CX-A5000 AVプリアンプ 生産完了品
Z/AVENTAGEシリーズで実績を積んだ高剛性シャーシと<5番目の脚>
H型クロスフレーム&ダブルボトム構造で理想の機械的強度を発揮する制振・高剛性シャーシ、設置安定性を高めて筐体の共振を効果的に分散する独自のアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)による<5番目の脚>など、ZシリーズやAVENTAGEシリーズで実績を積んだ筐体設計技術を投入。ヤマハAVアンプの伝統というべき圧倒的な音の静寂性を支えています。さらにボディ両サイドにはデザイン性を高め、筐体全体の制振にも貢献するアルミ押し出し材サイドパネルを装着しました。
3回路分離型パワーサプライ、ヤマハカスタムメイドトランスなど音質最優先の電源部
オーディオ回路、デジタル回路、FLディスプレイ回路のそれぞれに専用電源を割り当てた3回路分離型パワーサプライを搭載し、各回路間の相互干渉を防いで全動作モードでのS/Nを大幅に向上させました。加えて、本機専用にカスタムメイドされた銅メッキカバー一体型の電源トランス(EI型)や余裕を持った電源ブロック、電源供給の最短化と磁場効果の低減を目指した給電レイアウト、出力ステージ前の信号を純化するバランス出力回路専用電源などにより、AVプリアンプに求められる繊細な音から最大の音までの余すことなき情報再現力を獲得しています。
ESS社製32bit DAC×2基、独自のD.O.P.G.コンセプトを採用した高品位なオーディオセクション
ESS社製32bitハイグレード32bit DAC「SABRE32 Ultra DAC ES9016」を全11.2ch用として2基搭載。入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトとともに、卓越した微小信号の再現性とディテール表現力、そして大音量時におけるダイナミクスの忠実な再現を目指しました。さらにデジタルフィルターの特性は「シャープロールオフ」「スローロールオフ」、そしてヤマハのカスタムセッティングである「ショートレイテンシー」の3タイプから選択可能。お好みの音質傾向をお選びいただけます。
ノイトリック社製金メッキ仕様XLR端子を採用したバランス接続対応11chプリアウト、オーディオ専用バランス入力を装備
11chプリアウトは通常のRCAコンポジット(アンバランス)端子に加えて、XLR端子によるバランス出力にも対応。「MX-A5000」をはじめとするバランス入力端子付きパワーアンプとの組み合わせで、ノイズの影響を受けにくい信号伝送を実現します。加えて、「CD-S3000」などバランス出力を備えた機器との高音質接続が可能なXLRバランス入力端子も装備。全バランス入出力端子には、ヤマハの業務用ミキシングコンソールでも実績を積んだノイトリック(NEUTRIK)社製の金メッキ仕様XLR端子を採用しています。
ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー
圧縮音声を活き活きと再現する通常のミュージックエンハンサーに加えて、非圧縮(PCM、WAV)および可逆圧縮(FLAC)音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理するハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーを搭載。オーディオソースから、よりデリケートな音楽的表現を引き出します。
3次元立体音場再生の最高峰、シネマDSP HD³のフルプログラムを搭載
フロント/リアプレゼンススピーカーを含む最大11.2chスピーカー構成と、通常のシネマDSPを大きく上回る圧倒的な情報密度を駆使して、音場の高さ方向を加えた空間情報の完全再現を目指す3次元立体音場再生の最高峰=シネマDSP HD³(エイチディ キュービック)。「CX-A5000」では、その11.2ch再生を「MX-A5000」との組み合わせで実現します。サラウンドプログラムは、これまでDSP-Z11のみに搭載されていたシネマDSP HD³専用の10プログラムを新たに加えた計33プログラム。さらに、仮想のプレゼンススピーカーを空間上に生成するVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能がフロントプレゼンススピーカーなしでの3D再生を可能にするほか、フロントプレゼンススピーカーを含む7.1chスピーカー構成ではVPS機能が仮想のリアプレゼンススピーカーを生成してシネマDSP HD³再生を実現するなど、11.2ch再生をより身近なものにします。
