RX-A3030 AVレシーバー 生産完了品

しなやかさと力強さを両立。新次元の高音質を追求したオーディオ回路

左右対称設計のフルディスクリート構成9ch仕様ハイパワーアンプ、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトなどの採用により、ヤマハAVレシーバーの特長である「音の静寂性」はそのままに、しなやかさと力強さを両立する新次元の高音質再生を追求しました。原音に忠実で聴き疲れのない自然な音色をベースとしながら、圧倒的な解像度とスケール感をお楽しみいただけます。

新たにESS社製D/Aコンバーターを投入

ESS社製D/Aコンバーター(ES9016+ES9006の計2個)を投入。ESS社製D/Aコンバーターの特長である卓越した微小信号の再現性と高S/Nを活かし、高域の透明感と豊かな響き、密度感と暖かみのある中域、引き締まったリアルな低音を再現します。

独自の制振・高剛性シャーシと3回路分離型パワーサプライ

ヤマハが培ってきた機構設計のノウハウを集約し、理想の機械的強度と重量バランスを発揮する左右対称コンストラクションの制振・高剛性シャーシを採用。設置安定性を高めて筐体の共振を分散し、電源トランスの微細な振動をも抑制するアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)を応用した<5番目の脚>とも相まって、力強くフォーカスの合ったサウンドを実現します。また電源部には、オーディオ回路用、デジタル回路用、FLディスプレイ回路用をそれぞれ独立させて全動作モードでのS/Nを高めた3回路分離型パワーサプライを搭載。給電経路を最短化するとともに、音質に影響を与える磁場効果も給電レイアウトの工夫によりキャンセルすることで、音の瞬発力とリアリティをいっそう高めています。

ピュアオーディオ再生の楽しさを拡げるハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー

圧縮音声を活き活きと再現するミュージックエンハンサーに加えて、非圧縮(PCM、WAV)および可逆圧縮(FLAC)音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理するハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーも搭載。よりデリケートな音楽的表現を引き出し、ピュアオーディオ再生の新たな楽しさを提供します。

部屋の音響特性をより積極的に改善する新世代YPAO-R.S.C.

初期反射音を厳密に制御してホームシアターの臨場感を飛躍的に高める新世代の「YPAO-R.S.C.」、複数の計測ポイントからのデータを総合的に判断して精度を高める「マルチポイント計測」、室内の音響特性に合わせてシネマDSP効果を最適化する「DSPエフェクトレベルノーマライズ」、聴取位置とスピーカーとの位置関係を把握する「スピーカー角度計測」、測定性能を向上させた改良型YPAOマイクを視聴環境最適化システム「YPAO」に統合。専用施工されたシアタールームで楽しむような理想の視聴環境を簡単な操作で確実に再現できる、ヤマハだけの先進機能です。

* R.S.C.= Reflected Sound Control

3次元立体音場再生の最高峰、シネマDSP HD³

最上級機の本機では、通常のシネマDSPを大きく上回る圧倒的な情報密度により、その空間情報をもっとも忠実に再現する3次元立体音場再生の最高峰「シネマDSP HD³(エイチディ キュービック)」の9.2ch再生を本機単独で実現。外部アンプを加えて最大11.2ch再生に発展できる11.2chプリアウトも装備しています。加えて、フロントプレゼンススピーカーを使った7.1chスピーカー構成でリアプレゼンススピーカーを生成する新しいVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能も装備して、シネマDSP HD³の可能性をさらに広げます。

VPS&ダイアログリフトで使いやすさを高めたシネマDSP<3Dモード>

音場に「高さ」方向のデータを加え、左右メインスピーカーの上部に設置したプレゼンススピーカーを使って立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP<3Dモード>を搭載。プレゼンススピーカーなしでもシネマDSP<3Dモード>再生が楽しめる「VPS」(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)も装備して、シネマDSP<3Dモード>の臨場感を5.1chスピーカー構成で手軽にお楽しみいただけるようになりました。加えて、セリフ位置の厳密な高さ調整が行える「ダイアログリフト」、セリフ単独での音量調整が行える「ダイアログレベル調整」も装備。VPS機能との併用も可能とすることで、使いやすさをいっそう高めています。

高画質再生の基礎=I/P変換のクオリティを独自技術によって追求

動き適応型/エッジ適応型デインターレース、マルチケイデンス検出、ディテール&エッジ強調、映像信号調整に対応した映像処理回路を搭載しました。さまざまな解像度の映像コンテンツを高品位な1080p信号や4K Ultra HD信号に変換してテレビに出力(コンポーネント入力1080p信号のみパススルー)。ヤマハの映像処理技術を活かした高精度なI/P変換で最善の画質を実現します。もちろん機能性のみに留まらず、ハイエンド・ビデオプロジェクターなどの開発で培った3次元動き適応型I/P変換をはじめとするヤマハオリジナルの映像処理技術を投入することで、高画質再生の基礎と言うべきI/P変換のクオリティを改めて追求。映像処理回路を必要に応じて完全にバイパスし、ビデオゲームなどで気になる映像の遅延を排除するビデオダイレクト機能も装備しています。

AirPlay*はもちろん、Android端末からのワイヤレス音楽再生にも対応

お手持ちのiPod touch/iPhone/iPadやパソコン内のiTunesライブラリーに保存された音楽コンテンツをストリーミング再生できるAirPlayに対応。さらに専用アプリケーション「AV CONTROLLER」(詳細は後述)を使えば、iPod touch/iPhone/iPadに加えてAndroid対応スマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツについても、音質重視のシンプルなオーディオ専用アルゴリズムを採用したヤマハオリジナルの音楽プレーヤー機能によってワイヤレスでの高音質ストリーミング再生が楽しめます。

