HPH-MT8インタビュー / 音楽プロデューサー 浅田 祐介 氏
Japan/Tokyo, Apr 2017
HPH-MT8をメインのリファレンスに使い始めて1ヶ月くらいになるが、非常に優秀なモニタリング環境が構築できて満足している。
当初高域のレンジの広さに戸惑ったが、今ではミックス時の歌の置き所やリバーブの処理、全帯域でのマスキングの状態を確認するのに必須のアイテムになっている。
今のマキシマイザーやウォール・リミッターを使って音圧を上げた時の、位相や中高域〜高域の歪みのチェックも、スピーカーで聞き逃してしまいそうな部分まで追い込めるのは本当に助かる。
まだ歌録りでの使用はしていないが、分離の良いモニタリング、音漏れの少なさからしても良い結果が期待できるだろう。 後はケーブルの劣化や巻きグセなどは、もう少し使い込んでからの判断待ちになるが、必要であればケーブルは着脱式なのでリケーブルの対応も簡単だろう。
浅田 祐介氏
1991年にCharaのサウンド・プロデューサーとしてキャリアをスタートし、その後CHEMISTRY、Crystal Kay、キマグレンなどトップ・アーティストの作品を数多く手がけ、1995年にはシンガーとしてもデビュー。
音楽プロデューサー、コンポーザー、シンガーであり(有)エニシング・ゴーズの代表。
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