DX200 生産完了品
プロクオリティーの音源システムを搭載
「DX7」を進化させた6オペレーターの「FM音源」を採用。ステップシーケンサーやフリーEGまで緻密にプログラミングされた、256音色もの豊富なサウンドをプリセットしています。いずれもオリジナリティーに溢れるプロクオリティーを実現し、圧倒的な存在感のあるクラブサウンドをクリエイト可能です。また、MIDI鍵盤や外部シーケンサーからコントロールすれば、16音ポリの強力な拡張音源としても活躍。クラブ系のサウンドクリエイターのみならず、本格的なシンセサイザーを求めるキーボーディストにとっても魅力的なモデルです。
アナログ感覚の16ステップシーケンサーを内蔵
本体のノブやパッドによる直感的なプログラミングを実現した、アナログ感覚の16ステップシーケンサーを内蔵。DX音源パートを演奏するトラックに加え、リズムトラック用にさらに3トラックがスタンバイ。DXサウンドと本体にプリセットされたAWM2の高品位なドラム/ベース音色を組み合わせ、計4トラック構成の多彩なアンサンブルを実現。1台でも即戦力のループパターンをプログラミング可能です。シーケンスを逆再生するリバース機能やノリを変更できるスイング機能なども搭載しているので、1つのパターンから様々なバリエーションを創り出す事もできます。
多彩なリアルタイムコントロール性能とフリーEG機能
DXサウンドのポテンシャルを最大限に引き出し、縦横無尽に音色を変化させられる16個のサウンドコントロールノブを装備。オシレーターをはじめフィルター、アンプリチュードEG、フィルターEG、パン、エフェクト、LFOなど、主要パラメーターをアナログ感覚にコントロール可能。ノブの設定を音色ごとに2種類記憶し、バリエーション音色として保存できるシーン機能を搭載し、それぞれの設定を瞬時に呼び出したり、各設定間をモーフィングさせたりすることも可能。パッドによる各パートのオン/ミュートやリトリガー/ロールなどの機能を組み合わせることで、過激なリアルタイムパフォーマンスを実現します。また、フリーEG機能を駆使すれば、各パラメーターの時間的な変化を4種類までプログラミングでき、さらに積極的なボイシングを実現します。これらのユーザーインターフェイスは、リアルタイムのサウンドコントロールに限らず、DXサウンドもアナログ感覚で手軽にエディットできる新しい操作環境を提供します。ノブの操作情報はコントロール情報として外部にも出力可能です。
曲の進行をプログラミングできるソングモードを装備
パターンをつなぎあわせ、1曲の進行をプログラミングできるソングモードを装備。単にパターンをチェインするだけでなく、小節単位にBPMやトラックミュートはもちろん、スイング、ピッチシフト、ゲートタイム、リバース、ビートなどのパラメーターを、オリジナルパターンの設定を変更せずにプログラミング可能。ソングモードでベーシックトラックを制作しサウンドをリアルタイムにコントロールするなどパフォーマンスの幅をさらに拡大します。また、他の MIDI機器との同期演奏などの際にも威力を発揮します。
PCベースのフルエディット環境を実現
本体に装備された多彩なコントローラーによって手軽に主要なパラメーターをエディットすることができますが、さらに緻密な音色エディットを可能にするソフトウェア「DX200 Editor」が付属しています。Windows/Macintoshのいずれのプラットフォームからでも、グラフィカルなユーザーインターフェイスによる全音源パラメーターのフルエディット環境を実現。音源システムの持つ可能性を100%引き出す事ができます。さらに、定評のWindows版シーケンスソフト「XGworks lite V3.0A」も付属しているので、PCを核とした音楽制作環境を構築することも可能です。
※Windows版「DX200 Editor」は「XGworks」のプラグインソフトとして動作します。Macintosh版「DX200 Editor」はスタンドアローンで動作します。
※パソコンとDX200を接続するには、別途MIDIインターフェイスなどが必要となります。
ループファクトリーシリーズをはじめとする他機種とのシステムアップ
DX200に「AN200」、サンプリングユニット「SU200」を加えた「ループファクトリーシリーズ」は、いずれも手軽にかつプロクオリティーのループトラックを制作できるラインナップです。これらを組み合わせる事で、「SU200」にサンプリングしたブレイクビーツと「AN200」のファットなアナログシーケンスをシンクさせる、DX200のFMでしか再現できないメタリックでダイナミックな音色変化を加えるなど、それぞれが持つ独自のサウンドを融合したワンランク上のサウンドメイクが可能となります。「SU200」はADインプットを装備しているため簡易ミキサーとしても機能する他、ループトラックプレイ機能を使えば、面倒なテンポあわせも不要です。さらに「RM1x」などのシーケンサーと組み合わせ、ノブのコントロールデータを「RM1x」にレコーディングし、「AN200」を5音ポリのアナログシンセサイザー、 DX200を16音ポリのFMシンセサイザーとしてコントロール可能な他、キーボーディストの拡張音源モジュールとしても活躍するなど、あらゆるシステムにプロクオリティーのサウンドを提供します。