MOTIF-RACK XS 生産完了品
あらゆる用途に対応する豊富なボイス
MOTIF-RACK XSはコンパクトながら、定評あるMOTIF XSと同等のボイスおよび音源方式を採用し、音楽制作とライブ演奏に必要な音色をすべて備えています。MOTIF-RACK XSは1,152ボイス+65ドラムキットという膨大な音色数を誇り、上品でリッチな響きのグランドピアノ、リアルな音色のオーケストラ楽器、ビンテージクラスのオルガンとエレクトリックピアノ、表現力あるギター、力強いベース、あらゆるタイプのシンセサイザーサウンドなど、クラシック音楽から最先端のコンテンポラリー音楽、民族音楽で使われる楽器までをカバー。多彩なドラムキットとパーカッションセットも備え、どのような音楽スタイルにも完全にマッチします。
また、MOTIF-RACK XSのシンセシスエンジンは355MBの大容量WAVE ROMに2,670種類の独立したウェーブデータを備え、この豊富なウェーブを自由に組み合わせてオリジナルボイスを作ることもできます。作成したオリジナルボイスは、MOTIF-RACK XS本体の3つのユーザーボイスバンクに最大384種類まで保存できます。
スタジオクオリティのエフェクト
MOTIF-RACK XSの圧倒的なパワーは、プロレベルの高品位なエフェクト機能にも現れています。8つのインサーションエフェクト、2つのシステムエフェクト、マスターエフェクトブロック、パートごとに独立したEQ、マスターEQを備えるエフェクト処理能力は、今までの音源モジュールを凌駕します。システムエフェクト(リバーブとコーラス)が個々の楽器パートをミックス全体の中でまとめあげる一方で、インサーションエフェクト(53タイプを用意)では、それぞれの楽器の音色や雰囲気を必要に応じて独立して調節できます。さらに既にデジタルミキサーで採用されているスタジオクオリティのプラグインエフェクトであるVCMエフェクトも搭載し、ビンテージクラスのプロセッサーやエフェクトユニットの音色を再現することもできます。
音楽制作に役立つ多彩なマルチモード
マルチモードには便利なプリセットライブラリーが用意され、作曲やアレンジの際に呼び出して複数の楽器のセッティングを簡単に準備することができます。各プリセットは、R&B、ヒップホップ、ジャズ、映画のサウンドトラック、エレクトロニカ、ラテンスタイル、バラード、ロックなどといった多彩な音楽ジャンルや用途に合わせて、ボイスやその他の設定がプログラムされた複数のパートで構成されています。必要なプリセットを選ぶだけで、すぐにオリジナル曲のデモ作りや本格的なレコーディングが始められます。自分で作った各パートの設定も、ユーザーマルチとして128種類まで保存できます。
ボイスの試聴が可能なオーディション機能
MOTIF-RACK XSでは、フロントパネルにAUDITIONボタンを搭載。オーディション機能を利用するとボイスを選ぶ前に試聴でき、外部キーボードを弾く必要はありません。このオーディオション機能は、インターフェースが一新されたカテゴリーサーチ機能と併用することで、その便利さが倍増します。カテゴリーサーチ機能で特定のカテゴリーに絞りこんでから、聞いてみたいボイスを選んで AUDITIONボタンを押すと、選んだボイスにマッチしたリフやフレーズを演奏します。AUDITIONボタンをオンにしたままカーソルボタン(↑/↓ )を押して別のボイスを選べば、次々と素早く視聴することができます。
インターフェースを一新した強力なカテゴリーサーチ機能
膨大なボイスの中から目的の音色を素早く簡単に選ぶために用意されたのがカテゴリーサーチ機能です。従来のMOTIFシリーズより継承されてきている機能ですが、MOTIF-RACK XSではさらにユーザーインターフェースを一新。エンコーダーノブによるターン&プッシュ方式で、素早い検索が可能です。
楽器のメインカテゴリー(Piano、Guitar、Bass、Strings、Padsなど)を本体ディスプレイの右側にあるエンコーダーノブで呼び出し、必要ならサブカテゴリー(メインカテゴリーがBrassなら、生楽器、シンセブラスなど)を選んでから、ターン&プッシュを繰り返し目的のボイスを絞り込んでいきます。また自分が気に入ったボイスをFavoriteカテゴリーに登録しておくことで、さらに素早いボイス選択を実現します。
