HA-L7A ヘッドホンアンプ

ヘッドホンリスニングの更なる高みを目指して

ヘッドホンリスニングにおける究極のTRUE SOUNDを目指して、ヤマハが真のオーディオファイルのパフォーマンスを実現させるヘッドホンアンプを作り上げました。常に創造と革新を続ける私たちの情熱は、優れたHiFiオーディオ技術とAVレシーバーによる音場創生の進化を融合させ、30年以上に渡って音の高みを目指してきました。さあ、この独創的なヘッドホンアンプ『HA-L7A』で、あらゆるエンタテインメントの感動と興奮を存分に体験してください。

HA-L7A ヘッドホンアンプ

希望小売価格:440,000円(税込)

長年に渡り培われたHiFiオーディオの高音質技術とAVレシーバーの音場創生技術を融合。あらゆるエンタテインメントの感動と興奮を存分に味わうことができるヘッドホンアンプ

  • ヘッドホンでの音体験に最適化したヤマハ独自のフローティング&バランスパワーアンプ技術
  • 高品質なオーディオ出力を可能するESS社製 D/AコンバーターES9038PROを採用
  • スケール感溢れる低域表現を実現する2つのトロイダルトランス
  • あらゆるコンテンツへの没入感を高めるSOUND FIELDモード
  • 音楽の微妙なニュアンスまで楽しめるピュアダイレクトモード
  • エレガントなデザインと高い剛性を両立
  • 優れた安定性と振動を抑制する5本のフローティング・メタルレッグ
  • 視認性の高い有機ELディスプレイ
  • 色/仕上げ(B)ブラック

Yamaha Headphone Amplifier HA-L7A Overview

TRUE SOUND

音を知り尽くしたブランド、ヤマハ。楽器と音響機器のリーディングブランドであるヤマハは、アーティストの想いや表現までも余さず実現することができます。一音一音が驚くほど細かく、正確な音色を奏でる音。静と動のコントラストが感動を呼ぶ音。まるでその場にいるかのような空気感を再現する音。音楽や映画、没入感のあるゲーム体験に至るまで、すべての音には理由があります。さあ今こそ、単なる音を超えた体験ーTrue Sound―を発見してください。

超高解像度の音楽ソースに不可欠なノイズの徹底的な排除と高スルーレートの実現に努め、微細な信号にも的確に対応し、楽器からボーカル、ドラマや映画のセリフに至るまであらゆる音の要素を不自然な色付けや音色の変化なく忠実に再現しました。

HA-L7A 内部画像

ヤマハ独自のフローティング&バランスパワーアンプ技術

ヤマハの特許技術である「フローティング&バランスパワーアンプ」を今回ヘッドホンアンプに最適化しました。出力段の左右チャンネルのプラス側とマイナス側の合計4組のパワーアンプ回路をグランドからフローティングさせることで、出力段の徹底した左右対称プッシュプル動作を実現しバランスとアンバランスのアンプ構成を変えることなくヘッドホンを駆動できるため、出力端子の違いによる音質のバラツキを最小限に抑えることが可能となりました。さらに、電源を含むすべての回路をグラウンドから完全に独立させ、グラウンドを取り巻く微細な電圧変動やノイズの影響を徹底的に排除しました。これらの音質的メリットを最大限に引き出すことで、長時間、深くコンテンツに向き合える自然で聴き疲れのない音を実現しています。

ESS社製超高性能32ビットD/Aコンバーター

ESS社製超高性能32ビットD/Aコンバーターを採用

ヤマハが理想とするハイエンドヘッドホンアンプにふさわしい優れた音質を実現するため、微細信号の高音質再生においてDAC業界で数あるD/Aコンバーターの中から微小信号の再生性に優れたESS社のES9038PROを採用しました。専用マスタークロックには超低位相ノイズの水晶発振器を採用し、高精度なD/A変換を実現しています。チップに内蔵された8chのD/AコンバーターをL/Rそれぞれ4チャンネルを束ね、広いダイナミックレンジと優れたS/N比を実現し、高品質なオーディオ出力を実現します。これにより、コンサートホールの暗騒音や楽器の音色を細部まで体感することを可能にし、ヘッドホンリスニングならではの楽しみをさらに広めます

