ポジターノ [ ホテル「レ・アガヴィ」]

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ホテル「レ・アガヴィ」

ナポリから数キロ離れたこのホテルは、同ホテルのマーケティング/技術マネジャーであるドクター・マリオ・イッポリトの祖父アルド・カピロンゴ弁護士が創設しました。マリオ氏によれば、「祖父はこの地を見つけた途端すっかりほれ込みました。当時は一軒の農家しかありませんでしたが、日常のストレスから逃れて息抜きをしたい人たちの場所になるだろうという先見の明が彼にはあったのです。」 アルド氏の予感は的中し、アマルフィ海岸はイタリア随一の高級リゾート地となりました。

アルド氏は敷地を覆っていたオリーブの木とアガヴェの生態系を保護しながら、ヴィラ16軒とホテルの建設を監督。これにちなんでアルド氏の妻マリアさんは、ホテルを「レ・アガヴィ」と呼びましょう、と提案したのです。「『わしが初めてここに来た時82本のオリーブの木があったが今は何本ある。しっかり82本生えているぞ。』と自慢げに私に言ったものです。」とマリオ氏は笑みを浮かべます。

レ・アガヴィが「尋常でない」のは崖の急斜面に建てられており、宿泊客は別の階へ自家用ケーブルで楽々と移動できる点です。ホテル受付階は海抜200メートル。レストラン、スイート、客室、プール、その他の施設は崖づたいに段々と降りていき、海辺にはプライベートのビーチとレメセビーチハウス、日光浴のできる大きなソラリウムがあります。

全室オーシャンビューかつ広いテラスがあるのはアマルフィ海岸沿いでもここだけです。レストラン「ラ・セーラ」からの眺めも絶景。2018年のミシュラン星に輝いたシェフ、ルイッジ・トラモンターノが優美な一流料理に腕を振るう一方、メートル兼マスターソムリエである妻のニコレッタ・ガルジウーロさんは食事客の様々なニーズに対応し、品揃え豊富なホテルのワインセラーを取り仕切ります。

ホテルには専用の桟橋もあり、宿泊客は人目にふれずに水上タクシーで到着できます。「水上経由で来られるお客様が多いですね。バカンスの素敵なスタートになりますし、逆にこの桟橋から近辺の観光に出ることもできます。」

カピロンゴ夫妻の当初の目標は、宿泊客が家族の一員と思えるような暖かい家庭的な雰囲気に包まれて過ごせるようにすること。マリオ氏とそのチームは祖父の伝統を引き継ぐとともに祖父のビジョンと最新技術とを融合させ、宿泊客に快適で忘れがたい至福の時間を提供しています。その一例が高音質のBGMを流すヤマハスピーカーVXS5、VXS8、VXS10S。MTX3マトリクスプロセッサーを介したこのサウンドシステムがホテル全体を網羅し、アップルiPadのProVisionair Touch Kioskアプリを使ったカスタムコントロールシステムで一括管理します。

「お客様一人一人がスペシャルな時を過ごせるよう、最高の雰囲気やムード作りのために最新鋭の技術を使うなど細部までこだわりました。 お客様にとってどんな場面もユニークで思い出に残る体験になるようにと望んでいます。そのためにもヤマハ製品は重要な役割を担ってくれています。」

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