RX-A850 AVレシーバー 生産完了品
最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos®」対応デコーダーを搭載
ドルビーラボラトリーズ社が開発した最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos®」対応デコーダーを搭載。個々の音を、頭上を含めた室内のどの位置にも定位または移動させ、3次元音響空間を再現する「Dolby Atmos®」への対応により、最新映画で話題のリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームで楽しめるようになりました。プレゼンススピーカーの設置パターンは、フロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」に加え、「Dolby Atmos®」再生用に考案された「Dolby Enabledスピーカー」にも対応。独自の3次元空間再現力を長年にわたり追求し続けてきたヤマハのノウハウを惜しみなく投入し、「Dolby Atmos®」の臨場感を活かします。
新開発の低歪フルディスクリート7chパワーアンプなどオーディオアンプとしての資質を追求
新たに回路構成を見直していっそうの低歪化を実現した定格出力130W/chのフルディスクリート構成7chパワーアンプ、パワーアンプの改良に合わせて新開発した電源用ブロックケミコン、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプト、最新世代バーブラウンD/Aコンバーターなどにより、オーディオアンプとしての優れた資質を追求。外部デジタル入力に含まれるジッター成分を軽減して入力信号の精度を高めるロージッターPLL回路も搭載しています。
<5番目の脚>を装着した高剛性シャーシと4回路分離パワーサプライ
設置安定性を高めて筐体の共振を分散し、電源トランスの微細な振動をも抑制するアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)による〈5番目の脚〉を装着した制振・高剛性シャーシは、AVENTAGEシリーズ中もっともコンパクトな奥行382mm(Wi-Fiアンテナ装着時)。ラックにも置きやすい省スペース設計です。また電源部には、オーディオ回路用、デジタル回路用、アナログ映像回路用、FLディスプレイ回路用をそれぞれ独立させた4回路分離パワーサプライを搭載。音の瞬発力とリアリティに貢献しています。
新開発オリジナルコンデンサーなどの投入により音の基本性能を向上
電源系からのノイズ除去能力を約40%(当社比)改善して原音に忠実な音の再現力を追求した新開発の高音質コンデンサー(ルビコン社と共同開発)などのヤマハオリジナルパーツを投入し、Blu-ray DiscのHDオーディオコンテンツやハイレゾ音源の魅力を活かす明瞭で自然な音の表現力を追求。さらにローム社と共同開発した高精度ボリューム素子を新たに採用することで、全帯域にわたる高い解像度を実現しています。
最大9.1ch相当の臨場感を身近にする独自のバーチャルサラウンド技術
独自の音場創生技術「シネマDSP」には、立体的な臨場感の決め手となる仮想のプレゼンススピーカーをリスニング空間に生成する「バーチャル・プレゼンススピーカー」機能に加えて、仮想のサラウンドバックスピーカーを生成する「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」機能を新たに装備。通常の5.1chスピーカー構成で最大9.1ch相当のシネマDSP〈3Dモード〉再生が楽しめます。また、左右2台のメイン(フロント)スピーカーだけで7.1chサラウンド再生が楽しめる従来の「Virtual CINEMA DSP」に加え、サラウンド(リア)スピーカーをフロント側に設置してバーチャル再生の臨場感をさらに高める最新バーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」(バーチャルシネマフロント)を採用。視聴ポイントの後方にスピーカーを設置できない環境でも、従来の「Virtual CINEMA DSP」を上回る、臨場感豊かな7.1chサラウンド再生を省スペースで実現します。
初期反射音を制御するYPAO-R.S.C.などの付加機能で精度を高めた視聴環境最適化システム「YPAO」
室内の初期反射音を積極的に制御して左右スピーカーの設置環境の違いによる音質・音場の偏りなども補正する「YPAO-R.S.C.」(Reflected Sound Control)、最大8地点での計測結果を解析して音質・音場補正に反映させる「マルチポイント計測」、これらの計測結果に基づいて設定音量に応じた均一なサウンドバランスを保つ「YPAO Volume」の3つの機能を、視聴環境最適化システム「YPAO」 で実現。Dolby Atmos®の臨場感やハイレゾオーディオの高音質など、プログラムソース本来の魅力を最大限に引き出すことができます。
