EOS B500 生産完了品
小室哲哉プロデュースによる100ボイス内臓
まさに90年代の音楽を創るためのニュー・サウンドです。小室哲哉の監修による100種のプリセット・ボイスを内蔵。高級サンプラーに迫るリアルな楽器音をメインに、SY77の血統を継ぐ重厚なシンセ音、トリッキーなSE音、シーケンス・プレイに威力を発揮するドラム・セット音まで、圧倒的なバリエーションです。TMNのシミュレーション・サウンドやハード・ロック色の濃い音色も用意。バンド・アンサンブルでも、シーケンス・プレイでも、ジャンルを問わずオールマイティに楽しめます。別売の音色カードも『TK1 TETSUYA KOMURO/RHYTHM RED TMN』を筆頭に続々とリリース中。未知の音を凝集し、EOSミュージックの夢を限りなく拡げつづけます。
AWM音源+FM音源による強力なシンセシス
B500の音づくりは実に強力・先鋭です。音源部には、リアリティ豊かなサンプリング音源=AWM音源と、DXで緻密な表現力が実証済みのFM音源を内蔵。しかも音づくりの素材として実用性を高めた音源波形を、AWMに128種、FMに255種ストック(ウェーブ・メモリー)。楽器音、自然音、シンセ波形、リズム音、効果音やTMNサウンドまで網羅した計383種もの超多彩な波形データが、幅広い音づくりをカバーします。ウェーブ・メモリーから選んだ波形データに、音量の時間的な変化を決めるエンベロープ、音の定位を決めるパン、ビブラートなどの変調をかけるLFOなど豊富なパラメーターを設定した(エレメント)が、音色の基本単位。B500ではAWM/FMの各エレメントを1個ずつまたは2個ずつ用いて、つまり最大4音色を使って1ボイスをプログラム可能です。同系統の音のエレメントをミックスして音に厚みを増す、AWMの生ピアノとFMのエレピを重ねてリッチなピアノ音をつくりなど多様にアプローチOK。また、各エレメントを時間差をかけて発音させる、L-Rに振ってステレオ感をだす、弱いタッチで通常のベース音、強いタッチでチョッパー・ベース音を弾くなど、エフェクティブなボイスをつくることも。エレメントの組合せ次第で、無限の音づくりが楽しめます。さらに、簡単にエンベロープを変更できるクイック・エディット、キーを押すたびに次々と音色が変化し、遊び感覚で楽しめるランダム・エディットも装備。ビギナーでも音づくりのだいご味を味わうことが。ドラム・セット・ボイスのエディットでは、各鍵盤に音色を自由に割り当て、音色独立に音量やパン、音程を調整可能。立体的なリズム・セクションを構築できます。ボイス・データは本体内または別売メモリー・カードMCD32に記憶可能。いつでも呼び出して演奏できます。
音づくりの仕上げに、34種のデジタル・エフェクト
シンセの音づくりに不可欠なデジタル・エフェクトも34種を内蔵し、幅広いエフェクト処理が楽しめます。ライブ・ハウスやホールで弾いているような臨場感を演出するリバーブ、エフェクト音を原音に遅らせて何回も発音させ奥ゆき感をだすディレイ、広大なスケール感を生むステレオ・エコー、ギターに欠かせないディストーションなど基本プログラムに加え、ドラム音に必須のゲート・リバーブ、好みの音質に補正できるトーン・コントロール、ディレイ+リバーブなどの複合エフェクトまで実に多彩。SPX直系の高純度なエフェクトが、サウンドのパワーを一気に倍増します。もちろんエフェクトはエディット可能。各プログラムに3個のパラメーターを用意し、ディレイ・タイムを曲のテンポに合わせるなど自由に設定できます。また、エフェクト・エディット・キーを新装備し、いつでもすぐにエフェクトのエディット状態に入ることが。エフェクトはボイス・データの一部のため、音色ごとに最適な効果を設定し、記憶/呼びだし可能。シーケンス・プレイ時にも活用できます。
フル・アンサンブルの作曲が楽しめるシーケンサー
