FG180-50TH 生産完了品

表板にヤマハ独自の木材技術であるA.R.E.処理を施し、新品のギターでありながら長年弾きこんだような豊かな鳴りを実現しています。

A.R.E. [Acoustic Resonance Enhancement]とは、ヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術です。ギターのボディ材にこの技術を施すことで、長年弾き込まれたような豊かな鳴りを実現します。薬品類を一切使わず、温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより、製材後長期間を経た木材の経年変化と同様の変化を短期間で生みだすことによって音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりの増大や減衰の高速化を実現します。このため、バランスが良く耳障りな倍音成分の少ない、熟成された温かみのあるサウンドが得られます。

ヤマハギターチームが新しく開発した木工加工技術により、中低音域における音量を強化し、パワフルなサウンドを実現。設計者たちは、過去の経験や推測に基づいた開発ではなく、音の実験、解析をとことん行い、科学的に音の進化を解明。その解析から新たなデザインのブレイシングを開発し、音の肝である表板の耐久性を維持しながら、かつてない表現力をもった音を生み出しました。

世界中の多くのファンに支持されている初代FG180の赤ラベルをサウンドホール内面に装着。このラベルは初期のヤマハピアノだけでなく、ヤマハ株式会社の前身である日本楽器製造株式会社において、様々な楽器を作り始めた私たちの「原点」を回想させます。

ヘッドには、初期のFG180と同じフォントのヤマハロゴを刻印。またトラスロッドカバーには、「50TH ANNIVERSARY」（50周年記念）の文字が記されています。また、シビアなネック調整に対応するダブルアクションロッドを搭載しています。

ピックガードは、初代FG180の形状、厚みを忠実に再現したオリジナルピックガードを搭載。表裏側板全てを単板で作りあげることにより、プレイヤーに長年愛され続ける豊かな響きを実現。

専用ハードケースが付属。ヤマハギター50周年を記念したオリジナルデザインロゴシールを同梱しています。