YTR-9445CHS 生産完了品

開発協力アーティスト

ジョン・ハグストロム(John Hagstrom)

世界で最も有名な交響楽団の一つであるシカゴ交響楽団のトランペットセクションメンバー。Johnの知識と才能、音楽に対する深い情熱と愛情がヤマハの意欲的なプロジェクトを的確に導いてくれました。.

新設計ベル

バルブに連結する末端部位のデザインを見なおし、演奏における最適な抵抗感を実現。さらに、これまでより高音域の演奏性を向上させました。また、薄肉化したバルブケーシングやピストンとの最適なバランスを考慮し、ベルの継ぎ目はボトムシームを採用しました。

バルブケーシング、ピストンの薄肉化

バルブケーシング、ピストンを薄肉化し、反応性をよりいっそう向上させました。薄肉化による抵抗感の変化をリバランスさせるため、主管からピストンに入る管の角度を変更するなどし、吹奏感が格段に向上しました。

主管抜差管

主管抜差管の曲げ角度を緩くすることで、演奏に最適な抵抗感が得られるようになりました。また、ウォーターキイバネの両端をカールさせることで、レスポンスが向上しました。

吹込管および主管抜差の構造

吹込管および主管抜差の構造は、いわゆるリバースタイプとなっています。この構造を採用することにより、響きに影響を与える延座の位置を変更することなく全ての音域で容易に正確な音程を得ることができます。

つなぎ目(サイドシーム/ボトムシーム)

YTR-9335CHSおよびYTR-9335NYS、YTR-9445NYSにはベル横側(バルブケーシング側)につなぎ目がくるサイドシームを、YTR-9445CHSにはつなぎ目がベルの下側にくるボトムシームを採用しました。

ケース

TRC-800E