新たにDSD 5.6MHz、AIFF 192kHz/24bitなどハイレゾ再生に対応。Wi-Fi接続も選択できるネットワーク再生機能
ネットワークオーディオ部はWAV/FLAC 192kHz/24bit再生、Apple Lossless 96kHz/24bit再生に加えて、新たにDSD 5.6MHz再生およびAIFF 192kHz/24bit再生にも対応。高精度ロージッタークロックの内蔵でS/Nを向上させた新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュールの搭載により高品位なハイレゾ再生が楽しめます。ネットワーク再生では、ライブ演奏やクラシック音楽などで気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生にも対応。お気に入りのインターネットラジオ局をメモリーして素早く呼び出したり、聴取中にソースの切り換えや電源オン/オフを行っても直前まで聞いていた局を保持するvTuner*¹ブックマーク&オートプレイも装備し、インターネットラジオも快適にお楽しみいただけます。また、家庭内ネットワークへ無線接続できるWi-Fi機能(IEEE802.11b/g/n準拠)も内蔵し、ハイレゾ音源*を含むネットワーク上の音楽コンテンツやインターネットラジオの再生、ヤマハAVレシーバー用アプリケーション「AV CONTROLLER」でのワイヤレス操作などを有線ネットワーク接続なしで実現。さらに、無線LAN環境のない場所でスマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツをワイヤレス再生したり、「AV CONTROLLER」での操作などが手軽に行える「Wireless Direct」*²も内蔵しています。
*¹ インターネットラジオサービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。
*² Wireless DirectをWi-Fiまたは有線LAN接続と同時使用することはできません。
※DSDはギャップレス再生非対応です。
HDCP2.2、HDR、4K/60pパススルー&4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子
最新の著作権保護技術であるHDCP2.2、HDMI規格の最新バージョンに規定されたHDR*¹映像伝送やBT.2020映像伝送、4K/60p映像信号*²のパススルー/4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子*³を装備するなど、話題の4K Ultra HD映像を万全の体制でサポート。もちろん、お手持ちのテレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)、主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能にも対応し、設置や操作も簡単に行えます。
*¹ HDR(ハイダイナミックレンジ)映像伝送とは、従来より幅広い明暗のダイナミックレンジを持つ映像信号の伝送を可能にする技術のことで、4Kテレビや次世代光ディスク、映像配信サービスなどでの導入が期待されています(ファームウェア更新により対応予定)。
*² 本機における4K/60p映像信号のサポートフォーマットはRGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2、YCbCr4:2:0です。
*³ HDCP2.2およびYCbCr4:2:0以外の4K/60p映像信号に対応したHDMI端子は3入力/2出力です。
複数のヤマハ製機器をひとつのアプリで操作したり、 音楽を共有できる新機能「MusicCastⓇ*」に対応
家庭内に設置した複数のMusicCastⓇ対応音響機器の操作や、対応機器間での音楽コンテンツの共有などがひとつのアプリで行えるヤマハ独自の新機能「MusicCast」(ミュージックキャスト)に対応。専用アプリケーション「MusicCast CONTROLLER」をお手持ちのスマートフォン/タブレットにインストールすれば、MusicCast対応機器と本機との間で音楽コンテンツの配信/受信を簡単に行うことができます。
* 公開済みのファームウェア更新により対応。ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのアップデートを行って下さい。
スマートフォンなどからワイヤレス再生できるBluetoothⓇオーディオ機能を内蔵、専用に新開発したミュージックエンハンサーを搭載
