木材乾燥～保管
木造保管庫
乾燥工程はヤマハギター作りの非常に重要なポイントです。
単に含水率を下げるだけではなく、狙った含水率で安定させることができるのがヤマハの強みです。
木材は含水率の変化によって収縮し寸法が変わりますが、各材を同じ含水率で組み上げることで安定した形を作ることができます。
材選定・乾燥
世界各地からギター製造に最適な素材を集めています。天然乾燥を3カ月から1年程行い、含水率を20%程度に低下させます。
その後、蒸気を使った人工乾燥炉で温度・湿度を材質形状に合わせてコントロールしながら含水率を5%まで減少させます。
最後に、人工乾燥を終えた材は温湿度一定の部屋でシーズニングし、含水率を9%前後で落ち着かせます。
ギターの音色と耐久性を実現する為に、乾燥工程は非常に重要な工程です。
