YCB-623S C Tubas 新製品

管体デザイン

管体デザイン

このチューバは徹底して音色と吹きやすさにこだわり、管体の巻き形状から板厚に至るまですべてのデザインを見直し、新たなヤマハチューバを作り上げました。

管の太さやカーブはできる限り変化を滑らかにし、ストレートでシンプルな巻きにすることでスムーズな吹奏感を実現するだけでなく、素早い音のレスポンスと豊かな鳴りを実現しています。

また、ニーズの異なるBb管、C管は、それぞれ独立した管体設計を行い、楽器の性能を最大限発揮します。

YCB-623S

オーケストラ等で求められる全音域での均一な鳴りを実現し、楽器の鳴りムラによる奏者の負担を軽減します。

フローティングリードパイプ

フローティングリードパイプ

リードパイプをベルに直接はんだ付けしないことでベルの振動を最大限活かし、素早い音のレスポンスを実現させるフローティングリードパイプを採用しています。

また、リードパイプの角度や本体レイアウトを見直し、左腕で楽器をゆったり構えることができるうえバルブも右手に届きやすくなり、従来より格段に呼吸がしやすくなるようデザインされています。

マルチシャンクレシーバー

マルチシャンクレシーバー

レシーバーは、マウスピースのアメリカンシャンクとヨーロピアンシャンクのどれも装着できるようなマルチタイプ※となっており、アダプターなどを使用せず奏者の好みのマウスピースをご使用いただけます。

※ヤマハ以外のすべてのメーカーのマウスピースの装着を保証するものではありません。

薄肉ボディー

薄肉ボディー

ベルからトップボウまでのボディーは、通常より板厚が薄い素材を使用し音の反応が早くなっています。

※音色と吹奏感を実現するために薄肉仕様となっておりますので、取り扱いにはご注意ください。

フラットボトムボウガード(補強板)

フラットボトムボウガード(補強板)

ボトムボウの補強板をフラットにすることで吹奏時に楽器の振動を膝で確かめながら演奏できるだけでなく、楽器を構えた際の太腿の痛みも軽減しています。

また、通常よりも補強板の幅を広げ、衝撃から本体を守ります。

※音色と吹奏感を実現するために薄肉仕様となっておりますので、取り扱いにはご注意ください。

第3バルブ用ウォーターキー

第3バルブ用ウォーターキー

演奏時の急な水抜きに対応できるよう、第3バルブの迂回管にウォーターキーが付きました。これにより、楽器を床に置いてから3番抜差しを抜かずに済み、本番中でも安心して演奏に集中することができます。

第2主管抜差し

第2主管抜差し

チューバとして世界初となる「第2主管抜差し」を搭載しました。これによりチューニングの幅が広がり、これまで夏場に主管を抜きすぎて落下させたり、冬場に音程が低すぎて調整できなくなる悩みを解決します。また、演奏しながら調整もできるので、運指解放の音でも音程を微調整することができます。

可動式指掛け

可動式指掛け

楽器を構えやすくするための可動式指掛けを採用しています。

従来よりも高さの調整域が広がり、大型の指掛けリングを採用しているので、奏者の好みの高さと角度に合わせることができ、快適な操作性を実現します。また、台座やネジも最大級の大きさで堅牢性や耐久性にも優れています。

金属製押金

金属製押金

大型でわずかにくぼみのついた金属製押金を採用し、指にフィット感のある快適な操作性を実現します。

また、バルブのレイアウトも手に沿うように設計されており、腕や体の負担も軽減します。

ベントホール付きピストン

ベントホール付きピストン

ベントホール付きピストンは、ピストンを押さなくても管内の気圧が変わらず抜差しを操作することができます。

それにより、演奏中でも抜差しを使った音程の微調節が可能になります。

低反発パッド

低反発パッド

ピストンパッドは、カスタムチューバで人気の高い低反発パッド(赤)を使用しております。

これにより心地よい操作性と、音の移り変わりがクリアになりました。

付属マウスピース (BB-69D2)

付属マウスピース (BB-69D2)

YCB-623にあわせて新たに設計したマウスピースのデザインは、内径が緩い曲線のフンネル(漏斗)型になっており、深めのカップでシンフォニックなサウンドが特長です。

薄めのリムと太すぎないスロートは、大型のチューバでもコントロールがしやすく、軽量化により効率的で反応が良いマウスピースです。