ディスクリート構成とバランス伝送

ディスクリート構成とバランス伝送

DAC以降の主要段をすべてバランス回路とディスクリート構成で統一し、D/Aコンバーター出力からヘッドホン端子までのバランス伝送を実現しました。さらに、通常のシングルエンド(アンバランス)入力に対しても内部でバランス変換を行うことで、外来ノイズや音質劣化を最小限に抑えるなど、バランス伝送・バランス増幅ならではのメリットを発揮し、幅広い入力ソースへの対応を可能にしました。また、バランス駆動に対応したヘッドホンと組み合わせることで、伝送系の共通インピーダンスが抑制され、高品位なヘッドホンリスニングに欠かせない信号のセパレーションを向上させました。

音の“静”と“動”にコントラストを余すところなく表現するため、2基のトロイダルトランスと、独自の高剛性コンストラクションを採用しました。一切の妥協を許さず、微細な音への優れた追従性、豊かな量感、驚異的な透明感を実現することであらゆるコンテンツを躍動感、臨場感溢れる音で再現します。

2つのトロイダルトランス

2つのトロイダルトランスによるスケール感溢れる低域表現

電源部には、前段の微小信号回路と後段のアンプ部にそれぞれ独立したトランスを採用し、相互の信号干渉によるノイズを極限まで抑えたセパレート電源設計を採用しました。さらに、トランスには、磁束漏洩が少ないトロイダルトランスを採用しました。また、バイファイラー巻きを採用することで電圧変動を最小限に抑え、電源供給の安定性を高めるとともに、圧倒的なスケールと力強い低域表現を実現しています。

高剛性コンストラクション

振動による音への影響を排除した高剛性コンストラクション

外部・内部振動によるオーディオ信号への悪影響を排除するため、独自の設計思想と高剛性パーツを組み合わせたコンストラクションを採用しました。厚さ8mmのアルミ押し出しパネルがL字型の天面を形成し、自然振動するトロイダルトランスは厚さ2mmの鋼板にしっかりとマウントされています。厚いフロントパネル、二重のリアパネル、端部にボトムカバーを設けた独自の筐体設計を採用しました。単に強固なだけでなく、異素材を組み合わせることで固有振動による共振の発生を抑え、作品に込められたエネルギーや臨場感をしっかりと感じられる、力強くしなやかな低域表現を可能にしました。

フローティング・メタルレッグ

フローティング・メタルレッグによる安定性の実現

L字構造のHA-L7Aは、シャーシの各角に設けられた円錐形の鉄製レッグを5つ搭載しました。それぞれのレッグとボトムカバーの間には振動を効果的に抑制するダンパーが配置されているため、デスクの上でもしっかりと安定して接地させることが可能です。重さ5.3kgのボディと併せ、不要な振動を排除することで、焦点の合ったリアルなサウンドの描写力を実現しています。

ヤマハ独自の「SOUND FIELD」モードと圧倒的な音場再現は、最高の音場再現への揺るぎないこだわりがあってこそ実現できました。これまでのヘッドホンアンプにはないエンターテイメント体験を届けます。まるでアーティストの演奏空間に入り込んだかのような没入感をお楽しみください。

HA-L7Aは、ヤマハのAVレシーバーに搭載されている音場創生技術「シネマDSP」を搭載。長年に渡るAV機器設計で培った独自の信号処理技術、マルチチャンネル拡張技術をヘッドホン分野でも発展・応用させたサウンドフィールドモードを搭載しました。音楽や映像など、ソースごとに最適な音場を再現する便利な6つのオプションを採用し、あらゆるエンタテインメントコンテンツを存分の臨場感で楽しめます。

パーツ画像

低ノイズ回路設計と高品位パーツの採用

HA-L7Aは、微小信号を扱うメイン基板、アンプ基板とアンプ・システム用電源基板をそれぞれ分離させた低ノイズ設計を採用しました。メイン基板には多層基板を採用し、グランドループを徹底的に排除することで、デジタル信号とアナログ信号の悪影響を排除する設計となっています。さらに、ボリュームICには低歪・低ノイズ出力で定評のあるMUSES72323を採用し、電源ICにはリップル除去率が高く低出力ノイズのアナログ・デバイセズ社製、A/DコンバーターにはESS社製ES9842QPROを搭載しました。試聴テストを繰り返し、厳選された高品位のパーツのみを使用することで、限りなく自然な音場再生を実現しました。

優れた接続性能と拡張性能により幅広い音楽、映像、エンターテインメントのソースに対応し、 お手持ちのヘッドホンの能力を引き出しコンテンツの世界に深く浸ることで ヘッドホンリスニングの歓びをさらに拡げ、深めます。

