RX-A3050 AVレシーバー 生産完了品
最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby AtmosⓇ」および「DTS:X」対応デコーダーを搭載
ドルビーラボラトリーズ社が開発した「Dolby AtmosⓇ(ドルビーアトモス)」とDTS社が開発した「DTS:X*¹(ディーティーエス エックス)」、最新の3次元サラウンドフォーマットに対応したサラウンドデコーダーを搭載しました。個々の音を、頭上を含めた室内のどの位置にも定位または移動させ、3次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で話題のリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームで楽しめます。プレゼンススピーカーはフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」、「ドルビーイネーブルドスピーカー」(Dolby AtmosⓇ専用)の3パターンから選択でき、5.1.2ch、5.1.4ch、7.1.2ch、7.1.4ch*²の4種類のスピーカー構成に対応しています。
*¹「DTS:X」については公開済みのファームウェア更新により対応。ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのアップデートを行って下さい。
*² 外部パワーアンプが別に必要です。
最大11.2chまで拡張可能な3次元立体音場創生の最高峰=シネマDSP HD³
通常のシネマDSPを大きく上回る圧倒的な情報密度により、シネマDSP本来の空間情報をもっとも忠実に再現する3次元立体音場創生の最高峰=シネマDSP HD³(エイチディ キュービック)を搭載。本機単独でシネマDSP HD³の9.2ch再生が可能なほか、外部アンプを加えて最大11.2ch再生に発展できる11.2chプリアウトも装備しています。また、仮想のリアプレゼンススピーカーを空間上に生成するVPS(バーチャル・プレゼンススピーカー)機能を利用すれば、フロントプレゼンススピーカーを含む7.2chスピーカー構成で9.2ch相当のシネマDSP HD³再生を楽しむこともできます。
※シネマDSP HD³をDolby AtmosⓇまたはDTS:Xと掛け合わせて再生することはできません。
さまざまな使用環境に最適な3次元立体音場を再現するYPAO-R.S.C.*+YPAO Volume+YPAO 3D測定
お使いになる部屋固有の初期反射音を積極的に制御して視聴環境を最適化する「YPAO-R.S.C.*」と、その計測結果に基づいて再生時の周波数特性が音量に応じて聴感上フラットになるようコントロールする「YPAO Volume」の組み合わせにより、専用施工された部屋のような自然な音場と、小音量再生時から大音量再生時までの均一なサウンドバランスを再現。さらに設置した各スピーカーの距離と方角、プレゼンススピーカーの高さを自動計測することで音場空間を立体的に補正する「YPAO 3D測定」も装備し、Dolby AtmosⓇやDTS:X、シネマDSP HD³再生における3次元立体音場の再現性を飛躍的に向上させます。
* R.S.C.= Reflected Sound Control
独自の機構設計ノウハウを集約した制振・高剛性シャーシ
ヤマハが培ってきた機構設計のノウハウを集約し、理想の機械的強度と重量バランスを発揮する左右対称コンストラクション+H型クロスフレーム+ダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシを採用。AVENTAGEの象徴というべきアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)による〈5番目の脚〉が、設置安定性を高めて筐体の共振を分散するとともに電源トランスの微細な振動をも抑制し、力強くフォーカスの合ったサウンドを再現します。
4回路分離型のクリーンで強力なパワーサプライ部
磁束漏洩の少ないラップ構造を採用したカスタムメイドの大型電源トランスと18,000μF×2の大容量ブロックコンデンサーを投入した強力なパワーサプライ部は、オーディオ回路用、デジタル回路用、アナログ映像回路用、FLディスプレイ回路用をそれぞれ独立させてステージ間の相互干渉を防ぐ4回路分離型。給電経路を最短化してローインピーダンス化を徹底するとともに、音質に影響を与える磁場効果も給電レイアウトの工夫によりキャンセルすることで、音の瞬発力とリアリティを向上させています。
ディスクリート9chパワーアンプなどAVENTAGE基準の高音質設計