<メインカテゴリー>
・Piano(アコースティックピアノ)
・Keys(キーボード)
・Organ(オルガン)
・Guitar(ギター)
・Bass(ベース)
・String(弦楽器)
・Brass(金管楽器)
・SaxWW(サックス/木管楽器)
・SynLd(シンセリード)
・Pads(シンセパッド/クワイア)
・SyCmp(シンセコンプ)
・CPerc(クロマティックパーカッション)
・Dr/Pc(ドラム/パーカッション)
・S.EFX(サウンドエフェクト)
・M.EFX(ミュージカルエフェクト)
・Ethnc(エスニック)
MOTIF XSに匹敵するリアルタイムコントロール
MOTIF-RACK XSに搭載された5つのコントロールノブを操作する事で、あなたの音楽制作に絶大な表現力を与えてくれます。この5つのノブで楽器の音色をリアルタイムに調節できるので、多数のディスプレイページを切り替えるといった手間を省き、音色のパラメーターを変更する事が可能です。
例えば、選んだボイスのリバーブレベルを調節したいなら、SELECTボタンを押し、4段目のパラメーターを呼び出してノブ2(REVERB)を回します。ボイスのトーンを素早く変えたい、またはピアノの高音部を少し弱めにしたいという場合には、3段目を呼び出してEQの各バンドを調節します。ノブ 5(HIGH)を左に回せば高音部が弱くなり、ノブ1(BASS)を右に回せば低音部を強調できます。選んだボイスの音量を調節したいなら、1段目を呼び出してノブ5 (VOLUME)を回します。合計20のノブ機能のうち2つはアサイナブル(割り当て可能)なので、自分がよく使うパラメーターを割り当てることもできます。
(1)1段目
・ノブ1:カットオフ/ノブ2:レゾナンス/ノブ3:フィルターEGデプス
基本的なフィルターパラメーターを調節してトーンをダイナミックに変化させたり、特定の倍音を強調したりできます。シンセ系のサウンド(シンセベースやシンセパッドなど)に特に効果的です。
・ノブ4:ポルタメント
ポルタメント効果を付ける場合に、ポルタメントタイム(連続して弾いた2音間で音程が移動するスピード)を決めます。
・ノブ5:ボリューム
ボイスの音量を決めます。
(2)2段目
・ノブ1:AEGアタックタイム/ノブ2:AEGディケイタイム/ノブ3:AEGサステインレベル/ノブ4:AEGリリースタイム
ボイスの鳴り方を決めるのに最もよく使われる方法で、音量のエンベロープカーブを構成するアタック、ディケイ、リリースの速度とサステイン時の音量を調節します。
・ノブ5:パン
ボイスの定位(L⇔R)を決めます。
(3)3段目
・ノブ1:EQローゲイン
ボイスの低音域のレベルを決めます。
・ノブ2:EQミッド中心周波数/ノブ3:EQミッドゲイン/ノブ4:EQミッドQ
ボイスの中音域のレベル、中心周波数とその影響がおよぶ範囲(帯域)で細かく調節できます。
・ノブ5:EQハイゲイン
ボイスの高音域のレベルを決めます。
(4)4段目
・ノブ1:コーラスセンド/ノブ2:リバーブセンド
内部ミキサーを通じてコーラスとリバーブ(システムエフェクト)に送る信号レベルの量をそれぞれ設定することで、ボイスにかかるコーラスとリバーブのエフェクト量を決めます。
・ノブ3:アサイナブル1/ノブ4:アサイナブル2
自分でアサインした2つのパラメーターを個別にリアルタイムで調節できます。
・ノブ5:アルペジオテンポ
自分でアサインした2つのパラメーターを個別にリアルタイムで調節できます。
USBで簡単に接続
MOTIF-RACK XSと音楽制作ソフトウェア(DAW)の接続に必要なものは、USBケーブル1本のみと非常にシンプル。ケーブル接続後はご使用のソフトウェアで MOTIF-RACK XSを認識できるようにドライバー*をインストールすれば、MIDIデータを使用した録音・再生が可能になります。
※Windows版USB-MIDIドライバーはバージョン2.2.*以降、Mac OS X版はバージョン1.1.*以降で対応します。
