Tio1608-D2 I/O Rack
コンソールの利便性を高めるステージボックス
![Yamaha I/O Rack Tio1608-D2: A stagebox that enhances the convenience of your console](/files/2EA2E6A2E18F405CBAC693E565815800_12074_2_2e44c61b7f28d8e50f45eb86a043fd40.jpg?impolicy=resize&imwid=320&imhei=240)
Dante標準対応のデジタルミキサーDM3やDante入出力カード「NY64-D」を装着したTFシリーズと組み合わせることで、シンプルなステージボックスを構築できます。DM3は最大1台、TFシリーズは最大3台のTio1608-D2のリモートコントロールが可能です。
PA席に設置したDM3またはTFシリーズ本体と、ステージに設置したTio1608-D2との間をイーサネットケーブルで接続するだけで高音質/低レイテンシーの音声伝送が可能になるため、重くて接続が大変なマルチケーブルを持ち運ぶ必要はありません。
高信頼性を誇るオーディオネットワークプロトコル「Dante」
![Yamaha I/O Rack Tio1608-D2: Dante High Reliability Network Audio Protocol](/files/01A2C5A39EF0459480DFC2925B0CD554_12074_40cd68d77dab62e0bb7443a8be144139.jpg?impolicy=resize&imwid=320&imhei=200)
Audinate社が開発したオーディオネットワークプロトコル「Dante」を採用し、低ジッター、低レイテンシー、高サンプル精度の高音質を実現しました。
そのためTio1608-D2は、DM3やTFシリーズ、CL、QLシリーズ、RシリーズのI/Oラックなど様々なDante対応機器と接続することができます。
*Tio1608-D2とサンプリング周波数「96kHz」に対応していないデジタルミキシングコンソールCL、QL、TFシリーズなどを連携するためには「Tio1608-D Compatibility Mode」に設定する必要があります。
設定が迅速かつ簡単なQUICK CONFIGモード
![Yamaha I/O Rack Tio1608-D2: Fast, easy configuration](/files/C29D4EC484A14637AA6B794AE2446F1C_12074_459deaa4d316c8b9b5d42ea58e225df6.jpg?impolicy=resize&imwid=320&imhei=200)
DM3とTFシリーズ本体との接続の際にTio1608-D2の「QUICK CONFIG」機能を使えば、ネットワーク設定や音声パッチを含めた接続設定が自動で行われるため、セットアップが簡単におこなえます。DM3の「AUTO CONFIG SETUP」機能、TFシリーズの「QUICK CONFIG」機能のON/OFF*を設定後、Tio1608-D2のUNIT IDを設定。DM3本体、TFシリーズは本体に装着したNY64-DとTio1608-D2をイーサネットケーブルでデイジーチェーン接続し、各Tio1608-D2の電源をONにするという簡単な手順で接続の設定が完了します。
*TFシリーズで「QUICK CONFIG」を使用する場合は「QUICK CONFIG」をONに、DM3で「AUTOSETUP」を使用する場合は「AUTO SETUP」をOFFに設定してください。
シンプルかつ柔軟な入力設定
![Yamaha I/O Rack Tio1608-D2: Simple and Flexible Input Selection](/files/F52A17329B21475F933C8AF95709021A_12074_c9fb0a338948357c332c8a8e62eb1ee8.jpg?impolicy=resize&imwid=320&imhei=200)
DM3やTFシリーズ本体との基本的な接続の設定が完了すれば、目的に応じ簡単かつ柔軟に入力設定がおこなえます。DM3のINPUT画面やTFシリーズのPATCH画面から全てのインプットを一括でアサインでき、簡単にコンソールに音声を立ち上げることができます。また、各入力のインプットアサインを個別に行うこともでき、DM3やTFシリーズ本体へのインプットとTio1608-D2へのインプットを組み合わせながら使用することや、DAWに録音したボーカルの録音トラックを再生しながらバンドリハーサルを行うなど、柔軟な運用が可能です。
リコーラブルなD-PREマイクプリアンプ
![Yamaha I/O Rack Tio1608-D2: Recallable D-PRE preamplifiers](/files/530116389DC04BD89E2D61E33AAED88F_12074_47efbbded3fec3c2d814f6bd87bf794c.jpg?impolicy=resize&imwid=320&imhei=292)
TFシリーズの開発で追及した音楽的でナチュラルなサウンドはTio1608-D2でも継承。メカニカルな構造やボードの配置、電源&グランド、パーツの選定などを多岐にわたって念入りに検討し、また厳しい性能・リスニング テストを開発の各ステージにおいて行いフィードバックすることで「音楽的でナチュラルなサウンド」を実現しています。プリアンプ部にはTFシリーズと同じリコーラブルな「D-PRE」を搭載し、システム全体でナチュラルで音楽的なサウンドを提供します。
DM3との組合せシステム例
![Yamaha I/O Rack Tio1608-D2: System example with DM3](/files/Tio1608-D2-systemexample_93b2fe30395a2caa983c01f25fe46893.jpg?impolicy=resize&imwid=640&imhei=502)
I/Oラック「Tio1608-D2」とデジタルミキシングコンソール「DM3」のシステム例です。
Tio1608-D2は、DM3とは簡単に接続することができます。イーサネットケーブルを接続し、デバイス IDを選択するだけで、システムの準備は完了です。イーサネット経由でHAリモートコントロールが可能で、StageMixを使えば、アリーナ、ステージ、客席などからコンソールをワイヤレスでリモートコントロールすることができます。