左右対称レイアウトのフルディスクリート構成9chハイパワーアンプ、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプト、デジタル音声入力の信号精度を高めるウルトラロージッターPLL回路などAVENTAGE基準の高音質設計を実践。D/Aコンバーターには微小信号の再現性とS/N感に優れたESS社製「ES9016」と「SABRE9006A」を各1基ずつ投入しています。加えて、ローム社との共同開発による高精度電子ボリュームや、ルビコン社とのコラボレーションで専用に音質調整されたオリジナルPML(薄膜高分子積層)コンデンサなどを駆使した入念な音質チューニングにより、ヤマハAVレシーバーの特長である「音の静寂性」と全帯域にわたる解像度をさらなる次元へ高めました。
複数のヤマハ製機器をひとつのアプリで操作したり、 音楽を共有できる新機能「MusicCastⓇ*」に対応
家庭内に設置した複数のMusicCastⓇ対応音響機器の操作や、対応機器間での音楽コンテンツの共有などがひとつのアプリで行えるヤマハ独自の新機能「MusicCast」(ミュージックキャスト)に対応。専用アプリケーション「MusicCast CONTROLLER」をお手持ちのスマートフォン/タブレットにインストールすれば、MusicCast対応機器と本機との間で音楽コンテンツの配信/受信を簡単に行うことができます。
* 公開済みのファームウェア更新により対応。ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのアップデートを行って下さい。
聴き慣れたオーディオソースに新たな魅力を与える ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー
非圧縮(CD、WAV、AIFF)および可逆圧縮(FLAC、Apple Lossless)音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理するハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーを搭載。よりナチュラルな音質改善効果を目指してアルゴリズムを改良し、CDなどの聴き慣れたオーディオソースに新たな魅力を与えます。
HDCP2.2、HDR伝送、4K/60p 4:4:4映像信号に対応した 8入力/2出力の最新HDMI端子
最新の著作権保護技術であるHDCP2.2、HDMI規格の最新バージョンに規定されたHDR*¹映像伝送やBT.2020映像伝送、4K/60p 4:4:4映像信号*²のパススルー/4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子*³を装備。4K Ultra HDをはじめ、さまざまなタイプの映像信号を幅広くサポートします。さらに主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能、お手持ちのテレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)、アドバンスドゾーンスイッチング対応HDMI出力(後述)などにも対応しています。
*¹ HDR(ハイダイナミックレンジ)映像伝送とは、従来より幅広い明暗のダイナミックレンジを持つ映像信号の伝送を可能にする技術のことで、4Kテレビや次世代光ディスク、映像配信サービスなどでの導入が期待されています(ファームウェア更新により対応予定)。
*² 本機における4K/60p映像信号のサポートフォーマットはRGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2、YCbCr4:2:0です。
*³ HDCP2.2およびYCbCr4:2:0以外の4K/60p映像信号に対応したHDMI端子は入力8系統のうち前面端子を除く計7系統です。
別室で映画の続きを観たり、お好みのオーディオソースが聴けるHDMI対応アドバンスドゾーンスイッチング
メインルームと同じ、または別のソースを選んで別室のHDMI対応テレビやホームシアターにHDMI伝送したり、HDMI入力以外のオーディオソース(デジタル/アナログ音声、ネットワーク音声、FM/AMラジオ)を別室に伝送できるアドバンスドゾーンスイッチングを装備。メインルームから寝室やキッチンなどに移動して映画の続きを観賞するときや、メインルームとは異なるソースを楽しみたいときに便利です。各ゾーンの切り換えは本体またはリモコンのボタンのほか、専用アプリ「AV CONTROLLER」でも操作できます。さらにゾーン2/3については、メインゾーンで聴いているソースと同じものを常に再生する「Main Zone Sync」入力にも新たに対応。たとえばキッチンなどのサブルーム側で入力切り替え操作をすることなく、ルーム間でのコンテンツ共有が可能になりました。
高精度ロージッタークロック内蔵の新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュール
ネットワークオーディオの音質を左右するキーデバイスには、高精度ロージッタークロックを内蔵した新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュールを搭載しました。DSDを含むハイレゾ音源の高品位再生を目指して開発されたこのデバイスは、ネットワーク/USB/BluetoothⓇ再生におけるジッターノイズの発生を大幅に低減し、さらなるS/N向上を達成。ハイレゾ音源特有のデリケートな音の違いも忠実に描き分けます。
DSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit対応のネットワークオーディオ部
ネットワークオーディオ部はWAV/FLAC 192kHz/24bit再生、Apple Lossless 96kHz/24bit再生に加えて、新たにDSD 5.6MHz再生(DSDダイレクト再生対応)およびAIFF 192kHz/24bit再生にも対応。パソコンやNAS(ネットワークHDD)などにストックした大量の音楽ライブラリーも、選曲レスポンスの速さで定評のある専用アプリ「AV CONTROLLER」を使えばストレスなく快適に聴くことができます。ネットワーク再生では、ライブ演奏やクラシック音楽などで気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生にも対応。お気に入りのインターネットラジオ局をメモリーして素早く呼び出したり、聴取中にソースの切り換えや電源オン/オフを行っても直前まで聞いていた局を保持するvTuner*ブックマーク&オートプレイも装備し、インターネットラジオも快適にお楽しみいただけます。
* 本サービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。
※DSDはギャップレス再生非対応です。
家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵型
家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi機能を内蔵し、インターネットと接続した無線LANルーターとの接続でLANケーブルを接続しなくても、ハイレゾ音源を含むネットワーク上の音楽コンテンツやインターネットラジオの再生、専用アプリ「AV CONTROLLER」での本機のワイヤレス操作を実現。さらに、スマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツのワイヤレス再生や、「AV CONTROLLER」での操作などが無線LAN環境のない場所で手軽に行える「Wireless Direct」も内蔵しています。
※無線LANと有線LANとの同時接続はできません。Wi-Fiまたは有線LAN接続とWireless Direct接続との同時使用はできません。無線LANで接続できる距離は環境に依存します。
※インターネットラジオサービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。
スマートフォンやタブレットの音声を手軽にワイヤレス再生できるBluetoothⓇオーディオ機能を内蔵
お手持ちのBluetoothⓇ対応スマートフォンやタブレット、携帯音楽プレーヤーなどの音声を手軽にワイヤレス再生できるAACフォーマット*対応のBluetoothⓇオーディオ機能を内蔵。一度ペアリングした機器は次回より自動的に接続され、高音質のBluetoothⓇリスニングを快適に楽しめます。
* iPhoneやiPadなどAACフォーマット対応Bluetooth®機器との無線接続時に高音質再生を実現します。
独自の音質改善技術、ミュージックエンハンサーがBluetoothⓇオーディオにも対応
スマートフォンや携帯音楽プレーヤー、インターネット経由の音楽/映像配信サービスなど、さまざまな圧縮音声をより豊かなサウンドで再現するヤマハ独自の音質改善技術「ミュージックエンハンサー」が新たにBluetoothⓇ再生にも対応。圧縮音声で失われがちな高音域の情報量や低音域の明瞭感を効果的に補正し、クリアで奥行き感のある音が楽しめます。本機では、機能追加*¹としてBluetooth®対応のスピーカーやヘッドホンなどに音声をワイヤレス送信*²することも可能になりました。
*¹ 公開済みのファームウェア更新により対応。ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのアップデートを行って下さい。
*² Bluetooth®受信時、AirPlayおよびDSD音声再生時には使用できません。
シネマDSPの音場効果も直感的に制御、快適に操作できる専用アプリ「AV CONTROLLER」
ヤマハAVレシーバー用アプリケーション「AV CONTROLLER」に対応。お手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールして、本機の基本操作や各種設定をより快適にお使いいただけます。また、ロータリー型とスライド型をお好みで選べる音量調整、お使いの端末のOSやスクリーンサイズにマッチした美しいグラフィックデザインなどのすぐれた基本設計に加え、シネマDSPの音場効果をピンチ&スワイプ操作で直感的にカスタマイズできる「DSP調整」*など、ホームシアター愛好家の期待に応える機能も装備しています。