90年代のオールイン・ワン性能も満たし、高度な音楽創作も実現するB500。通常の楽器音を録音/再生するシーケンス・トラック×8、リズム・パートを録音/再生するリズム・トラック×1、計9トラックのシーケンサーを搭載。記憶容量=15,900音(8曲)と、余裕のメモリー容量も達成。1曲分のリズム・パートを完成させ、トラックごとに音色を選び次々と多重録音すれば、最大9パートものフル・アンサンブル自動演奏が可能。自由な作曲/編曲が楽しめます。シーケンス・トラックの録音には、鍵盤演奏をそのまま記録できるリアルタイム録音、録音済みのデータに重ね録音できるオーバー・ダブ録音、マニピュレーター感覚で1音符・1和音ずつ打ち込めるステップ録音、ミス・タッチの修正に便利なパンチ・イン録音(指定小節間のリテイク)を完備。リアルタイム録音した音符をジャスト・ビートに揃えるクオンタイズをはじめ、小節単位のコピー/消去/削除/挿入、トラック単位のミックス・ダウン、さらに、ロータリー・ダイヤルで編集ポイントを探して1音符ずつ音の強弱などを緻密に変更できるイベント・エディットなど、編集機能も充実し、完成度の高い作品をスピーディに仕上げることができます。また、トラックごとの曲中での音色チェンジも自在。この場合、再度のシーケンス・プレイでは、トラックごとにあらかじめ指定した音色で極の頭からプレイできます。さらに、リズム・トラック用には実践的なリズム・パターンを100種内蔵。オリジナルなパターンもリアルタイム/ステップ録音で作成でき、本体内に100種を記憶。曲の進行に応じてパターンを指定するだけで、1曲分のリズム・パートが完成します。別売のリズム・パターン・カード『TK-RP』も登場し、よりパワフルでゴージャスなリズム・パターンを楽しめます。シーケンス・データは曲で使った音色やテンポなどの演奏設定と一括し、本体内または別売メモリー・カードMCD64に保存可脳。再生時もスムーズに再現。リズム・パターンのデータも一緒に保存できます。
多彩な演奏機能がイメージのままの表現を約束
まず、最大同時発音数=24音ポリを実現。内蔵シーケンサーを使ったアンサンブル・プレイも余裕で再生します。また、タッチの強弱でフォルティシモからピアニシモまで自由に表現できるイニシャル・タッチ、鍵盤を弾いた後その鍵盤をさらに強く押しこんでビブラートやトレモロ、ワウ効果などが得られるアフター・タッチを装備。指先へ感情をこめて、エモーショナルなプレイを繰り広げてください。ピッチ・ベンド・ホイールやモジュレーション・ホイール、別売フット・コントローラー/フット・スイッチを使えば、一層複雑な演奏表現も可能に。MIDI対応により、内蔵シーケンサーの任意のトラックの演奏データを外部音源で再生できるなど、多彩なシステム・プレイもOKです。
ステレオ・スピーカー搭載で即プレイOK
独自のアクティブ・サーボ・テクノロジーを採用した2ウェイ・ステレオ・スピーカーを搭載。キーボード・アンプやオーディオ機器に接続する手間もなく即プレイOKです。また、リア・パネルにライン入力端子(ステレオ)を装備。CDプレイヤーなどのオーディオ機器や、シンセサイザーなど他のライン楽器を接続し、本体スピーカーでモニター可能。好きな曲をバックに鍵盤演奏したり、もう一人のシンセ・プレイヤーとのセッションもどうぞ。
ビギナーにやさしいシンプル・オペレーション
大型ディスプレイ、スムーズにデータ入力できるロータリー・ダイヤル、目的の画面を瞬時に選べるページ・キーなど、操作性がよりフレンドリーに。また、鍵盤演奏時にはタッチの強弱に応じて、シーケンス・プレイ時には演奏データの発音ごとに、ディスプレイ下の8個のLEDが点灯。演奏を楽しくするニュー・アイディアです。
ファッショナブル・デザイン
小室哲哉のリクエストにより、カラーリングも含めデザインが一層洗練。また、指にやさしい新感覚の操作キーも採用しています。
小室哲哉によるデモ曲を内蔵
小室哲哉プログラム&演奏の『SECRET RHYTHM』をデモ曲として内蔵。B500のポテンシャルをいつでも体感できます。