【導入事例】学校法人三重高等学校 ダンス部(SERIOUS FLAVOR) 様 / 三重

迫力のサウンドに“包み込まれる”感覚が
生徒の心を揺さぶり、自発性を引き出す
- ◎重低音と明瞭な高音の両立で、パフォーマンスが進化
- ◎複数チームが同時練習できる音響環境で、練習効率が向上
- ◎可搬性に優れ、練習時やイベント時の設置・撤収が容易
ヤマハ製品導入の背景、検討の背景
重低音の迫力に加え、歌詞の聞き取りやすさが必須
音楽の歌詞をダンサーのセリフとして解釈し、振り付けに落とし込む「歌はめダンス」は、SERIOUS FLAVOR(以下、シリフレ)の得意演目の一つです。ダンス音楽の要である迫力ある重低音はもちろんのこと、その音圧に埋もれることなくボーカルを明瞭に拡声できるダイナミックレンジの広さは、妥協できないポイントでした。
複数チームが、限られたスペースで練習を並行
シリフレは、コンテストや大会への挑戦、学校行事や自主公演での発表、地域イベントへの参加、企業とのコラボやアーティストのバックダンサー等、幅広く活動しており、常時5つ以上のプロジェクトを同時進行しています。限られたスペースで、各プロジェクトのチームが異なる音楽を使ってスムーズに練習を並行できる環境が求められていました。
スピーカーを持ち運ぶ機会が頻繁
シリフレの練習フロアは、校舎間の渡り廊下を兼ねた横に長い中庭です。部室は中階段を上がった場所にあり、スピーカーを持って階段を昇り降りする必要があります。また、地域イベントは商業施設の駐車場等、スピーカー設備がない場所で開催されることもあり、その際は自前のスピーカーを持って行きます。以上のことから、持ち運びしやすく、かつハイパワーを兼ね備えたスピーカーが必要でした。
ヤマハ製品をお選びいただいた理由、選定ポイント
重低音や人垣を超えて、歌詞が明瞭に聞こえる
「STAGEPAS 1K mkII」は、クラス最大級の12インチサブウーファーによる迫力ある低音に加え、1.5インチの小口径ユニットを10基搭載したラインアレイスピーカーが中~高音域をハイパワーで出力。シリフレのメンバーがパフォーマンスの指針として大切にする歌詞も、重低音に埋もれることなく、またメンバーのステップ音等にかき消されることなく、明瞭に届けます。
複数チームが同時に練習しても、音が干渉し合わない
「STAGEPAS」シリーズは遠達性に優れており、スピーカーから離れたメンバーにも十分な音量を届けることができます。そのため、必要以上に音量を上げる必要がなく、複数のチームが「STAGEPAS 1K mkII / 200BTR / 100BTR」をそれぞれ使用して同じフロアで練習しても、お互いの音が干渉することなくスムーズに練習を進めることができます。


可搬性と大出力を両立し、100名規模のパフォーマンスにも対応
「STAGEPAS 1K mkII」には、専用のキャリングケースとキャスター付き台車が用意され、取っ手を持ったり、転がしたりしながら運べるため、練習時や地域イベント時の設置・撤収も容易です。可搬性と1100Wの大出力を兼ね備え、例えば、商業施設の大型駐車場で披露した約100名のメンバーによるパフォーマンスも大迫力のサウンドでサポート。その成功に貢献しました。


導入後の効果・成果
大きな音で「ふわっ」と包み込まれる感覚。ダンスがますます楽しく
「STAGEPAS 1K mkII」は、近くでも遠くでも音量や音質がほぼ均一です。以前使っていたスピーカーの音が、機械的に音圧を上げた「ボンッ!」という感じだったとしたら、「STAGEPAS 1K mkII」の音には「ふわっ」と包み込む感じがあります。それまで聞こえなかった音も聞こえるようになり、しかも音量を大きくしても音質が自然だから、すごく楽しく踊れるようになりました。(シリフレ部員談)
重低音をさらに自分好みに! 音質調整でテンションアップ!
私はブレイキンをメインに活動していますが、やはり重低音が好きです。「STAGEPAS 1K mkII」が導入されて、そのお腹に響く重低音にテンションが上がっています。音質調整もしやすく、重低音をさらに強めにできるのも嬉しいです。しかも高音も明瞭で伸びがよく、きれいな音でしっかりと出ます。それぞれの音域の音をパフォーマンスに効果的に活かせて最高です。(シリフレ部員談)

前のめりで準備をする生徒達。よい音が自発性を育む
練習の準備を積極的に手伝うタイプではなかった一部の生徒達が、「STAGEPAS」シリーズ導入後は、自ら進んでスピーカーを準備し、踊りまくっています。練習が始まるまでのわずかな時間でも、お気に入りの音楽をよい音で再生して踊りたいのでしょう。「STAGEPAS」シリーズを設置する彼らの姿を見るたび、自発性が育ってきていることを感じ、嬉しくなります。(シリフレ顧問 神田橋先生談)



学校法人三重高等学校 ダンス部(SERIOUS FLAVOR)について
「SERIOUS FLAVOR」は、三重高等学校の校訓「真剣味」から名付けられました。部員数は約150名で、主なジャンルはLOCKダンスとブレイキン。「チームワークで全国大会へ!」を目標に、生徒自身が考え、行動するスタイルで活動し、何事にも楽しく、「真剣」に挑戦する姿勢を育んでいます。その結果、入部者の約6割がダンス初心者ながら、各種大会で入賞を重ねる等、卓越した実績を築き続け、その活動は多方面から注目されることに。「人前で踊る経験は、ダンサーとしての成長はもちろん、大人になるための社会勉強としても貴重な機会になる」という考えのもと、地域イベントや企業とのコラボ、テレビ番組への出演、アーティストのバックダンサー等、様々なプロジェクトに積極的に挑戦しています。
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