※iOS 5.0以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS 2.1以上がインストールされたAndroid端末に対応。
シアター空間に仮想のサラウンドバックスピーカーを生成する独自のバーチャルサラウンド技術
独自の音場創生技術「シネマDSP」には、立体的な臨場感の決め手となる仮想のプレゼンススピーカーをリスニング空間に生成する「バーチャル・プレゼンススピーカー」機能に加えて、仮想のサラウンドバックスピーカーを生成する「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」機能を新たに装備。また、左右2台のメイン(フロント)スピーカーだけで7.1chサラウンド再生が楽しめる従来の「Virtual CINEMA DSP」に加え、サラウンド(リア)スピーカーをフロント側に設置してバーチャル再生の臨場感をさらに高める最新バーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」(バーチャルシネマフロント)を採用。視聴ポイントの後方にスピーカーを設置できない環境でも、従来の「Virtual CINEMA DSP」を上回る、臨場感豊かな7.1chサラウンド再生を省スペースで実現します。
低音の躍動感をより手軽に味わえるExtra Bassを搭載
メイン(フロント)チャンネルにコンパクトスピーカーを使用する場合や、サブウーファーなしのシステム構成でも有効なExtra Bass(エクストラベース)を搭載。重低音の力感や躍動感をより手軽に味わえます。
SCENE、ECOモードなど高性能を快適に使いこなせる便利な機能群
よく使う映像ソースや音場プログラムの組み合わせを簡単に呼び出したりテレビ/レコーダーを連動して起動*する4つの「SCENE(シーン)」ボタン(前面パネルおよびリモコン)を装備。多彩な機能をどなたにも快適に使いこなせます。実使用時の消費電力を約20%低減(当社実験値)して「ながら視聴」やBGMユースに効果を発揮する「ECO(エコ)モード」、さらにスタンバイスルー状態での待機時消費電力も最小限に抑え、気になる消費電力をトータルで低減しています。
*「SCENE」ボタンでの電源投入は、本機~対応テレビ間(レコーダー含む)をHDMI接続した場合に実現するものです。
パソコンから本機を操作できるウェブブラウザーコントロール
お手持ちのパソコンの標準ウェブブラウザー*¹を使って本機を操作できる*²「ウェブコントロールセンター」を搭載。見やすいコントロールパネル(操作画面)で本機の動作状態を確認しながら、確実な操作が行えます。
*¹ 推奨ウェブブラウザーはInternet Explorer 9.0以降、Safari6.0以降です。
*² 本機とパソコンが同じルーターへ接続されている必要があります。
AM難聴取・災害対策のためのFM補完放送を受信できるワイドFM/AMチューナー
都市部におけるAM放送の難聴取対策や災害対策などを目的に、旧アナログテレビ放送の放送帯域の一部(V-Low帯域)を利用して既存のAM放送をFM帯域で同時放送する「FM補完放送」が一部地域で開始されました。本機には、そのFM補完放送の放送帯域(90.1〜94.9MHz)を含む広範囲を受信できるワイドFM/AMチューナーを搭載。FM/AM合わせて40局のプリセット機能も装備し、ノイズや電波障害によりAM放送が受信しにくい地域でもAM局の放送番組をFM補完放送で快適に聴取できます*。
* FM補完放送は2014年末以降、日本国内各地のAM放送局の一部で運用が開始され、今後も順次拡大が見込まれています。運用開始時期や放送周波数、FM補完中継局の所在地などに関する詳細は各AM放送局にお問い合わせください。
その他の機能・特長
●フロントバイアンプ駆動などが選択できるパワーアンプアサイン ●再生音量に応じてDSP効果を自動調整し、常に最適な臨場感が得られるA-DSP技術 ●入力ソースやボリューム位置に合わせてダイナミックレンジを自動調整し、小音量再生時にも明瞭なサウンドが楽しめるA-DRC技術 ●お手持ちのヘッドホンでサラウンド再生が楽しめるサイレントシネマ ●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード ●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.1Wの省電力設計 ●お手持ちのiPod/iPhoneのデジタル音声接続に対応した前面USB端子 ●MMカートリッジ対応フォノ入力 ●高精細HDフォントによるGUI画面を採用した多言語対応OSD(オンスクリーン・ディスプレイ) ●WPS(プッシュボタン/PINコード)またはiOS設定共有により無線LANを簡単設定
安心と信頼を証する長期製品保証
長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より満5年間のメーカー製品保証を-AVENTAGE-AVレシーバー「RX-A3050」に標準で付与いたしました。