RX-A2040 AVレシーバー 生産完了品

ディスクリート9chパワーアンプなどAVENTAGE基準の高音質設計

左右対称レイアウトのフルディスクリート構成9chハイパワーアンプ、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトなど、AVENTAGE基準の高音質設計を実践。ヤマハAVレシーバーの特長である「音の静寂性」をさらなる次元へと引き上げ、シリーズ上位モデルにふさわしい圧倒的な音のスケールと力感、そして情報量を獲得しました。いっぽう、定評あるウルトラロージッターPLL回路のジッター低減効果も改善し、特にネットワークオーディオのハイレゾ音源やHDMI音声の音楽的な抑揚感や表現力をさらに向上させています。

ESS社製D/Aコンバーター「ES9006×2」を搭載

ESS社製D/Aコンバーター「ES9006」を2基投入。D/Aコンバーター部の電源系やグラウンド周辺を見直すことでESS社製D/Aコンバーターが持つ微小信号の再現性と高S/Nの魅力をさらに引き出し、高域の透明感と豊かな響き、密度感と暖かみのある中域、引き締まったリアルな低音を再現します。

左右対称コンストラクションの制振・高剛性シャーシと4回路分離パワーサプライ

ヤマハが培ってきた機構設計のノウハウを集約し、理想の機械的強度と重量バランスを発揮する左右対称コンストラクション+H型クロスフレームの制振・高剛性シャーシを採用。設置安定性を高めて筐体の共振を分散し、電源トランスの微細な振動をも抑制するアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)による<5番目の脚>とも相まって、力強くフォーカスの合ったサウンドを再現します。また電源部には、オーディオ回路用、デジタル回路用、アナログ映像回路用、FLディスプレイ回路用をそれぞれ独立させた4回路分離パワーサプライを搭載。給電経路を最短化するとともに、音質に影響を与える磁場効果も給電レイアウトの工夫によりキャンセルすることで、音の瞬発力とリアリティを高めています。

高音質音源に新たな魅力を与えるハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー

さまざまな圧縮音声を活き活きと再現するミュージックエンハンサーに加えて、非圧縮(PCM、WAV)および可逆圧縮(FLAC、Apple Lossless)音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理するハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーを搭載。よりデリケートな音楽的表現を引き出し、ピュアオーディオ再生の新たな楽しさを提供します。

多次元的音響効果を実現する最新のシネマサウンド技術 「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」対応デコーダーを搭載 (ファームウェア更新により対応)*

ドルビーラボラトリーズ社が開発した最新のシネマサウンド技術「Dolby Atmos」対応デコーダーを搭載。個々の音を、頭上を含めた室内のどの位置にも定位または移動させ、多次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で大きな話題を集めるリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームでいち早く楽しめます。特に本機ではプレゼンススピーカーの設置パターンを複数準備し、設定状態に最適な音場空間創生を実現。プレゼンススピーカーをフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」に加え、「Dolby Atmos」再生用に考案された「Dolby Enabledスピーカー」にも対応しています。さらに、「Dolby Atmos」の緻密な空間描写を余すことなく再現するため、長年にわたりヤマハが培ってきた3次元空間再現力を高める機構設計・回路設計のノウハウを結集。高い解像度と全チャンネル均一の忠実な音質を追求し、「Dolby Atmos」の魅力を最大限に引き出します。

*「Dolby Atmos」へのファームウェア更新は既に公開済みです。ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのアップデートを行って下さい。

あらゆる使用環境で臨場感と迫力を。YPAO-R.S.C.*+YPAO Volume

お使いになる部屋固有の初期反射音を積極的に制御して視聴環境を最適化する「YPAO-R.S.C.*」と、その計測結果に基づき高音と低音のバランスを音量に応じてコントロールする新機能「YPAO Volume」の組み合わせにより、専用施工された部屋のような自然な音場と、小音量再生時から大音量再生時までの均一なサウンドバランスを再現。さらに「RX-A3040」には、YPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)の新たな拡張機能として「YPAO 3D測定」を装備し、シネマDSP HD³再生における3次元立体音場の再現性をさらに高めています。

* R.S.C.= Reflected Sound Control

音場に高さ方向のデータを加え、立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP<3Dモード>

音場に「高さ」方向のデータを加え、左右メインスピーカーの上部に設置したプレゼンススピーカーを使って立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP<3Dモード>により、画面に引き込まれるような立体感、天井や床の反射音までも感じさせる臨場感をリアルに再現。さらに、シネマDSP<3Dモード>を通常の7.1chまたは5.1chスピーカー構成で手軽に楽しめる「VPS」(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)、VPSを活かしたダイアログリフト機能、リアプレゼンススピーカーまたはサラウンドバックスピーカーを自動的に切り替えるデュアル9.2chにも対応。使用環境やスピーカー構成に合わせて最適なスタイルが選べます。

