Vol.6：山縣 美季、伊藤 順一

Profile

© 井村重人

山縣 美季

2002年鎌倉市生まれ。
第89回日本音楽コンクールピアノ部門第1位及び野村賞、井口賞、
河合賞、三宅賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞受賞。

第44回ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル入選。第2回ベヒシュタイン・ジャパン主催ノアン・コンクール第1位、ノアン賞受賞。ノアン・フェスティバルショパンに出演。
かながわ音楽コンクールでユースピアノ部門とピアノ部門の両方でコンクール史上初の同年二冠（どちらも最優秀賞）を果たす。第5回いしかわ国際ピアノコンクールjr.III部門第1位。
これまでシレジア・フィルハーモニー管弦楽団、プリマヴィスタ弦楽四重奏団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部2年在学中。東京藝術大学宗次徳二特待奨学生。現在、東誠三、日比谷友妃子の両氏に師事。

Profile

伊藤 順一

4歳よりヤマハにてピアノを始め及川良子氏に師事し、その後東京藝術大学附属音楽高校、同大学にて秦はるひ氏に師事。

在学中2011年よりフランスに渡りパリ・エコールノルマル音楽院へ留学。Henri Barda氏のクラスで学びコンサーティストディプロムをピアノ、室内楽共に満場一致の首席、審査員特別賞で修了し、2014年パリのサル・コルトーにてソロリサイタルを開催。
その後パリ国立高等音楽院伴奏科や、リヨン国立高等音楽院ピアノ科にてHervé N’Kaoua、Thierry Rosbach両氏に師事し研鑽を積み、2016年よりシャトゥ、ステファノ・マリッツァ、ニースなどの各国際コンクールで第1位を受賞、その他イタリア、スペイン、クロアチアなどヨーロッパ各地のコンクールに上位入賞し、バカウフィルハーモニーやオーケストラサウンディフ、クロアチア放送交響楽団と共演。
また、毎年フランス中部ノアンの講習会でYves Henry氏のアシスタントを務めている。
2019年末に完全帰国し、日本ショパン協会主催 第4回日本ショパンコンクールにおいて第1位を受賞。
毎年ショパン作品に優れた演奏を示したピアニストに贈られる「2020年 第47回日本ショパン協会賞」を受賞。