MU2000 生産完了品
厳選した高音質の総計1,454音色を内蔵
一聴して、リアリティとパワーに圧倒される。この強烈なサウンドインプレッションこそ、DTMシーンをリードするXG音源<MU>の人気を裏付ける第一の理由です。MU2000/MU1000では、クオリティとバリエーションの両面でプリセットサウンドを強化。まず最新の高品位ウェーブを多数収録した大容量ウェーブROMを実装。これをもとに緻密にボイシングしたプリセットサウンドは、アンサンブル表現に欠かせないブラス/コーラス/ドラム系を特に強化し、圧巻のバリエーションを誇る総計1,454音色(1,396ノーマルボイス+58ドラムキット)。もちろん幅広いジャンルに対応するベーシックな楽器音から最先端のクラブ/テクノ系サウンド、壮大なオーケストラアンサンブルを構成するストリングス/ブラスなども超充実。すべての音色が妥協のない高品質を獲得。また最大4音色をレイヤーした「パフォーマンス」も100音色を内蔵。外部キーボードの拡張音源として威力を発揮します。
DTM音源最強!97種類のインサーションエフェクトを含む8系統のエフェクト
どこまで自由にオリジナルサウンドを作り込めるか。DTM音源の上級機にとって最も重要な命題に、MU2000/MU1000は新たな解答を提示します。音を自由に加工できる音源を追求して、何と独立8系統を同時使用できるエフェクトを搭載。プロシンセサイザーをも凌駕するポテンシャルです。まず全パートで同時に使用でき、パートごとにセンド量を調節できるシステムエフェクトは、リバーブ×18種/コーラス×20種/バリエーション×97種(ディレイ含む)の3系統を搭載。大ホールの豊かな臨場感など多彩な空間演出も思いのままです。また曲トータルの音の仕上げや音場補正に活躍する5バンドマルチEQ× 1系統も装備。さらに極め付けは、任意のパートにかけられる97種×4系統のインサーションエフェクト。MU128の系統数を倍増した上で、高品位なニュープログラムを豊富に内蔵するなど、一層キメ細かく積極的な音作りが可能。システムエフェクトのバリエーションはインサーションとしても機能するため、最大計5系統のインサーションエフェクトを同時使用可能と、強力無比のサウンドクリエーションを実現します。このエフェクトとは別に、2バンドEQ/フィルター/エンベロープなど、パートごとに緻密な音づくりができるパートパラメーターも併装。エフェクトとパートパラメーターを駆使すれば、まさにプログレードの音作りが可能です。
プログレードの“音源システム”をプラグイン
MU2000/MU1000のポテンシャルを文字どおり無限に拡張するのが、シンセサイザーの音源システムを自由に増設できる<モジュラー・シンセシス・プラグイン・システム>への対応です。MU2000/MU1000はプラグインシステム対応の拡張スロットを3基装備。プロユースのニューシリーズ<PLG150シリーズ>や好評の<PLG100シリーズ>など別売プラグインボードをニーズに応じて3枚まで拡張できます。しかも本体の同時発音数はそのままに、各ボードの音源部の同時発音数が追加できるのも、音源システム自体を拡張できるプラグインシステムの大いなるメリット。プラグインボードはラインナップも充実。<PLG150シリーズ>には、アナログシンセを完璧に再現したAN音源ボード「PLG150-AN」、スーパークオリティ・最大64音同時発音のピアノ音源ボード「PLG150-PF」、名機DX7の音源を進化させた最大16音同時発音のFM音源ボード「PLG150-DX」、究極の管楽器や仮想楽器を再現するバーチャルアコースティック音源ボード「PLG150-VL」を用意。ベロシティースイッチに対応し、大容量のウェーブメモリーを搭載したドラム音源専用ボード「PLG150-DR」、パーカッション音源専用ボード「PLG150-PC」も登場。また<PLG100シリーズ>には、人間の声を合成し、歌詞を歌わせることができるフォルマントシンギング音源ボード「PLG100-SG」、アンサンブルを強化できる16パート・最大32音同時発音のXG音源ボード「PLG100-XG」に加え、多彩なハーモニー効果を内蔵したエフェクトボード「PLG100-VH」も用意。プロクリエイターが多彩な音源システムを増設して制作システムのパワーアップを図るのと同レベルのポテンシャルを、MU2000/MU1000では本体の中で実現できます。さらに各ボードの専用エディターの使用で、ボードの音色やエフェクトのパラメーターをパソコン上で緻密にエディット可能。単にウェーブや音色数を拡張するのとはまったく次元の異なる驚異の可能性がここにあります。
DTM音源初の光デジタルアウト装備
レコーダーやMTR機器のデジタル化が進むなか、DTMのサウンドをデジタルのままで作品に仕上げたいというニーズが高まっています。 MU2000/MU1000はそうした最先端のニーズを反映し、DTM音源として世界初のデジタルアウト端子(OPTICAL)を標準装備。外部デジタルミキサーにデジタルのままで出力したり、MDデッキなどへのハイクオリティなデジタルレコーディングをサポートします。
