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:ドミトリー・シシキン 氏 "5つ$quot;の質問

Profile

pianist ドミトリー・シシキン

pianist
ドミトリー・シシキン
1992年2月12日、シベリア、ウラン・ウデ生まれ。
3歳の頃よりピアノを始め、その後チェリャビンスクのチャイコフスキー記念音楽専門学校初等科、
グネーシン記念モスクワ音楽専門学校中等科へと進む。
2010年チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院に入学、エリソ・ヴィルサラーゼ教授の下で研鑽を積む。
幼いころから、多くのコンクールに出場、入賞し、2006年には『第5回若いピアニストのためのショパン国際コンクールin北京』で優勝。同年『第8回マリア・ユーディナ記念国際ピアノコンクール』優勝。[その他の経歴]
2009年『第7回国際アルトゥール・ルービンシュタイン記念若いピアニストのためのコンクール』第2位
2013年『第59回ブゾーニ国際ピアノコンクール』1位なし第3位
2014年『第4回BNDES国際ピアノコンクールin リオ・デ・ジャネイロ』第2位
2015年『第17回ショパン国際ピアノコンクール』第6位
2017年『第5回Top of the World 国際ピアノコンクール』優勝
※上記は2017年12月27日に掲載した情報です。

Q1.自分で影響を受けたと思われるアーティストは?

まずは母です。そしてもちろん、ヴィルサラーゼ先生。加えて、さまざまな芸術分野で偉業を成し遂げた多くの偉人達。たくさんいすぎて、名前を挙げたらきりがありませんが、ピアニストに限っていえばホロヴィッツです。また、昨年初めて共演したプレトニョフさんは、タッチや響きのバランスについて貴重なアドバイスをくださいました。僕の耳を開いてくれた方といえます。

Q2.ヤマハピアノに対するイメージと印象は?

ヤマハピアノに出会ったのはとても昔のことなので、最初の印象はよく覚えていませんが、初めて弾いて以来、楽器に敬意を感じています。日本に来るようになる以前、モスクワの楽器店で購入したので、自宅にはヤマハのピアノがあります。オールマイティな楽器です。

Q3.あなたにとってピアノとは?

私にとって、人生そのものであり、特別なインスピレーションを与えてくれる同士であり、友人です。ですから、自分の楽器はもちろん、どこにある楽器にも、尊敬の念をもって、丁寧に接するようにしています。

Q4.印象に残っているホールは?

たくさんありますが、まずはモスクワ音楽院の大ホール、そしてチャイコフスキーホールです。東京芸術劇場や、パリのサル・コルトーにも良い印象があります。ホールの印象は、音響や楽器、お客さんの反応に大きく影響されますね。

Q5.ピアノを学ぶ(楽しむ)方へのメッセージ。

音楽への愛を失うことなく、偉大な人の演奏、作曲家の作品を聴き続けてください。また、他の芸術分野にも興味を持ってください。多くのインスピレーションを与え、新しいものに対しての目を開いてくれると思います。そして、成功には忍耐が必要だということを忘れないでください。