部屋の音響特性をより積極的に改善するYPAO-R.S.C.*
室内の壁や床からの不規則な初期反射音はオーディオ(シアター)再生に悪影響を及ぼす原因のひとつです。初期反射音を厳密に制御してホームシアターの臨場感を飛躍的に高める「YPAO-R.S.C.」は、左右のスピーカーの設置環境が異なる場所での不規則な初期反射音(図A)をデジタル音場処理技術で補正(図B)し、よりバランスの整った視聴空間をつくり出す事ができます。また、複数の計測ポイントからのデータを総合的に判断して計測精度を向上させる「マルチポイント計測」、室内の音響特性に合わせてシネマDSP効果を最適化する「DSPエフェクトレベルノーマライズ」、視聴位置とスピーカーとの位置関係を把握して調整に反映できる「スピーカー角度計測」といった高度な計測・調整機能を、視聴環境最適化システム「YPAO」で実現。専用施工されたシアタールームで楽しむような理想の視聴環境を簡単な操作で再現できる、ヤマハだけの先進機能です。
* R.S.C.= Reflected Sound Control
高画質再生の基礎=I/P変換のクオリティを独自技術によって追求
動き適応型/エッジ適応型デインターレース、マルチケイデンス検出、ディテール&エッジ強調、映像信号調整に対応したヤマハオリジナルの映像処理回路を搭載。ハイエンド・ビデオプロジェクターなどの開発で培った3次元動き適応型I/P変換をはじめとする独自の映像処理技術を投入することで、高画質再生の基礎と言うべきI/P変換のクオリティにも改めてこだわりました。さまざまな解像度の映像コンテンツを高品位な1080p信号や4K Ultra HD信号に変換してテレビに出力(コンポーネント入力1080p信号のみパススルー)。ヤマハの映像処理技術を生かした高精度なI/P変換で最善の画質を実現します。加えて、映像処理回路を必要に応じて完全にバイパスし、ビデオゲームなどで気になる映像の遅延を排除するビデオダイレクト機能も装備しています。
AirPlay*はもちろん、Android端末からのワイヤレス音楽再生にも対応
お手持ちのiPod touch/iPhone/iPadやパソコン内のiTunesライブラリーに保存された音楽コンテンツをストリーミング再生できるAirPlayに対応。さらに専用アプリケーション「AV CONTROLLER」を使えば、iPod touch/iPhone/iPadに加えてAndroid対応スマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツについてもワイヤレスでの高音質ストリーミング再生が楽しめます。
* 音声伝送のみ対応
WAV/FLAC・192kHz/24bit対応ネットワークレシーバー機能
NP-S2000に象徴されるヤマハの高音質ネットワークオーディオ技術を活かしたWAV/FLAC・192kHz/24bit再生対応、DLNA1.5準拠のネットワークレシーバー機能を内蔵。お手持ちのパソコンやNAS(ネットワークHDD)にストックした音楽コンテンツをピュアオーディオグレードの高音質で再生できるほか、インターネットラジオが快適に楽しめるvTunerにも対応しています。
※一部のハイレゾ音源では安定して再生できない場合があります。
※本サービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。
快適操作と美しい画面が魅力の専用アプリケーション「AV CONTROLLER」に対応
iPod touch/ iPhone/iPadやAndroid端末を使ってヤマハ AVアンプの操作が行える*¹専用アプリケーション「AV CONTROLLER*²」に対応。電源オン/オフや音量調整、入力ソース選択、シネマDSPのサラウンドモード選択、本機に入力されたAVコンテンツを別室のシステムで同時に楽しめるゾーン機能などをリモコン感覚で快適にコントロールできるほか、iPod touch/iPhone/iPadやAndroidスマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツを高音質でワイヤレス再生できるヤマハオリジナルの音楽再生機能も搭載しています。動作が緩慢になりがちなネットワークオーディオの選曲もサクサク動く快適な操作感、タブレットの縦横切り替え表示に対応した機能的で美しい画面も魅力です。
*¹ 本機と無線LANルーターとの有線接続が必要です。
*² iOS 4.2以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS2.1以上に対応。iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playから、それぞれ無償でダウンロードできます。
