MGP Editor
Graphic EQ (MGP24X/ MGP32X)
MGP32XとMGP24Xでは、STEREO OUTに標準でグラフィックEQ を搭載。 グラフィックEQでは、14バンドGEQまたはFlex9GEQが選択できます。 Flex9GEQでは、31バンドに分割した周波数帯域の中から、任意の9バンドを選択してゲインの調整が可能。業務用の31bandGEQと同様に、きめ細かな音質調整を可能 にします。
さらに、通常は熟練したテクニックを必要とするGEQ でのハウリングポイントの除去も、MGPの優れた ユーザーインターフェースがサポート。 オフセットゲインを利用してハウリングしやすいポイントをあらかじめ探し、GEQで補正しておくことで、ハウリングを抑えることが可能。
Multi-band Compressor (MGP24X/ MGP32X)
このクラスのミキサーとしては初の、マスターコンプレッサーを搭載。帯域分割なしのシンプルなタイプ(Comp)と、3バンド帯域分割方式のタイプ(MultiBand)から選択が可能。マスターコンプレッサーを使用すれば、STEREOバス(L/R)の信号の ピークレベルを抑え込み、全体の音圧レベルを上げることが可能です。 特に、「3バンド帯域分割タイプ」であれば、低域から高域までの音圧バランスを個別に調整することが可能なので、よりバランスに優れた密度の高いミックスが可能となります。
Priority Ducker
固定設備やイベントPAで幅広く使用され、定番機能といえるのがDuckerです。 マイクや特定のソースが入力されている間だけBGMなどの音量を引き下げ、自動化に貢献します。 セットアップはきわめてシンプル、減衰量も容易に調整でき、シーンを選ばず柔軟に対応します。
Leveler & Attenuator
Hybrid Channelに搭載されたLevelerの「Threshold」をチャンネルごとに調整できます。操作はグラフィック内のパラメーター、およびノブの両方で行うことができます。また、音源再生時の「Attenuator」をチャンネルごとに調整できます。
- Leveler機能を有効にするためには、MGP本体の[LEVELER]ボタンをONにしてください。
- 本体詳細設定モードでもアッテネーターの調整ができますが、パラメーターは両チャンネル共通となります。
Dual Digital Effects
FX1(REV-X)、FX2(SPX)のエフェクトプログラムが選択できます。それぞれのエフェクト上で上下にドラッグすることでプログラムを切り替えることができます。 REV-X、SPXの詳細パラメーターの設定は、それぞれのエフェクト設定画面にて行います。
REV-X Reverb
REV-Xには8種類のプログラムが用意されています。_ 画面を左右にフリックすることでプログラムを切り替えることができます。
それぞれのプログラムにおいて「Reverb Time」、「Diffusion」、「Initial Delay」、「Room Size」の4つのパラメーターを調整できます。操作はグラフィック内のパラメーター、およびノブの両方で行うことができます。
SPX Multi-Effects
SPXには16種類のプログラムが用意されています。
画面を左右にフリックすることでプログラムを切り替えることができます。プログラムに応じたパラメーターを調整できます。
List of Parameters
* Parameters that can be controlled manually from the MGP console itself.