YTR-8340EM(2004年発売) エリック・ミヤシロモデル 生産完了品

付属マウスピース

エリック・ミヤシロ シグネチャーモデルを付属。口当たりが良く、疲労しにくいリムを持つリードトランペッター向きのマウスピースです。斬新な外観デザインはそれぞれの段も吹奏感を追求して計算、設計されています。

ベル

肉厚が薄く、口径の大きな一枚取りのイエローブラスベル(直径134.4mm)を採用し、瞬発力とパワーを兼ね備えたサウンドを実現しています。

ベル縁輪部

ベル縁輪部にはフレンチビードを採用し、奏者へのフィードバック増大を実現しています。

※フレンチビード=真円の縁輪を入れてカーリングする一般的な工法に対し、かまぼこ型の縁輪を入れ、その形状に合わせてカーリングする非常に高度な工法

サイドシーム

支柱や延べ座で振動を止める部分につなぎ目が来るサイドシームを採用。より開放的な振動を得ています。

※サイドシーム=ベルの下側につなぎ目が来る一般的な工法に対し、サイドシームはつなぎ目を横側(バルブケーシング側)にする工法

ピストン

真鍮製のピストンボタン、バルブキャップ、ボトムキャップを採用。形状を吟味したピストン軸も真鍮製です。

マルチボア

複数のボアが混在している「マルチボア」を採用。ピストンを押さない状態では、Mボアの楽器(YTR-8310Z(S)など)と同じ構成になっていますが、ピストンを押した時に息の流れがLボアの第1~第3抜差管を通ることで、ピストンの抵抗感の差を少なくした独特なボア構成になっています。

※ボア=管の円筒部分の内径

指掛け

楽器の保持性の向上や音色・吹奏感にこだわり、3つの指掛け全てにO型リングを採用しています。

主管抜差支柱

独自の形状を持つ主管抜差支柱は、抵抗感や吹奏感の変化を最小限に抑え、微妙な音のツボ・当たりを向上させ、響きを整える働きがあります。

第三抜差ストッパーネジ

吹奏感の向上を追求し、くりぬき加工による軽量化を図っています。

専用付属ケース

YTR-8340EMの付属ケースとして開発された新規設計のリュック型セミソフトタイプケース。YTR-8340EM本体に加え、フリューゲルホルンや他のトランペット等が収納できるダブルケースです。ポケットなどの収納も多く用意され、オリジナルマウスピースポーチも付属。