーディオを常設し、全公演をライブイマーシブで行い、日々その活用方法を模索しています。
ライブハウスにおけるイマーシブオーディオの利点のひとつは定位感が優れていることです。実音源の位置と聴こえる方向を一致させると、ライブハウス特有の「うるさい、聞こえづらい」という印象がなくなり、驚くほどクリアな音場が実現できます。また反射音や回り込みが現実の音響と親和性をもつので、ステージモニターの聴こえ方が改善されて演奏者にとっても演奏しやすい環境になります。ライブハウスでイマーシブオーディオを用いる強みとしては、システムを常設できる点が挙げられます。仮設でイマーシブオーディオシステムを設置するとなるとそのたびに時間やコストがかかりますが、常設であれば、すぐにイマーシブオーディオでのライブを行うことができます。
実際に「福山Cable」を訪れたお客様からは、「これまでと音が全然違う」「驚くほどクリアな音」といった反響を多くいただいています。
私と橋本さんは、イマーシブオーディオの中でもライブエンタメにフォーカスした方法を「ライブイマーシブ」と呼んでいます。
今後もライブハウスをはじめ、さまざまな仮設PAでのライブイマーシブの浸透をさらに深めてきたいと思います。
今後のホールは、イマーシブオーディオに対応できるインフラ整備が重要になる
三村 美照 氏(株式会社M&Hラボラトリー 音響コンサルタント)
私は第二部のブレインストーミングの司会を担当しました。そこではイマーシブオーディオやシアターイマーシブのメリット、そして現状に対しどのようにしてイマーシブオーディオを適合させていくか、さらには今後乗り越えなくてはいけない課題点について、多くの劇場関係者、音響専門家、音響機器メーカーの方々を交えて活発な意見交換が行われました。そして、参加者全員がその議論を共有できたことで、非常に有意義な場になったと思います。
私個人としてもイマーシブオーディオやシアターイマーシブには大きな可能性を感じています。初期のイマーシブオーディオの実例では、「音がぐるぐる回る」といった派手な効果が注目されていましたが、現在ではより成熟したものとなり、音楽や芸術の本質に迫る表現が可能な技術として確立しつつあります。たとえば、弱音楽器や人の声を「PAされている」と感じさせることなく、自然に拡声することができるようになりました。本日の金子さんによるオペラ「蝶々夫人」を題材にしたデモと試聴は、その効果を見事に実証しています。また、今までよりも自然な定位で音を体験できる座席が増えますので、「音のS席が一気に増える」というイメージです。
一方で、イマーシブオーディオの導入にはいくつか課題もあります。特にコストの増加は大きな懸念材料です。また、自主公演を中心に行う劇場と貸館を主とするホールでは、事情や条件が異なるように思います。運営スタッフが常駐する劇場では設備を整えやすいのですが、多目的ホールやレンタル利用が多い施設では、イマーシブオーディオシステムを導入する際にハードルが高くなる可能性があります。
今後、ホールの改修を計画する際には、少なくともスピーカーシステム等のイマーシブオーディオを仮設で実現できるようなインフラの常設整備が重要だと感じています。たとえフルセットの常設設備導入が難しくても、例えばプロセニアムアーチ前の天井に吊り点を設けて仮設でトラスが組めるようにしておいたり、常設のウォールやシーリングスピーカーの系統をすべて個別に制御できるようにしておくだけで、仮設でのイマーシブオーディオシステムの設置がスムーズに行えるようになりますから、ずいぶん状況が変わります。こうした柔軟な設計が進むことで、今後のイマーシブオーディオの普及がさらに加速すると考えています。そして私自身も、イマーシブオーディオが今後の音響業界の地位を高める鍵となる技術へと発展していってほしいと思っています。
兵庫県立芸術文化センター
https://www1.gcenter-hyogo.jp/
ヤマハ音場支援システム「AFC Enhance」、音像制御システム「AFC Image」について
「AFC Enhance」とは
「AFC Enhance」は、空間の固有の音響特性を活かし、音の響きを豊かにすることで、コンサート、講演会、演劇など多様なシーンで最適な音響空間を提供する音場支援システムです。
主な特長
- 自然な音の残響感や音量感の調整により、用途に応じた細やかな音響環境の制御が可能
- 空間固有の音響特性を生かした音場作りにより、リアルで満足度の高い聴取体験を実現
- 高度な信号処理技術により、多様な音響調整が可能で、さまざまな空間での使用に対応・規模に応じたモデル選択で、小規模から大規模な空間まで幅広くカバー
詳しくは「AFC Enhance」製品ページをご覧ください。
「AFC Image」とは
「AFC Image」は、音像を3次元的にかつ自在に定位・移動させることで、演劇、オペラ、コンサート、インスタレーションなど多彩なシーンでイマーシブな音響演出を可能にするオブジェクトベースの音像制御システムです。
主な特長
- 洗練されたGUI上でのオブジェクト操作や音像サイズ調整により、緻密かつ迅速な音像コントロールが可能
- 特定のスピーカーセットにのみオブジェクト再生を割り当てできるスピーカーゾーニング機能を搭載
- 3Dリバーブシステムを搭載し、それぞれのリスニングエリアにて臨場感ある残響と音場を実現
- DAWやコンソールのパンニング操作を実空間の形状に最適化するレンダリングエリアコンバージョン機能を搭載
詳しくは「AFC Image」製品ページをご覧ください。