3系統のヘッドホン出力端子画像

3系統のヘッドホン出力端子を装備

HA-L7Aのフロントパネルには、バランス回路の高品位なディテールをそのまま楽しめるバランスヘッドホン端子を2系統、金メッキ処理により接触ロスを低減したアンバランスヘッドホン端子を1系統搭載しています。XLRバランスヘッドホン端子にはNEUTRIK社製端子を、4.4mm5極端子には日本ディックス社の「Pentaconn」端子を採用。さまざまなヘッドホンをお好みの端子に接続でき、そのポテンシャルを存分に発揮することができます。

入出力端子画像

拡張性を高める充実した入出力端子

DAP(デジタルプオーディオレーヤー)やPC、CDプレーヤーなどのさまざまな機器を接続できるように、USB(タイプB)、同軸、光入力を各1統計搭載しました。また、XLRとRCAのプリアウト/ラインアウト出力端子を内蔵し、D/Aコンバーターやプリアンプとしても使用できるなど接続性や拡張性にも優れています。

より信号の純度を高めるピュアダイレクト

  • ピュアダイレクトボタン

DSP処理やアナログ・オーディオ用のA/Dコンバーターなど、入力ソースで使用していない機能の回路をバイパスしてノイズを低減。信号の純度を高め、音源の微妙なニュアンスまで再現します。

ハイレゾ音源対応の高精度USB DAC機能

  • USB DAC

DSD本来の音を忠実に再現するASIOドライバーを搭載し、最大11.2MHzのネイティブ再生が可能です。さらに、384kHz/32bitまでのPCMハイレゾ音源にも対応しています。ドライバーソフトはヤマハスタインバーグ社製、転送にはPC側クロックと同期せず、本機の高精度クロックで伝送を制御するアシンクロナス転送を採用。これによりジッターを極限まで低減し、ハイレゾ音源も余すところなく楽しめます。

高精度なクロック

  • USB DAC 機能のクロックイメージ画像

USB DAC 機能のクロックには、低位相ノイズの高精度水晶発振器を採用した44.1kHz 系と48kHz 系の2 種類の専用クロックを搭載。またDAC 部に関しては、高精度水晶発振器のクロックをマスタークロックとしてをデバイスの直近に配置することで、外部クロックのジッターの影響を受けにくい設計としています。

8種類のデジタル・フィルター

  • 8種類のデジタル・フィルターイメージ画像

デジタルフィルターはヤマハオリジナルのショートレイテンシーフィルターをはじめ、DAC チップにプリセットされているデジタルフィルターを内蔵しています。好みに合わせて8種類のモードを選択することが可能です。

音質を最優先した実用的な内部設計を採用しながらも、スタイリッシュな外観で音体験を特別な 空間に演出します。デザインへのこだわりと使用時に感じる上質な質感は、 お気に入りのヘッドホンで音楽を聴く楽しみをさらに深めます。

2基のトランス画像

高音質に見合った独創的なデザイン

伝統的なオーディオの原理を踏襲し、低重心化を図った2基のトランスをメインフレームにマウントしたユニークな外観のデザインは、上質なモダン建築のような印象を与えます。さらに、縦型立体構造により、トランスを電源基板の真上に配置し電源経路を最短化することで、高音質と外観の優雅さを両立させました。

ロータリーダイヤル画像

エレガントなロータリーダイヤル

堅牢で重量感のある筐体には肉厚なアルミパーツで構成し、その精緻なメインフレームに加え、マスターボリュームやモードセレクターのダイヤルまでもアルミ素材を贅沢に採用しました。さらに、研磨サンドブラスト加工による高品位な質感が、細部に至るまでハイエンドオーディオの品位に貢献し、HA-L7Aを使用する時に上質な操作感を実現しました。

有機ELディスプレイ画像

視認性の高い有機ELディスプレイ

入力ソース、サンプリング周波数、音量、SOUND FIELDモードなど、重要な情報を見やすく表示します。ディスプレイは操作後に自動的に消灯し、サウンドへの影響を最小限に抑えます。

安心と信頼を証する5年間の長期製品保証

長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より5年間のメーカー製品保証を「HA-L7A」に標準で付与いたしました。

開発者がHA-L7Aに込めた想い

ハイエンドモデルHA-L7Aとそのサウンドに努力と想いを注いだ、熱意あるエンジニアからのメッセージ。

製品登録のご案内

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