RX-V581 AVレシーバー 生産完了品

最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos®」および「DTS:X™」対応デコーダーを搭載

ドルビーラボラトリーズ社が開発したDolby AtmosⓇ(ドルビーアトモス)とDTS社が開発したDTS:X™(ディーティーエス エックス)」、最新の3次元サラウンドフォーマットに対応したサラウンドデコーダーを搭載しました。個々の音を、頭上を含めた室内のどの位置にも定位または移動させ、3次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で話題のリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームで楽しめます。5.1.2chスピーカー構成に対応し、プレゼンススピーカーはフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」、「ドルビーイネーブルドスピーカー」の3パターンから選択できます。またDTS:X™再生時には「DTSダイアログコントロール*」でセリフ音量の単独調整も可能です。

*本機能はDTSダイアログコントロール対応のDTS:X™コンテンツ再生時に限り有効です。

フルディスクリート構成7chパワーアンプ、ロージッターPLL回路、オリジナルPMLコンデンサーなどを採用した音質重視設計

定格出力115W/ch全チャンネル同一仕様のフルディスクリート構成7chパワーアンプ、ルビコン社と共同開発したヤマハオリジナルのPMLコンデンサー、バーブラウン192kHz/24bit D/Aコンバーターなどを採用し、あらゆるコンテンツを忠実に再現する音質重視設計を貫きました。また、外部デジタル入力に含まれるジッター成分を軽減して入力信号の精度を高めるロージッターPLL回路も搭載しています。

AVENTAGEシリーズと共通の高性能DSPデバイスを採用し、 臨場感と調整能力をさらに高めた独自の音場創生技術「シネマDSP」

ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」には、ハイグレードAVレシーバー「AVENTAGE」シリーズと共通の高性能DSPデバイスを採用しました。「シネマDSP」再生において立体的な臨場感の決め手となる仮想のプレゼンススピーカーをリスニング空間に生成する「バーチャル・プレゼンススピーカー」機能に加えて、セリフの位置(高さ)と音量を単独で調整できる「ダイアログリフト&レベル調整*」も新たに装備するなど、臨場感と調整能力をさらに高めています。加えて、内蔵パワーアンプの2ch分をフロントプレゼンススピーカーまたはサラウンドバックスピーカーに割り当てられるアサイン機能により、実物のプレゼンススピーカーを使用したリアルな「シネマDSP〈3Dモード〉」再生にも対応します。

*本機能はDTS:X再生時およびDolby Surround、Neural:Xデコーダー選択時には動作しません。

YPAOの計測結果に基づいて音場効果を最適化する「DSPエフェクトノーマライゼーション」を装備

付属のマイクを使って室内の音響特性を自動的に計測〜補正する視聴環境最適化システム「YPAO」(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)の搭載により、本機の高音質とシネマDSPの臨場感を最大限に引き出します。さらに、「YPAO」の計測結果に基づいて音場効果を最適化するDSPエフェクトノーマライゼーションが、シアターサウンドをよりリアルに再現します。

HDR、BT.2020、HDCP2.2、4K/60p映像信号に対応したHDMI端子

最新の著作権保護技術HDCP2.2、次世代のUltra HD Blu-ray規格に規定されたHDR映像伝送やBT.2020映像伝送、4K/60p 4:4:4映像信号の伝送(パススルー)に対応した4入力/1出力のHDMI端子を装備しました。HDCP2.2はすべての端子で対応し、4K映像への対応力をさらに強化しています。また、テレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)、主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能にも対応し、設置や操作も簡単に行えます。

新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュールの搭載で高品位なハイレゾ再生を実現。Wi-Fi接続も選択できるネットワーク再生機能

ネットワークオーディオ部はDSD5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bit再生に対応しています。高精度ロージッタークロックの内蔵でS/Nを向上させた新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュールの搭載により高品位なハイレゾ再生が楽しめます。家庭内ネットワークへ無線接続できるWi-Fi機能(IEEE802.11b/g/n準拠)も内蔵し、ハイレゾ音源を含むネットワーク上の音楽コンテンツやインターネットラジオ*¹の再生、ヤマハAVレシーバー用アプリケーション「AV CONTROLLER」(後述)でのワイヤレス操作などを有線ネットワーク接続なしで実現します。さらに、無線LAN環境のない場所でスマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツをワイヤレス再生したり、「AV CONTROLLER」での操作などが手軽に行える「Wireless Direct」*²も内蔵。いずれの接続方法でも、ネットワーク上の音楽コンテンツを再生する際に気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生に対応しています(DSDを除く)。

*¹ インターネットラジオサービスは事前の通知なく変更または中止される場合があります。

*² Wireless DirectをWi-Fiまたは有線LAN接続と同時使用することはできません。

スマートフォンなどからの音声をワイヤレス再生したり、本機の音声を外部機器で再生できる BluetoothⓇオーディオ機能を搭載。専用に開発したミュージックエンハンサーで高音質も実現

スマートフォンやタブレットなど、お手持ちのBluetoothⓇ対応機器の音声を本機でワイヤレス再生(受信)したり、本機の音声*をBluetoothⓇ対応ヘッドホンやスピーカーなどで聴ける(送信)、BluetoothⓇオーディオ機能を搭載しました。本機のBluetoothⓇ機能(受信)は高音質のAACフォーマットに対応し、さらに高音域の情報量や低音域の明瞭度が失われがちな圧縮音声を効果的に補正(右図参照)するBluetoothⓇ対応ミュージックエンハンサーとも相まって、より奥行きのあるクリアな音質を実現しています。

