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:中村 由利子 さん(Nakamura Yuriko) "5つ$quot;の質問

Profile

pianist 中村 由利子

pianist
中村 由利子
中村由利子 YURIKO NAKAMURA (作曲家/ピアニスト) 横浜生まれ。フェリス女学院短期大学音楽科ピアノ科卒。1987 年デビュー。
幼い頃から、雨音や絵本などにインスピレーションを受けて自ら作曲を始める。 13 才の時に、横浜市主催の作曲コンクールに入賞。 デビューアルバム「風の鏡」は、ベストセラーを記録し、ニューエイジミュー ジックの代表的なメロディーメーカーとして、幅広い層に支持される。 自己のアルバムとユニット&サントラも含め、30 枚以上のアルバムをリリース する他、「10 人のピアニスト」など数々のコンピレーションにも取り上げられる。映像とのコラボレーションでも大きな評価を得ており、映画「1999 年の夏休み」 (1988 年公開)や、三鷹の森ジブリ美術館で上映された、宮崎駿監督によるオ リジナル短編アニメーション「星をかった日」(2006 年~)の音楽を担当。 2011 年秋公開予定の、金子修介監督の映画「メサイア」の音楽も担当する。 一方、写真家・秋山庄太郎氏、前田真三氏の映像作品に楽曲が使用されるなど、 多種多様な映像作品を彩っている。
また、TOKYO FM「ジェット・ストリーム」のテーマをはじめ、CM、アニメ ーション、ドラマなど、様々なメディアの音楽も手がける。
海外では、香港、ベネズエラ、フランス、アメリカでも CD が発売されている。 中でも特に韓国で人気が高く、16 タイトルの CD リリースと数多くのコンサー トを行っている。 また、日本人音楽家として初めて韓国ドラマ(「ごめん、愛してる」(KBS)「春 の日」(SBS)「がんばれ!クムスン」(MBC)など)の音楽を担当する他、 韓国大手企業の CM にも楽曲が使用される。 最近では、日韓共同制作のアニメ「冬のソナタ」にも楽曲を提供した。
コンサート活動も積極的に行っており、お客さまからイメージを頂いて即興演 奏をする「イメージリクエスト」のコーナーも人気がある。また、白鳥英美子、 山本潤子など、実力派シンガーとのステージや、ギタリスト・古川昌義とのユ ニット「Life is Melody」、そして画家とのコラボレーションやボーカリストの プロデュース&アレンジと、音楽センスを活かした活動も話題を集める。
3 月 11 日の東日本大震災の後、復興を祈り作曲した「えがおの日まで」が、 秋山庄太郎氏の花の写真作品と共に YouTube にアップされ話題を呼び、 TBS「サンデーモーニング」のコーナー「考・震災」のテーマ曲として現在も 使用されている。 デビュー以来変わらない類いまれなメロディーセンスと、包み込むようなピア ノタッチで、常に多くのファンの心をつかみながら、独自の世界を輝かしく放 ち続けている。
中村 由利子オフィシャルサイト
※上記は2011年8月23日に掲載した情報です

Q1.自分で影響を受けたと思われるアーティストは?

 私の場合、ピアニストではなく作曲家なんですね。フランシス・レイ、バート・バカラック、アントニオ・カルロス・ジョビン、ミシェル・ルグラン。他にもたくさんいますが、今回は、ここまでにしておこうかな(笑)。

Q2.ヤマハピアノに対するイメージと印象は?

 実は、私が最初に買ってもらったピアノは、ヤマハのマホガニー製のアップライトだったんです。今はもうそのタイプはありませんが、デビューするまでずっと使っていたので、私の活動の基盤を作ってくれた、最初のパートナーです。そして今は行く場所にヤマハのピアノがあると安心。ブランドに対する信頼感があるんですよね。

Q3.あなたにとって音楽(ピアノ)とは?

 私が表現したいものを、一番身近で、一番確実に再現してくれるもの。ボーカリストにとってそれは「声」だと思うので…、私にとっても「声」みたいなものかもしれません。

Q4.印象に残っているホールやライブハウスは?

 コンサートホールではないのですが、クリスマスコンサートをおこなったジブリ美術館、韓国で最初にコンサートをした芸術の殿堂という、すごい名前のホール(笑)。そして、ソウルから約1時間のところにあるヘイリという芸術村での野外コンサート。あえて挙げるとしたら、その3箇所です。

Q5.ピアノを学ぶ(楽しむ)方へのメツセージ

色々な経験をすること。たとえば音楽もジャンルを問わず、ライブでもCDでも聴いていただきたいし、舞台、映画、絵、写真とかも…。すぐにではなくても、見て、聴いて受けた感動は、必ず演奏の中に出てくると思うんです。もちろん特別な場所へ行かなくても、今日はいい天気でワクワクする、というように、色々なものに感じる気持ちを大事にしながら、心を込めて演奏すれば、絶対にそういう音が表現できると思います。