USB-MIDIインターフェイスを標準装備
MU2000/MU1000は今や定番のインターフェイスであるUSBともリンク。USB端子(USB-MIDIインターフェイス機能)を搭載し、iMac/iBook/ブルーG3などのMacintosh®、USB対応Windows®マシンとダイレクトに接続できます。もちろんシリアルインターフェイスも装備。USB端子のないパソコンと別売シリアルケーブルで簡単に接続可能です。
制作環境を革新するサンプリング機能搭載
ハイエンドモデルMU2000ならではのアドバンテージの一つが、DTM音源として世界初の快挙となるサンプリング機能の搭載です。これまでサンプラー機器を別途用意しなければできなかった“オリジナリティにあふれた自由な制作環境”が1台で実現。音楽CDなどから録ったワンショットやショートフレーズを SE的に鳴らしてギミックな演出をしたり、気に入ったリズムをループしてブレイクビーツを作る、マイクから自分の声や様々な自然音をサンプルしてアンサンブルにミックスするなど、独創的な音楽制作が可能になります。録音も簡単。SAMPLINGボタンを押し、外部ソースをADインプット端子(マイク/ライン対応)に入力するだけでOK。録音したサウンドはAUDITIONボタンを押せばすぐモニターできます。4MBウェーブメモリーを実装し、CDクオリティで約48秒のサンプリングが可能。MU2000本体でのウェーブのトリミングや、内蔵の多彩な音色パラメーターやエフェクトを駆使した音づくりもでき、また複数のサンプルを組み合わせたキット作成も可能。本体に最大256音色+4ドラムキットを記憶でき、任意のパートにアサインして演奏可能です。 Windows®マシンでは付属のシーケンスソフト「XGworks lite V3.0」の「ウェーブエディターTWE」と「MU SAMPLING Editor」で、ウェーブとサンプリングデータの緻密な編集もグラフィカルに行えます。
スマートメディア™スロット標準装備
サンプリングを活用した制作の可能性を広げるために、MU2000はスマートメディア™スロットを標準装備(駆動電圧3.3V対応)。切手サイズの大容量メモリーカード「スマートメディア™」にサンプルサウンドを保存できます。スマートメディア™を介してWAV/AIFF/DLS(※)/MU SAMPLING用専用ファイルなどの読み込みもサポートしています。
※DLS (Downloadable Sounds):サンプルデータをDLS対応音源にダウンロード(転送)することで、対応機種間でほぼ同じ演奏が再現されることを目的とした基準です。 MU2000ではDLSファイルを読み込むことでMU2000のサンプリング音色として扱うことができます。
本体だけでMIDIファイルを再生可能
MU2000には本体だけでMIDIファイルを再生できる「MU SEQプレイヤー」機能を搭載。スマートメディアTMを介してSMFファイル(フォーマット0)/MU SEQプレイヤーファイル(SMFフォーマット1:XGworks V4.0にてセーブ可能)を手軽に再生可能です。マイナスワン再生や複数曲のチェインプレイ、内蔵サウンド+サンプルデータをミックスした再生もOK。パソコンを起動する必要もなく、音源1台で快適なリスニング環境が実現できます。
64パート・128音同時発音の絶大な表現力
MU2000/MU1000は、最大パート数=64パート・最大同時発音数=128音ポリという圧巻の表現力を獲得。大編成のシンフォニーやブラスバンド、ペダルの余韻を残したピアノコンチェルトなど、複雑なアンサンブルも余裕をもって再現します。
ハイブリッド版CD-ROMを付属
MU2000/MU1000にはDTM制作をサポートするハイブリッド版CD-ROMを付属。充実した基本性能を完備したピュアシーケンサー「XGworks lite V3.0」(Windows版)、MU2000/MU1000完全対応のグラフィカルな音源エディター「XG Editor for Mac V2.1」(Macintosh版)など多彩なソフトウェアを用意。即戦力のサンプリングコンテンツ(MU2000のみ)やデモ曲データも収録されています。
高級感あふれるボディデザイン
MU2000はメタリックなゴールド、MU1000は洗練されたシルバーカラーを採用。トップモデルにふさわしい高級感あふれるボディデザインです。
快適なユーザーインターフェイス
MU2000/MU1000はユーザーインターフェイスの快適度もDTM音源トップクラスです。まず大型のグラフィックLCDを採用。音色カテゴリーのアイコン表示、最大64パート表示が可能なレベルメーターなど、見やすく分かりやすいディスプレイです。また各種パラメーターの入力や音色番号の選択がスムーズにできるロータリーエンコーダーを装備。さらにLCDの下には18個の音色カテゴリースイッチも装備し、よりスピーディな音色セレクトが可能です。