*AirPlayおよびDSDの音声はBluetooth®送信できません。

専用アプリ「AV CONTROLLER」、高精細フォント採用の新OSD、聴く楽しさを家中に広げる「MusicCast®」など多彩なユーティリティ機能

お手持ちのスマートフォンやタブレットで本機の基本操作や設定が快適に行えるヤマハAVレシーバー用アプリ「AV CONTROLLER」、高精細フォントを採用し、音楽コンテンツの情報(曲名、アルバム名、アーティスト名の日本語表示およびアルバムアート表示)に対応した新デザインの多言語対応OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)、家庭内に設置した複数のMusicCast対応音響機器(本機含む)の操作や機器間での音楽コンテンツの配信・共有・リンク再生などがひとつの専用アプリ*で行えるヤマハ独自の新機能「MusicCast®」(ミュージックキャスト)など、多彩なユーティリティ機能を装備しました。

*「MusicCast CONTROLLER」(無償)

サラウンドスピーカーをフロントに設置しても高い臨場感を実現するバーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」を搭載

サラウンド(リア)スピーカーをメイン(フロント)スピーカーと並べて設置した状態で5.1chサラウンド再生が楽しめるバーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」(バーチャルシネマフロント)を採用。視聴ポイントの後方にスピーカーを設置できない環境でも、従来のVirtual CINEMA DSP(サラウンドスピーカーを使用しないバーチャルサラウンド再生)を上回る、臨場感豊かなサラウンド再生をより省スペースで実現します。

キッチンや寝室など、別室に置いたスピーカーで音楽などを楽しめるゾーンB対応スピーカー端子

メインルームと同じコンテンツを別の部屋で再生するためのゾーンB対応スピーカー端子を装備しました。例えばゾーンBスピーカー端子に接続したスピーカーをキッチンや寝室などに設置すれば、メインルーム(ゾーンA)と同じ音楽コンテンツが楽しめるので、キッチンや寝室に移動してもコンテンツを引き続き鑑賞したいときに便利です。

ディスクリート構成7chパワーアンプ、Extra Bassなどにより高音質を追求

定格出力115W/chのディスクリート構成7chパワーアンプ、バーブラウン192kHz/24bit D/Aコンバーターなどの高音質設計により、Blu-ray DiscのHDオーディオコンテンツやハイレゾ音源も忠実に再現。さらに、メイン(フロント)チャンネルにコンパクトスピーカーを使用する場合や、特にサブウーファーなしのシステム構成で有効なExtra Bass(エクストラベース)も搭載し、重低音の力感や躍動感をより手軽に味わえるようになりました。携帯端末内の音楽コンテンツや地デジ放送、ネットワーク対応テレビの動画コンテンツなどの圧縮音声をより魅力的に聴かせるミュージックエンハンサーも装備しています。

SCENE、ECOモードなど高性能を快適に使いこなせる便利な機能群

よく使う映像ソースや音場プログラムの組み合わせを簡単に呼び出したりテレビ/レコーダーを連動して起動*する4つの「SCENE(シーン)」ボタン(前面パネルおよびリモコン)を装備。多彩な機能をどなたにも快適に使いこなせます。実使用時の消費電力を約20%低減(当社実験値)して「ながら視聴」やBGMユースに効果を発揮する「ECO(エコ)モード」、さらにスタンバイスルー状態での待機時消費電力も最小限に抑え、気になる消費電力をトータルで低減しています。

*「SCENE」ボタンでの電源投入は、本機~対応テレビ間(レコーダー含む)をHDMI接続した場合に実現するものです。

AM難聴取・災害対策のためのFM補完放送を受信できるワイドFM/AMチューナー

都市部におけるAM放送の難聴取対策や災害対策などを目的に、旧アナログテレビ放送の放送帯域の一部(V-Low帯域)を利用して既存のAM放送をFM帯域で同時放送する「FM補完放送」が一部地域で開始されました。本機には、そのFM補完放送の放送帯域(90.1〜94.9MHz)を含む広範囲を受信できるワイドFM/AMチューナーを搭載。FM/AM合わせて40局のプリセット機能も装備し、ノイズや電波障害によりAM放送が受信しにくい地域でもAM局の放送番組をFM補完放送で快適に聴取できます*。

* FM補完放送は2014年末以降、日本国内各地のAM放送局の一部で運用が開始され、今後も順次拡大が見込まれています。運用開始時期や放送周波数、FM補完中継局の所在地などに関する詳細は各AM放送局にお問い合わせください。

その他の機能・特長

●再生音量に応じてDSP効果を自動調整し、常に最適な臨場感が得られるA-DSP技術●入力ソースやボリューム位置に合わせてダイナミックレンジを自動調整し、小音量再生時にも明瞭なサウンドが楽しめるA-DRC技術●お気に入りのインターネットラジオ局をストレスなく呼び出せるブックマーク&オートプレイに対応したインターネットラジオ機能●使用頻度の高いボタンをより大きくし、使いやすいボタン配列にもこだわったワイヤレスリモコンを付属●本機の配線・設定作業をサポートする専用アプリケーション「AV SETUP GUIDE」(タブレット専用)対応