後ろにスピーカーを設置できなくても臨場感豊かなサラウンド再生を実現する 「Virtual CINEMA FRONT」、重低音の躍動感を手軽に味わえる「新Extra Bass」

左右2台のメイン(フロント)スピーカーだけで7.1chサラウンド再生が楽しめる従来の「Virtual CINEMA DSP」に加え、サラウンド(リア)スピーカーをフロント側に設置してバーチャル再生の臨場感をさらに高める最新バーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」(バーチャルシネマフロント)を採用。視聴ポイントの後方にスピーカーを設置できない環境でも、従来の「Virtual CINEMA DSP」を上回る臨場感豊かな7.1chサラウンド再生を省スペースで実現でき、RX-A3040ではシネマDSP HD3の高精度な3次元立体音場表現もフロントサラウンドで実現します。さらに、メイン(フロント)チャンネルにコンパクトスピーカーを使用する場合や、サブウーファーなしのシステム構成でも有効な「新Extra Bass」(エクストラベース)も搭載。一回り大きなスピーカーの様な重低音を手軽に味わえるようになりました。

4K/60p映像信号やMHLに対応した8入力/2出力の最新HDMI端子

4K/60p*¹映像信号のパススルー&4Kアップスケーリング、3D映像伝送、MHL*²対応の携帯端末をフロント端子に接続してフルHD(1080p)映像や7.1chマルチチャンネル音声の伝送などを実現*³するMHL*⁴、主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能、ゾーン対応HDMI出力(後述)などに対応した合計8入力/2出力の最新HDMI端子を搭載。お手持ちのテレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応し、設置や操作が簡単に行えます。

*¹ 4K/60pのサポートフォーマットはYCbCr 4:2:0。ファームウェアの更新によってRGB、YCbCr 4:4:4、YCbCr 4:2:2にも対応します。

*² MHL(Mobile High-Definition Link)とは、米国Silicon Image社が開発した、携帯端末から高速での映像および音声伝送が可能になるインターフェース規格です。

*³ 「フルHD(1080p)映像や7.1chマルチチャンネル音声の伝送などを実現」とはMHL方式としての最大値を記載したもので、諸条件などによって異なることがあります。

*⁴ MHLに対応したHDMI端子は入力8系統のうちの1系統(フロント)となります。

高画質再生の基礎=I/P変換のクオリティを独自技術によって追求

動き適応型/エッジ適応型デインターレース、マルチケイデンス検出に加え、画質を「細部(ディテール)強調」「エッジ強調」「ブライトネス(輝度)」「コントラスト」「色の濃さ」の計5項目について詳細にカスタマイズし、その組み合わせを入力ごとに最大6パターンまでメモリーできる画質調整にも対応した映像処理回路を搭載。ヤマハオリジナルの映像処理技術を駆使し、高画質再生の基礎と言うべきI/P変換の“質”を追求しました。また映像処理回路を完全にバイパスし、ビデオゲームなどで気になる映像の遅延を排除するビデオダイレクト機能も装備しています。

家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵型

家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi機能を内蔵し、インターネットと接続した無線LANルーターとの接続でLANケーブルを接続しなくても、高音質のネットワークオーディオや、専用アプリ「AV CONTROLLER」でのワイヤレス操作を実現。無線LANルーターとの接続はWPSで簡単に行うことができ、多彩なネットワーク機能をより手軽にお楽しみいただけます。

※無線LANと有線LANとの同時接続はできません。また、無線LANで接続できる距離は環境に依存します。

※インターネットラジオサービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。

無線LAN環境なしでもワイヤレス音楽再生やアプリ操作が可能な「Wireless Direct」

無線LAN環境がなくてもAirPlay、HTC Connect、専用アプリ「AV CONTROLLER」によるワイヤレス音楽再生や、ワイヤレス操作を可能にするヤマハ独自の新機能「Wireless Direct」(ワイヤレスダイレクト)を搭載。インターネットに接続できない場所や無線LANの電波が届かない場所でも、無線LANルーター等を経由せず、お手持ちのスマートフォン/タブレットと本機とをダイレクトに無線接続でき、ワイヤレス音楽再生や操作が可能です。

