DSP-AZ2 DSP AVアンプ 生産完了品

複雑化する信号経路を高純度&ストレートに再構築するデジタルマキシマムコンセプト

増え続ける入力ソースやサラウンドフォーマットに呼応するように、AVアンプの内部は複雑化の一途を辿っています。ヤマハが提唱する“デジタルマキシムコンセプト”は、機能統合によって集積度を高めたデジタルプロセッサー部と、ワイドレンジでパワフルなアナログオーディオ部とを最短経路で結び、その信号経路を高純度かつストレートに再構築する新しい設計思想。DSP-AZ2では、さらなる高音質と快適な操作フィーリングを約束するインテリジェント・デジタルボリューム&プロセッサーダイレクトスイッチ、完成度を極めた192kHz/24bit仕様D/Aコンバータ*(全ch)などにより、デジタルソースの真価を守り抜く至高の信号純度をトータルで追求しています。

*デジタル入力は96kHzまでです。

8.1chシネマDSPをこの1台で実現する高音質ディスクリート構成8chパワーアンプ

内蔵パワーアンプは、ホームシアターの真髄=8.1chシネマDSP再生のためのフロントエフェクト専用chを含む完全8ch仕様。スピーカー駆動力を飛躍的に高めるハイカレントアンプテクノロジーがもたらす重厚で力強いサウンドが、CDの音楽鑑賞から最新映画まで幅広いソースで真価を発揮します。2chステレオ再生を音楽性豊かに楽しめる、ヤマハ伝統のリニアダンピング回路(メインL/R、センター)も装備しています。

新開発 DSP LSI=YSS-938 により各フォーマットのデコードと4 音場シネマDSP処理を高精度に一括制御

DSP AVアンプの心臓部であるプロセッサー/デコーダーには、32bitフローティング演算仕様のヤマハオリジナルDSP LSI“YSS-938 ”を投入。一部フォーマットのデコードを外部処理とし、多様化するデジタルサラウンドフォーマットに高品位かつ柔軟に対応できるようシステム性を高めた、8.1chネイティブ対応と呼ぶべき最新鋭デバイスです。これにより、あらゆるタイプの音声フォーマットをヤマハ基準の高音質と卓越したリアリティでお楽しみいただけるようになりました。

35サラウンドプログラム搭載。DTS 96/24など最新フォーマット&でコードにも対応

映画のストーリーそのものを体験するような圧倒的臨場感が味わえる4種類の“ムービーシアター”をはじめ、映画館の雰囲気がリアルに再現される“エンハンスド”、世界の著名ホールやライブハウスで収集した実測データに基づく音楽専用のHiFi DSPプログラムなど、作品内容や好みで選べる定評の35サラウンドプログラムを搭載しました。もちろんDTS 96/24をはじめとする既存の映画音声フォーマットにフル対応。さらに多彩なサラウンドプログラムがヘッドホンで楽しめるサイレントシアター、2本のメインスピーカーで再現できるバーチャルシネマDSPも装備しています。また、5.1ch アナログ音声入力には、センターとサブウーファーchをメインchにダウンミックスする機能(6-4ダウンミックス)も装備しています。

コンポーネント対応オンスクリーン表示、ビデオアップコンバージョン回路を搭載

コンポーネント出力に対応したオンスクリーンディスプレイ、S~RCAコンポジットの各映像入力を相互にモニター出力できるビデオコンバージョンなど、使いやすさに配慮した新機能を搭載。D4および1080i対応コンポーネント(同軸)映像入力2系統、S映像/コンポジット(RCA)入力各6系統、デジタル音声入力7系統(光5/同軸2)と、入力端子にも充分な余裕を持たせました。コンポーネント系映像回路は帯域60MHzをクリアするD4対応の広帯域設計です。

その他の機能・特長

●100kHz 再生対応パワーアンプ(全ch) ●実使用時のS/Nを改善するアクティブボリューム素子●音響専用の高音質パーツ群●脱着式ACコード●オンスクリーン表示対応セットメニュー●サラウンドプログラムメモリー●BGV機能●バスエクステンション●5.1chアナログ音声入力端子●8.1chアナログ音声出力端子●バナナプラグ対応大型スピーカーターミナル(全ch) ●AVレックアウトセレクター●MMフォノイコライザー●オイルダンプ・シーリングパネル●マクロ/ラーニング/プリセットリモコン