EMX5014C

操作性に優れ、機器同士の接続/設定の手間を大幅に短縮する、オールインワンコンセプト

EMX5014Cは、ミキサー、パワーアンプ、グラフィックEQ、デジタルエフェクターをコンパクトなボディに凝縮。必要な機器/機能が一台のEMXの中で完結しているため、煩わしい機器間の配線や調整から開放され、素早く簡単に設置/セッティングが行えます。全ての作業を一元化することによる明快な操作性や優れたスペース効率も、オールインワン仕様のEMXならではの魅力です。

厳選されたパーツの使用と設計上の工夫によるクラスを超えた高音質の実現

自社の厳しい品質基準をクリアしたパーツだけを厳選。たとえば、感度の高いヘッドアンプ回路にはNiCr系薄膜を抵抗体とした特殊な低雑音チップ抵抗を使用し、透明感かつ豊かな低音のある自然なサウンドを実現しました。またグランドの取り方にも独自の工夫を施し、電源トランスから発生しやすい低周波ノイズをも徹底的に抑え込むなど、音質への配慮も万全です。

わかりやすく機能的なパネルレイアウトを採用したミキサー部

ミキサー部の仕様はトータル14系統の入力に最大8系統のマイク入力と4系統のステレオ入力を併装し幅広い用途に対応。外部パワーアンプや外部エフェクトに信号を送出するための出力端子も用意。ピン入力端子を装備したステレオ入力チャンネルを2系統装備し、CDやMDの再生音にチャンネルEQをかけることが出来ます。チャンネルEQは1-6CH:MIDスイープ3バンド、7-14CH:3バンドの構成。さらに、スピーカーや部屋の音響特性に応じた音補正に効果を発揮する9バンドのグラフィックEQも2系統搭載。

デジタルエフェクターの定番「SPX」を内蔵

デジタルマルチエフェクターのワールドスタンダードとしてレコーディングスタジオやプロのSRシーンで活躍を続ける「SPX」を内蔵。32bit内部処理の圧倒的な高音質エフェクトを自在に活用することができます。パラメーター可変の全16プログラムの中には、高品位なリバーブ、エコー、ディレイ、モジュレーションはもちろん、多彩なサウンドメイクを楽しめるデジタルディストーションも搭載。オプションのフットスイッチ「FC5」により、エフェクトの ON/OFFの切替えを足元で行うことも可能です。

高音質/大出力と省電力を両立する電源電圧切替アンプを採用

可搬性が求められるパワードミキサーでは、パワーアンプの効率駆動が消費電力や重さを抑えるための鍵となります。EMXシリーズでは、急峻な音の立上がりへの優れた追従性や低い歪率に代表される高音質と省電力化を同時に実現。これにより、500W + 500W (4Ω)という大出力のパワーアンプをコンパクトなボディに内蔵しました。

更なる軽量化と実用性・可搬性の高いデザイン

EMX5014Cでは、外装に軽量で耐傷性に優れた素材とスイッチング電源の採用により、500W+500Wの高出力パワーアンプを搭載しながらも、更なる軽量化(10.5kg)を実現。またボディの下部には大型キャリングハンドルを装備し、実用性・可搬性ともに大幅に向上しました。

各国の安全基準/電波基準への適合に加え厳しい自社試験基準をクリアした高い信頼性

電気用品安全法(日本)、UL(アメリカ)、FCC(アメリカ)、CSA(カナダ)、CE(欧州)、SEMKO(欧州)など、各国の安全基準/電波基準に合格。自社においても、60項目以上にも及ぶ厳格な試験基準を新たに設け、ワンランク上の信頼性を獲得しました。

過酷な使用条件にも配慮した独自の強制空冷システム

パワードミキサーは熱のこもりやすいラック内に固定設置される場合や屋外で使用されることが多いため、過酷な使用条件に配慮した設計を必要とします。 EMXシリーズでは、モデルの特性に最適な冷却システムを徹底的に検討し、過酷な使用条件をクリアしつつ、静粛性をキープする最大限の対策を施しました。

新開発のアナログコンプレッサー回路を搭載(6系統)

新規開発のアナログコンプレッサー回路をモノラルCHに計6系統搭載し、面倒なパラメーター設定は不要。つまみひとつでコンプレッサーの係り具合を調節可能。サウンドも音楽的にチューニングされ、存在感のあるボーカルやエッジのきいたアコースティックギターの音作りに威力を発揮します。

操作性を向上させる実用的なユーティリティ(フィードバック検知機能:FCLシステム)

「FCL(フィードバック・チャンネル・ロケーティング)システム」を各入力チャンネルの上部に搭載し、不快なフィードバックが発生したチャンネルをランプが点灯することで表示します。リハーサル時にFCLを利用してフィードバックし易いチャンネルを見つけ、EQ、ゲインを調整することにより未然に防止出来ます。また「スタンバイスイッチ」を搭載し、CH1-6の入力ソースを瞬時にミュートすることが可能。例えばリハーサル終了から本番までの間、フェーダーの位置を固定させたままでも、STチャンネルに入力されたBGMを除くソースをミュートしておけば、安心してオペレート席を離れることができます。

ヤマハスピーカー特性にベストチューニングする「ヤマハスピーカープロセッシング」を内蔵

ヤマハConcert ClubシリーズやBRシリーズのスピーカー特性に最適化した設定を自動的に呼び出す「ヤマハスピーカープロセッシング」を搭載。メリハリの効いた力強いサウンドセッティングが素早く可能です。

任意の出力に内蔵パワーアンプを割り当てられるパワーアンプモードセレクト機能

会場の規模やモニタースピーカーの追加など、状況に応じてミキサーのメイン出力、モニター出力などを様々なパターンで内蔵パワーアンプへアサインできる、パワーアンプモードスイッチを搭載。

オプションの追加によりラックマウントが可能

EMXシリーズは別売りの「RK5014」を追加することによりラックマウントが可能。PA用の移動ラックへのマウントはもちろん、屋内の固定設備や演台への落とし込みにも便利です。