楽譜について学ぶ
第2日 音の形
今回は、実際に楽譜を読んだり、書いたりするために必要なことを勉強します。
音符や休符とは何か? 五線にどんなふうに書き表せば良いのか? また、そこに記すリズム、音楽の流れを感じとるために必要な拍子を学んでいきます。
まずその前に音符のそれぞれの部分の名前を覚えましょう。
音符とは音の長さと音の高さを表わす記号です。
休符とは音が休止している長さを表わす記号です。
音符や休符とは何か? 五線にどんなふうに書き表せば良いのか? また、そこに記すリズム、音楽の流れを感じとるために必要な拍子を学んでいきます。
まずその前に音符のそれぞれの部分の名前を覚えましょう。
音符とは音の長さと音の高さを表わす記号です。
休符とは音が休止している長さを表わす記号です。
1. 単純音符と単純休符
付点の付かない音符を単純音符、付点の付かない休符を単純休符といいます。
2. 付点音符と付点休符
単純音符や単純休符の右隣りに点を付けて表わす音符、休符を付点音符、付点休符といいます。
この付点は常に単純音符、単純休符の2分の1の長さになります。
この付点は常に単純音符、単純休符の2分の1の長さになります。
コラム:単純音符の分割と練習問題
ここで、今までのところを少しまとめてみましょう。全音符を単純音符で分割してみると、
つまり、になるということです。
音符の長さは数字として考えて、足し算や引き算で求めることが出来ます。=2拍+2拍=4拍=(全音符)ということですね。
では、さっそく簡単な問題をやってみましょう。
つまり、になるということです。
音符の長さは数字として考えて、足し算や引き算で求めることが出来ます。=2拍+2拍=4拍=(全音符)ということですね。
では、さっそく簡単な問題をやってみましょう。
3. 休符の表わし方
1 ) 全休符の表わし方
全休符は全音符と同じ長さの休止であるとともに、様々な拍子の1小節間全ての休止も表わすことが出来ます。この2つの意味をしっかり覚えましょう
2 ) 長い休止の表わし方
ブラスやオーケストラなどのパート譜などでよく見ることができます。小節数は数字で表わします。
6は6小節間の休み、10は10小節間の休みです。
全休符は全音符と同じ長さの休止であるとともに、様々な拍子の1小節間全ての休止も表わすことが出来ます。この2つの意味をしっかり覚えましょう
2 ) 長い休止の表わし方
ブラスやオーケストラなどのパート譜などでよく見ることができます。小節数は数字で表わします。
6は6小節間の休み、10は10小節間の休みです。
4. 音符の良い書き方
楽譜を見やすく正確に記すためには、1)ぼうの長さと音符の長さの間隔 2)ぼうの向き この2つに注意しましょう。
1 ) ぼうの長さ
ぼうの長さは、オクターヴ上・下の音を目安に長さを決めます。また音符の長さの間隔は、出来るだけ拍の長さに比例するように書きます。
2 ) ぼうの向き
ぼうの向きは、第3線を中心に考えます。第3線は上、下どちらでも良いです。
a) はたの場合
8分音符以下の音符が2個以上続くときには、横の線で音符をつなげます。
例えばは、はと書き表します。この横の線を『連こう』と言います。
b) 連こうを使用する場合
連こうで結ばれる音の場合は、数の多い方でぼうの向きを決めます。その際、小節全体のバランスも考えて下さい。
1 ) ぼうの長さ
ぼうの長さは、オクターヴ上・下の音を目安に長さを決めます。また音符の長さの間隔は、出来るだけ拍の長さに比例するように書きます。
2 ) ぼうの向き
ぼうの向きは、第3線を中心に考えます。第3線は上、下どちらでも良いです。
a) はたの場合
8分音符以下の音符が2個以上続くときには、横の線で音符をつなげます。
例えばは、はと書き表します。この横の線を『連こう』と言います。
b) 連こうを使用する場合
連こうで結ばれる音の場合は、数の多い方でぼうの向きを決めます。その際、小節全体のバランスも考えて下さい。
5. タイ
タイとは、同じ高さの2つ以上の音符を切らずに演奏するときに用います。
で表わします。
1 ) 拍子を明確にするため
2 ) 小節線を越えるときに使用
で表わします。
1 ) 拍子を明確にするため
2 ) 小節線を越えるときに使用