CUBASE AI ソフトウェアが付属
Steinberg社製ソフトウェアCubase のスペシャルバンドル版 Cubase AI が付属しています。CubaseAI は高機能ながら使いやすいツールと共に、充実したレコーディング&プロダクション機能も備えています。Cubase AI の主な特長には、オーディオの録音・編集、さまざまなMIDIシーケンス機能、豊富なVSTエフェクトプラグイン、定評あるヤマハ製シンセサイザー MOTIFの波形を搭載したサンプルプレーヤー「HALion Sonic SE」などをバンドルしています。
MOTIF-RACK XS Editor / MOTIF-RACK XS Editor VST
専用のエディターソフトウェアを利用すると、MOTIF-RACK XSのボイス、マルチ、ドラムの各設定の完全なコントロールに加え、本体パネルからは設定できない詳細なパラメーターにもアクセス可能。グラフィカルな設定画面を通じ、クリック&ドラッグで感覚的に操作できます。さらに、このソフトウェアはMOTIF-RACK XS本体とも完全に同期します。一方で加えた変更が他方に反映されるため、その時々で操作しやすいほうを使って快適に作業を進められます。マルチエディット画面ではミキサーを模した画面を採用し、最大16パートまで直感的なコントロールをする事が可能です。
MOTIF-RACK XS Editorは、Studio Manager V2プログラムからスタンドアロンで動作します。さらにSteinberg社のCubaseまたはNuendoで作業している場合には、Studio Connectionsとして利用できます。Studio Connectionsは、コンピューターミュージックシステムにより一層のパワーと多様性を与えてくれるハードウェアとソフトウェアの統合環境です。
MOTIF-RACK Editor VSTとYamaha MOTIF-RACK XS Extensionをインストールすれば、MOTIF-RACK XSをまるでVSTインストゥルメントであるかのように扱うことができます。Cubase用プロジェクトテンプレートも同時にインストールされるため、ハードウェアとソフトウェアの融合環境を容易に活用することができます。
FW16E を搭載可能(別売)
コンピューターとの入出力の柔軟性を求める方のために、MOTIF-RACK XSには別売のFW16Eインターフェースも用意されています。このカードを装着したMOTIF-RACK はコンピューターとIEEE1394(Firewire/i.LINK)ケーブルで接続し、Yamaha Steinberg FW Driverをインストールすることで、6入力+16出力のオーディオとすべてのMIDIデータをFireWireケーブル1本で送受信できるようになります。この結果、独立した14パート+メインステレオをMOTIF XSからコンピューターに送って同時にオーディオ録音ができます。また、コンピューターのDAWから 3系統のステレオXSに送り返してモニタリングに利用したり、MOTIF-RACK XSの内蔵エフェクトを使い、コンピューターに負荷を与えずにDAWの出力サウンドを加工したりできます。
iPadアプリケーションにより、今までにない楽器の楽しみ方を実現
シンセサイザー本体の音色設定をiPadの大きな画面を使って編集できるVoice Editor EssentialやMulti Editor Essential、コントロールチェンジを送信することでシンセサイザーのボリュームやカットオフなどのコントロールができるFaders & XY Pad、さまざまな楽器のアルペジオパターンを内蔵しシンセサイザーを鳴らしたり、ドラムパッドでの演奏を可能にするKeyboard Arp & Drum Padなど、iPadと組み合わせた新しい楽しみ方を体験いただけます。
それぞれのアプリケーション(App Storeで販売)は、iPadと別売iPad用MIDIインターフェースケーブルi-MX1で接続するだけですぐに使えるようになります。