すべては最高品位のデジタルを手にするために。Digital Maximum Conceptという思想
さまざまな新デジタルメディアや多彩なサウンドフォーマットを自在に、しかもクオリティ高く楽しむ時代。そんな新しい流れが加速しつつある今、まさに問われているのは、次世代のデジタルマルチチャンネルメディアをより高音質に再生する機能と性能のリファレンスです。その思想、「DigitalMaximumConcept」。デジタルメディアのもつポテンシャルを余すところなく引き出す力を携えて、ヤマハの新しいフラッグシップアンプDSP-AX1が登場しました。
44bitシネマDSP時代へ。高音質の中枢、プロセッシングボード
AX1のプロセッシング機能が集約されたプロセッシングボードには、44bitというかつてない精度を誇るDSPLSI＝YSS-910を2チップ採用したのをはじめ、YSS-918やYSS-908といった究極の高音質デコーダー群を搭載。また全10チャンネルに、バーブラウン社製最高級DACを採用するなど、Digital Maximum Conceptのもと、高精度で音楽性豊かな音場処理を実現しています。
高品質・高精度なデジタルコントロールボリュームなど、オーディオ用高音質パーツを贅沢に採用
Digital Maximum Conceptでは、デジタルプロセスの最大化（Maximum）を実現するため、従来のボリュームに替えて0～－99dBまで0.5dBステップの高い精度で設定が行える、クリスタルセミコンダクタ社製デジタルコントロールボリュームを採用しました。さらに小信号用ケミコンは高音質のオーディオ用コンデンサーを採用したのをはじめ、高精度FEマイカコンデンサー、銅リードのメタライズドマイラーフィルムコンデンサーを各所に使用。また、電源のブロックケミコンは厳選した素材を使い、AX1専用に開発したもの。随所に高音質へのこだわりを貫きました。
デジタル信号をパワーアンプに直結。プロセッサーダイレクトスイッチ
Digital Maximum Conceptを象徴する機能。プロセッサーボードの信号が音質劣化なくパワーアンプへ直結。最先端デジタルソースの高音質を最大限に引き出します。
大幅に強化されたパワーアンプで次世代メディアも余裕の再生
DVD-AUDIO、DVD-VIDEOをはじめとする新デジタルメディアの広いダイナミックレンジは、高音質なパワーアンプを求めます。AX1では、100kHzまでをカバーする広帯域パワーアンプを採用。さらに強力な電源部、全電流経路の低インピーダンス化などでマルチチャンネル間のセパレーション特性もいっそうクオリティアップしています。また、ボトムカバーには、表層の電気抵抗が低い銅メッキ鋼板を使用するなど、その筐体からも、高音質を追求しています。
DVD-AUDIOなど次世代メディアのマルチチャンネルに対応した5.1ch外部入力端子装備
最新の映画サウンドフォーマットに対応
すべてのサウンドフォーマットに応じることもヤマハの最高峰アンプとしての使命です。AX1では最新映画で使用された６．１ｃｈデジタルサラウンドに対応したプログラムを搭載。パワーアンプもリアセンター用に110Wのハイパワーが搭載されました。
新開発、「サイレントシアター」など充実のバーチャルシネマDSP
44bitの高精度な処理によって初めて可能になった、「サイレントシアター」を新開発。自然で立体感あふれるシネマDSPならではの音場効果をヘッドフォンで楽しめます。また、リアスピーカーなしでもサラウンド効果を体験できるバーチャルシネマDSPも開発搭載されました。
低消費電力ダイレクトアクセスリモコンを装備
使いやすさを最優先させた、低消費電力タイプのリモコンを用意。主要メーカーの各種機器のリモコンコードをあらかじめ内蔵している他、150キーもの豊富な記憶容量を誇るラーニング機能を備えるなど、きわめて多機能。画面を見ながら各chのレベル設定などができるオンスクリーン機能と併用することで自分だけのカスタマイズも容易に行うことができます。
ヤマハDSP AVアンプ中最大の計54プログラムを搭載
新プログラム“Dolby Digital/Matrix6.1”“DTS/ES”をはじめ全54音場プログラムを搭載。
メインスピーカー用にお気に入りのパワーアンプを追加して、楽しむことも可能
余ったメインch用のアンプはフロントエフェクトchのパワーアップに活用することができます。
高度な拡張性を装備
全デジタル入力を96kHz対応設計とすると共に2000年放送開始予定のBSデジタル放送など高画質化するデジタルメディアに対応するため、D3及び色差（コンポーネント）入力端子（3）、モニター出力端子（1）を装備。
