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トロンボーンが正しく構えられるハンドサポーター

読売日本交響楽団 首席トロンボーン奏者 桒田晃

意外に知られていないんですがトロンボーンは左手に重心がかかって構え方が難しい楽器なんですよね。どうバランスをとったら良いか悩んでいる奏者も多いかもしれませんが人により構え方がさまざまなので右手がブレたり、顔が斜めになったりする事で呼吸の妨げになることもあったりします。練習、アンサンブルやソロ演奏で楽器の長時間保持時にきちんと構えられているつもりでも姿勢が崩れてしまい演奏に影響が出ることもあるんですよ。

そんな時は、このヤマハハンドサポーターを使いましょう!グローブ革素材は手になじみやすくフィット感が良いし手と楽器を一緒にハンドサポーターで巻くだけで抜群のサポート力が得られます。それに楽器との接地面積も最小限に作られているので音への影響も心配はありませんしトロンボーン保持を補助して正しい基本姿勢を導いてくれるので息が吸いやすくなるなど上達への近道になると思います。

ヤマハトロンボーンハンドサポーターは普段の練習から本番まで頼れる演奏補助器具としてぜひ使ってほしいですね。初心者、子供達や筋力に自信のない方、練習時間の長い学生そして重量のあるバストロンボーン演奏時など、すべてのトロンボーン奏者にお薦めです。

プロフィール

桒田晃 Akira Kuwata
1970年、北海道生まれ。武蔵野音楽大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。武蔵野音楽大学卒業。第8回日本管打楽器コンクール2位。第1回大阪トロンボーンコンペティションソロ部門2位。2001年、リサイタルを三鷹市芸術文化センターで開催。これまでにトロンボーンを山下晴生、真弓基教、神谷敏の各氏に師事。TROMBONE QUARTET ZIPANGのメンバー。現在、読売日本交響楽団首席トロンボーン奏者。武蔵野音楽大学、桐朋学園大学各非常勤講師。