* 音声伝送のみ対応

WAV/FLAC192kHz/24bit対応ネットワークレシーバー機能

NP-S2000に象徴されるヤマハの高音質ネットワークオーディオ技術を活かしたWAV/FLAC192kHz/24bit再生対応、DLNA1.5準拠のネットワークレシーバー機能を内蔵。お手持ちのパソコンやNAS(ネットワークHDD)にストックした音楽コンテンツをピュアオーディオグレードの高音質で楽しめるほか、インターネットラジオ(vTuner)の聴取にも対応しています。

※インターネットラジオサービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。

快適操作と美しい画面が魅力の専用アプリケーション「AV CONTROLLER」に対応

iPod touch/ iPhone/iPadやAndroid端末を使ってAVENTAGEの操作が行える*¹専用アプリケーション「AV CONTROLLER*²」に対応。電源オン/オフや音量調整、入力ソース選択、シネマDSPのサラウンドモード選択などをリモコン感覚で快適にコントロールできるほか、iPod touch/iPhone/iPadやAndroidスマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツを高音質でワイヤレス・ストリーミング再生できるヤマハオリジナルの音楽再生機能も搭載しています。動作が緩慢になりがちなネットワークオーディオの選曲もサクサク動く快適な操作感、iPadのRetinaディスプレイやタブレット端末での縦横切り替え表示に対応した機能的で美しい画面も魅力です。

*¹ 本機と無線LANルーターとの有線接続が必要です。

*² iOS 4.2以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS2.1以上に対応。iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playから、それぞれ無償でダウンロードできます。

パソコンのブラウザー上で操作できるウェブコントロールセンター

お手持ちのパソコンの標準ウェブブラウザー*¹を使って本機を操作できる*²「ウェブコントロールセンター」を搭載。見やすいコントロールパネル(操作画面)で本機の動作状態を確認しながら、各種操作が確実に行えます。

*¹ 動作確認済みウェブブラウザーはInternet Explorer 8.0以降です。

*² パソコンを接続したLANルーターと本機との有線接続が必要です。

お気に入りの設定を瞬時に呼び出せるSCENE機能

シネマDSPプログラムや音量/音質調整、パワーアンプアサインなどの各種設定を入力ソースごとに記憶してワンタッチで呼び出せるSCENE(シーン)機能。Blu-ray Discからインターネットコンテンツまで、視聴したいソースのボタンを押すだけでAVレシーバーの電源がオンになり、各ソースを楽しむための再生環境へのセットアップが瞬時に完了します。

4K Ultra HD映像やMHL、Bluetooth再生(別売「YBA-11」使用)に対応

次世代の高精細テレビを先取りする4K Ultra HDパススルー&アップスケーリング、およびアナログ映像信号のHDMIへのアップコンバージョンに対応。さらに、MHL対応の携帯端末*¹を接続して最大フルHD(1080p)映像/最大7.1chマルチチャンネル音声の伝送や本機側リモコンでの端末操作*²などを実現するフロントMHL(Mobile High-Definition Link)*³接続、Bluetoothオーディオ再生(別売「YBA-11」使用)にも対応しています。

*¹ MHL(Mobile High-definition Link)とは米Silicon Image社が開発した、携帯端末から高速での映像及び音声伝送が可能になるインターフェイス規格です。

*² モバイル機器やアプリケーションによっては一部の機能を操作できない場合があります。

*³ MHLに対応したHDMI端子は入力8系統のうちの1系統(フロント)となります。

別室などでメインルームと異なるコンテンツが楽しめるHDMIゾーンスイッチング

本機を設置した部屋(メインルーム)でシアター再生を楽しみながら、メインルームと異なる任意のAVコンテンツを、寝室やキッチンなどの別室に設置したHDMI対応テレビやホームシアターに伝送して同時再生できる「HDMIゾーンスイッチング」に対応。本機では、HDMI入力されたAVコンテンツ、デジタルまたはアナログ入力されたオーディオコンテンツ、内蔵ネットワークレシーバー(インターネットラジオ、USBオーディオ含む)、内蔵FM/AMラジオのいずれかを選んで伝送することが可能になりました。別室のHDMI対応テレビやAVアンプ、YSPなどでメインルームと同じ、または異なるAVコンテンツが楽しめるので、寝室やキッチンに移動して作品の続きを観賞したり、家族が別々のコンテンツを同時に楽しみたいときに便利です。

その他の機能・特長

●外部デジタル音声に含まれるジッター成分を除去して再生品位を高めるウルトラロージッターPLL回路●設置を安定させ、高音質を支えるカスタムメイドの鋳鉄製レッグ●サラウンドフォーマットなどに応じてリアプレゼンススピーカーまたはサラウンドバックスピーカーを自動選択するデュアル9.2ch対応●フロントバイアンプ駆動などが選択できるパワーアンプアサイン●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ●3D映像伝送*やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応した8入力/2出力のHDMI端子●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.3W以下の省電力設計●一定時間使用しないと自動的に電源が切れるオートパワーダウン●お手持ちのiPod/iPhone/iPadのデジタル音声接続に対応した前面USB端子●40局プリセット対応FM/AMチューナー●MM対応フォノイコライザ

* 3D映像信号のパススルーはフレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトムの各方式に対応しています。

安心と信頼を証する長期製品保証

長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より満5年間のメーカー製品保証を-AVENTAGE-AVレシーバー「RX-A3030」に標準で付与いたしました。