HPH-MT8インタビュー / パーカッショニスト 山田 智之氏
Japan/Tokyo, Jul 2017
パーカッションの音がほかの音と混ざらずに聴こえる。特に低音の分離がいい。
HPH-MT8をお使いいただいて、どんな印象を持ちましたか。
レンジが広くて、しかも分解能が高いと感じました。パーカッションは高音域の金モノから、低い音の皮モノの楽器まであって音域が広いので、HPH-MT8のように再生帯域が広く、なおかつ分離がいいヘッドホンはパーカションの演奏をチェックするにはすごくいいです。
山田さんにとって、ヘッドホンの「音の分離」は重要ですか。
自分の演奏をチェックしたり、パーカッションの演奏をコピーをするときには、一つ一つの音をしっかりと聞き取る必要があります。ですから音の分離がいいヘッドホンが必要になります。HPH-MT8はとても分離が良くて、パーカッションの音と他の楽器の音とがベタっと混ざらないで、個別に分離して聴こえます。特に低音の分離がいい。いちばん混ざりがちなベースとキックとパーカッションの低音が、混ざらないで聴こえます。
Profile
宮城県出身のパーカッショニスト。1994年にバンドKAITA に加入し、翌1995年にEW&F のモーリス・ホワイトのプロデュースによるアルバム「KAITA」でビクター/スピードスター・レーベルよりデビュー。バンド活動休止後は、 クレモンティーヌ、エリック・マーティン、石井竜也、伊東たけし、南こうせつ。ほか多数のアーティストのライブ、ツアー、レコーディング、 TV 出演等をサポート。2003年には自身のユニットで CD 「 SARA DE PATTI/SARA DE PATTI 」を発表。マヌーシュとポップスの融合を図る。