パソコンのブラウザー上で操作できるウェブコントロールセンター
お手持ちのパソコンの標準ウェブブラウザー*¹を使って本機を操作できる*²「ウェブコントロールセンター」を搭載。見やすいコントロールパネル(操作画面)で本機の動作状態を確認しながら、確実な操作が行えます。
*¹ 動作確認済みウェブブラウザーはInternet Explorer 8.0以降です。
*² パソコンを接続しLANルーターと本機との有線接続が必要です。
お気に入りの設定を瞬時に呼び出せるSCENE機能
シネマDSPプログラムや音量/音質調整、パワーアンプアサインなどの各種設定を入力ソースごとに記憶してワンタッチで呼び出せるSCENE(シーン)機能。視聴したいソースのボタンを1回押すだけでAVレシーバーの電源がオンになり、再生環境のセットアップが瞬時に完了します。
4K Ultra HD映像やMHLなどの最新フォーマットに対応
4K Ultra HDパススルー&アップスケーリング、およびアナログ映像信号のHDMIへのアップコンバージョンに対応。さらに、MHL対応の携帯端末*¹を接続して最大フルHD(1080p)映像/最大7.1chマルチチャンネル音声の伝送や本機側リモコンでの端末操作*²などを実現するフロントMHL(Mobile High-Definition Link)*³接続、Bluetooth®オーディオ再生(別売「YBA-11」使用)にも対応しています。
*¹ MHL(Mobile High-definition Link)とは米Silicon Image社が開発した、携帯端末から高速での映像及び音声伝送が可能になるインターフェイス規格です。
*² モバイル機器やアプリケーションによっては一部の機能を操作できない場合があります。
*³ MHLに対応したHDMI端子は入力8系統のうちの1系統(フロント)となります。
別室などでメインルームと異なるコンテンツが楽しめるHDMIゾーンスイッチング
本機を設置した部屋(メインルーム)でシアター再生を楽しみながら、メインルームと異なる任意のAVコンテンツを、寝室やキッチンなどの別室に設置したHDMI対応テレビやホームシアターに伝送して同時再生できる「HDMIゾーンスイッチング」に対応。HDMI入力されたAVコンテンツはもちろん、デジタルまたはアナログ入力されたオーディオコンテンツ、内蔵ネットワークレシーバー(インターネットラジオ、USBオーディオ含む)、内蔵FM/AMのいずれかを選んで伝送することも可能になりました。別室のHDMI対応テレビやAVアンプ、YSPなどでメインルームと同じ、または異なるコンテンツを楽しめるので、寝室やキッチンに移動して作品の続きを観賞したり、家族が別々のコンテンツを楽しむときに便利です。
BluetoothⓇワイヤレスオーディオレシーバーYBA-11(別売)に対応
スマートフォンなどのBluetoothⓇ対応機器内の音楽コンテンツのワイヤレス再生を実現する、別売のBluetoothⓇワイヤレスオーディオレシーバー「YBA-11」に対応。Wi-Fi環境を必要とせず、より手軽にワイヤレス音楽再生が楽しめます。また「YBA-11」からの音声出力は同軸デジタル接続で本機に入力されるため、内蔵のESS DACを活かした高音質再生が期待できます。
その他の機能・特長
●外部デジタル音声に含まれるジッター成分を除去して再生品位を高めるウルトラロージッターPLL回路●高音質を支えるカスタムメイドの鋳鉄製レッグ●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ●4K Ultra HD/3D映像伝送*やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応した8入力/2出力のHDMI端子●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード●一定時間使用しないと自動的に電源が切れるオートパワーダウン●お手持ちのiPod/iPhone/iPadのデジタル音声接続に対応した前面USB端子●40局プリセット対応FM/AMチューナー●MM対応フォノイコライザー
* 3D映像信号のパススルーはフレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトムの各方式に対応しています。
安心と信頼を証する長期製品保証
長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より満5年間のメーカー製品保証を-AVENTAGE-AVレシーバー「CX-A5000」に標準で付与いたしました。