“ピアノを学ぶ”機会を平等に、より多くの人々へ
ヤマハのリモートレッスン技術で、どこにいてもレッスンや試験が受けられる機会を提供
リモートレッスンや試験の可能性を広げる新しいピアノ
リモートレッスンや試験の可能性を広げる新しいピアノ
ヤマハのDisklavier™(ディスクラビア)は、繊細な鍵盤タッチやペダルの動きを正確に再現することができる自動演奏機能を搭載したピアノです。ヤマハは現在、この自動演奏技術を活用したリモートレッスンで音楽教育の課題に向き合うべく、様々な実証実験を行っています。今、世界中の多くの若手ピアニスト達は、自らの演奏をさらに高めるためにより質の高いレッスンを望んでいます。しかし物理的な距離の問題や昨今の新型コロナウイルス感染拡大などにより、その機会を得ることが難しい状況にあります。ヤマハは、演奏情報をリアルタイムに届け合うことができるDisklavierのテクノロジーを活かし、そうした要望を叶えようとしています。その方法とは、2台のDisklavierを遠隔地に設置し、演奏データをもう一つのDisklavierに送りリアルタイムで再現するという方法です。この技術はまだ世界の重要な音楽教育機関とともに実証実験を繰り返している段階ですが、体験した人達は一様に、その場でレッスンをしているような感覚に驚いています。そして近年ではその再現性の高さが認められ、世界的な音楽大学の入試試験で活用されることとなりました。
ドイツの名門音楽大学の入学試験で活躍
ドイツの名門音楽大学の入学試験で活躍
ドイツのフライブルク音楽大学は1946年の開校以来、著名な音楽家を数多く輩出してきた名門音楽大学です。毎年6月に行われる入学試験には、世界各地から受験者が訪れ器楽演奏などの実技試験に挑みますが、新型コロナウイルスの影響によって外国人が現地で受験することが難しくなっていました。この問題を解決するために、2020年6月、Disklavierを使った入学試験が初めて行われました。日本のヤマハホール(東京都)と中国のヤマハ現地法人オフィス(上海)、ドイツのフライブルク音楽大学それぞれにDisklavierを設置して、日本と中国の受験者の演奏を遠く離れたドイツにてリアルタイムに再現。それを試験官が評価する方法で実技試験が行われ、日本から2名、中国から1名の学生が受験することができました。
ヤマハの技術で、未来のピアニスト達をサポート
ヤマハの技術で、未来のピアニスト達をサポート
フライブルク音楽大学のクリストフ・ジシュカ教授は、Disklavierを使用した入学試験について、以下のように述べています。
「私たちは約15年間にわたり、研究とピアニスト育成のために2台のDisklavierを使用しており、大きな成功を収めています。これまでにも何度か遠隔レッスンを行ってきましたが、今回のDisklavierを使ったライブ配信での国際間の公式な入学試験は世界初の試みでした。フライブルクのピアノの鍵盤の動きは上海や東京からの映像と完全に一致し、10,000キロメートルの距離があるにも関わらず、まるで講堂で直接演奏されているかのように誰もが感じました。」
このようにヤマハは、独自のピアノ、ネットワーク技術を活用した入学試験やリモートレッスンなどにより、音楽文化のさらなる発展ために未来のピアニスト達をサポートしています。
REMOTE LESSON
ソウル大学とフライブルク音楽大学のジシュカ教授によるマスタークラス
掛川工場 グランドピアノ製造工程
サイズ比較
あなたのお部屋に最適なサイズや、搬入できるかを購入前にご確認していただけます。
RoomCo ARで部屋置きシミュレーション
ARアプリ「RoomCo AR(ルムコ エーアール)」とスマートフォンのカメラを使って、画面に映し出された自分の部屋にヤマハのピアノや、ソファーやテーブルなどを配置して3Dでシミュレーションできます。