お手持ちのBluetoothⓇ対応スマートフォンやタブレット、携帯音楽プレーヤーなどの音声をワイヤレス再生できるAAC対応BluetoothⓇオーディオ機能を内蔵しました。圧縮音声をより豊かなサウンドで再生するヤマハ独自の音質改善技術「ミュージックエンハンサー」も新たにBluetoothⓇ再生に対応し、これと組み合わせることにより、圧縮音声で失われがちな高音域の情報量や低音域の明瞭感を効果的に補正。クリアで奥行き感のある音質が楽しめます。本機では、機能追加*¹としてBluetooth®対応のスピーカーやヘッドホンなどに音声をワイヤレス送信*²することも可能になりました。
*¹ 公開済みのファームウェア更新により対応。ネットワーク経由およびUSBメモリー経由でのアップデートを行って下さい。
*² Bluetooth®受信時、AirPlayおよびDSD音声再生時には使用できません。
低音の躍動感をより手軽に味わえるExtra Bassを搭載
メイン(フロント)チャンネルにコンパクトスピーカーを使用する場合や、サブウーファーなしのシステム構成でも有効なExtra Bass(エクストラベース)を搭載。重低音の力感や躍動感をより手軽に味わえます。
シネマDSP〈3Dモード〉
音場に「高さ」方向のデータを加え、左右メインスピーカーの上部に設置したプレゼンススピーカーを使って立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP〈3Dモード〉を搭載。画面に引き込まれるような立体感、天井や床の反射音までも感じさせる臨場感を満喫できます。さらに、「VPS」(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)を活かしたダイアログリフト機能、サラウンドバックとプレゼンススピーカーを自動的に切り替えるデュアル7.1chにも対応。奥深いシアターサウンドの世界をこの1台で味わい尽くせます。
シネマDSPの音場効果を直感的に制御、快適操作の専用アプリ「AV CONTROLLER」
お手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールしてお使いいただけるヤマハAVレシーバー用アプリケーション
「AV CONTROLLER」に対応。シネマDSPの音場効果をピンチ&スワイプ操作で直感的にカスタマイズできる「DSP調整」*を装備したほか、
操作感・視認性に優れたロータリー型音量調整も採用しました。
*「DSP調整」は今回発売するRX-A850など、2014年以降発売のネットワーク対応AVアンプ(レシーバー)でお使いいただけます。
※iOS 6.0以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS 2.1以上がインストールされたAndroid端末に対応。
お気に入りの設定をワンタッチで呼び出せるSCENE機能
シネマDSPプログラムや音量/音質調整、パワーアンプアサインなどの各種設定を入力ソースごとに記憶してワンタッチで呼び出せるSCENE(シーン)機能。視聴したいソースのボタンを1回押すだけでAVレシーバーの電源がオンになり、再生環境のセットアップが瞬時に完了します。
パソコンから本機を操作できるウェブブラウザーコントロール
お手持ちのパソコンの標準ウェブブラウザー*¹を使って本機を操作できる*²「ウェブコントロールセンター」を搭載。見やすいコントロールパネル(操作画面)で本機の動作状態を確認しながら、確実な操作が行えます。
*¹ 推奨ウェブブラウザーはInternet Explorer 9.0以降、Safari6.0以降です。
*² 本機とパソコンが同じルーターへ接続されている必要があります。
その他の機能・特長
●高精細HDフォントによるGUI画面を採用した多言語対応OSD(オンスクリーン・ディスプレイ) ●AM難聴取・災害対策のためのFM補完放送を受信できる40局プリセット対応ワイドFM/AMチューナー ●フロントバイアンプ駆動などが選択できるパワーアンプアサイン ●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術 ●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ ●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード ● 同時出力対応のHDMI出力 ●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.1Wの省電力設計 ●一定時間(20分/2/4/8/12時間に設定可能)使用しないと自動的に電源がオフになり、電源の切り忘れを防止するオートスタンバイ ●お手持ちのiPod/iPhoneのデジタル音声接続に対応した前面USB端子 ●MM対応フォノイコライザー ●WPS(プッシュボタン/PINコード)またはiOS設定共有により無線LANを簡単設定
安心と信頼を証する長期製品保証
長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より満5年間のメーカー製品保証を-AVENTAGE-AVレシーバー「RX-A850」に標準で付与いたしました。