※Wireless DirectをWi-Fi(無線LAN接続)や有線LAN接続と同時使用することはできません。

Apple Lossless、ギャップレス再生に対応した高音質ネットワークオーディオ

本機のネットワークオーディオ機能はWAV/FLACの192kHz/24bitに加えてApple Losslessの96kHz/24bit再生にも対応し、さまざまなハイレゾ音源を本来のクオリティで再生*。AVENTAGEの高音質設計がその音の魅力をさらに引き出します。さらにネットワークオーディオ再生時、ライブ演奏やクラシック音楽などで気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生にも対応しています。

* 無線接続(Wi-FiまたはWireless Direct)では、通信環境などの影響によりハイレゾ音源を安定して再生できないことがあります。また、一部のハイレゾ音源でも安定して再生できない場合があります。

シネマDSPの音場効果を直感的に制御、快適操作の専用アプリ「AV CONTROLLER」

お手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールしてお使いいただけるヤマハAVレシーバー用アプリケーション「AV CONTROLLER」が進化。シネマDSPの音場効果をピンチ&スワイプ操作で直感的にカスタマイズできる「DSP調整*」を装備したほか、操作感・視認性に優れたロータリー型音量調整や端末のOSにマッチした新デザインも採用しました。

※iOS 5.0以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS 2.1以上がインストールされたAndroid端末に対応

* 「DSP調整」は今回発売するRX-A3040/A2040など、2014年以降発売のネットワーク対応AVレシーバーでお使いいただけます。

お気に入りの設定をワンタッチで呼び出せるSCENE機能

シネマDSPプログラムや音量/音質調整、パワーアンプアサインなどの各種設定を入力ソースごとに記憶してワンタッチで呼び出せるSCENE(シーン)機能。視聴したいソースのボタンを1回押すだけでAVレシーバーの電源がオンになり、再生環境のセットアップが瞬時に完了します。

パソコンから本機を操作できるウェブブラウザーコントロール

お手持ちのパソコンの標準ウェブブラウザー*¹を使って本機を操作できる*²「ウェブコントロールセンター」を搭載。見やすいコントロールパネル(操作画面)で本機の動作状態を確認しながら、確実な操作が行えます。

*¹ 推奨ウェブブラウザーはInternet Explorer 9.0以降、Safari6.0以降です。

*² 本機とパソコンが同じルーターへ接続されている必要があります。

日本語対応オンスクリーンディスプレイ

本機の操作や設定をテレビ画面上で行える日本語対応オンスクリーンディスプレイを装備。視聴中の映像にオーバーレイ(重ね合わせ)表示可能な洗練されたデザインのGUI画面を採用し、使いやすさを高めています。

BluetoothⓇワイヤレスオーディオレシーバー(別売)対応

スマートフォンなどBluetoothⓇ対応機器内の音楽コンテンツのワイヤレス再生を手軽に実現するBluetoothⓇワイヤレスオーディオレシーバー「YBA-11」(別売)に対応。音の良さと信頼性を考慮した同軸デジタル音声接続を採用(同軸デジタルケーブル付属)したほか、高音質・低遅延のaptXⓇにも対応し、BluetoothⓇをより良い音質で楽しめます。また、RX-A3040/A2040などヤマハAVレシーバーの背面USB端子から付属ケーブルを使って給電できるので、YBA-11の電源オン/オフをAVレシーバー側と連動できて便利です。

別室で映画の続きを観たり、お好みのオーディオソースが聴けるHDMIゾーンスイッチング

メインルームと同じコンテンツ、または違うコンテンツを選んで別室のHDMI対応テレビやホームシアターにHDMI伝送したり、HDMI入力以外のオーディオソース(デジタル/アナログ音声、ネットワーク音声、FM/AMラジオ)を別室に伝送できるアドバンスドゾーンスイッチングを装備。メインルームから寝室やキッチンなどに移動して映画の続きを観賞したり、メインルームとは異なるAVコンテンツやオーディオコンテンツを楽しみたいときに便利です。なお、各ゾーンの切り換えは本体またはリモコンのボタンのほか、専用アプリ「AV CONTROLLER」でも操作できます。

その他の機能・特長

●5年間のメーカー製品保証●フロントバイアンプ駆動などが選択できるパワーアンプアサイン●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.1Wの省電力設計●一定時間(20分/2/4/8/12時間に設定可能)使用しないと自動的に電源がオフになり、電源の切り忘れを防止するオートスタンバイ●お手持ちのiPod/iPhone/iPadのデジタル音声接続に対応した前面USB端子●40局プリセット対応FM/AMチューナー●MM対応フォノイコライザー

安心と信頼を証する長期製品保証

長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より満5年間のメーカー製品保証を-AVENTAGE-AVレシーバー「RX-A2040」に標準で付与いたしました。