RM-CR 遠隔会議用プロセッサー

オーディオネットワーク規格「Dante」に標準対応、対応機器との音声入出力がLANケーブル結線のみで完了

『RM-CR』は音声入出力にオーディオネットワーク規格「Dante」を採用。LANケーブル1本でオーディオ/コントロール信号の伝送が可能です。『RM-CR』は、音声回線設定や音響調整も自動で行えるため、音声ルーティングやそれぞれの部屋環境に合わせた音響調整など、導入に伴うさまざまな課題を解決します。

PoE方式を採用、電源もLANケーブル結線のみで供給可能

『RM-CR』は、シーリングアレイマイクロフォン『RM-CG』やDante/PoE対応ラインアレイスピーカー『VXLシリーズPモデル』と共に、PoE給電に対応。給電元としてインテリジェントL2 PoEスイッチ『SWR2311P-10G』を使うことで、システムを構築する機器間の配線がすべてLANケーブル接続のみで行えます。

同一ネットワーク上のADECIAコンポーネントを自動認識してセットアップ

『ADECIA』のシステム構築が簡単に行える「オートセットアップ機能」を搭載。Web GUIで項目をクリックしていくだけでDanteパッチを含めた全ての音声ルーティングが完了します。セッティングにかかる時間を短縮でき、音響に関する高度な知識や経験を必要とせずシステムの構築が行えます。

環境に適した音響調整を自動で行う「オートチューニング機能」を搭載

『ADECIA』の音響調整が手軽に行えるオートチューニング機能を搭載し、誰でも簡単に快適な音の遠隔コミュニケーション環境を構築できます。オートチューニング機能は、設置されている部屋の響きやスピーカー設置状況から発生する環境ごとの音響的な違いを自動測定した上で、内蔵の音声プロセッシングにより自動調整します。

ゲインシェアリング型とゲート型を切り替え可能なオートミキサーを搭載し、Dante入力の音声を自動調整

ゲインシェアリングタイプとゲートタイプに動作を切り替え可能なオートミキサーを搭載し、例えば『RM-CR』に接続いた複数のDanteマイクロフォン間の音声レベルを自動で適正なバランスに調整し出力できます。ゲインシェアリングタイプを選択時はスレッショルドやアタック/リリースタイムといった詳細な設定を必要とせず自動で動作します。

USBオーディオ、アナログ、Bluetooth®など多彩な音声入出力を搭載、さまざまなアプリケーションに対応可能

『RM-CR』は豊富な音声入出力を搭載し、さまざまなWeb会議用途に提案できます。使用するWeb会議用アプリケーションソフトウェアの制限はなく、Windows、macOS、iOS、Androidに対応しているため、様々なOSやデバイス、遠隔会議システムと組み合わせたコミュニケーション環境を構築できます。

Web GUIによる簡単設定

ブラウザでアクセスでき、マウス操作で簡単に設定が行えます。ADECIAのシステム構築時は「オートセットアップ機能」を使い、ルーティングや音響調整を自動で行えます。

Settings画面:パスワード、ネットワーク、地域、周辺機器、Bluetoothの設定ができます。

Audio画面:Input/Outputの確認と各種プロセッシングの設定が行えます。

Tools画面:Firmwareアップデート、デバイス情報確認を行います。FirmwareアップデートはRM-CR本体だけでなく、接続されているRMシリーズのFirmwareアップデートもできます。また「Tools画面」では設定の保存/読込やログ管理ができます。

Divide/Combine Roomウィザード

Divide/Combine Room Wizard user interface screen

分割合同運用の部屋を簡単に設計できる機能を搭載。

Web GUI上から「Divede/Combine Room」ウィザードを実行することで、最大4部屋までの分割/合同運用する部屋の設定が行えます。

設定は、部屋の運用パターンごとにプリセットを作成し登録しておきます。

運用時は、『RM-CR』の「Preset/Recall機能」を使い設定を呼び出します。

設定とタッチパネルコントローラーの作成が行える『ProVisionaireシリーズ』

ProVisionaireシリーズは、プロセッサーのコンフィグデザインと、設置環境や運用方法にあわせたコントロールパネルの作成、機器のリモートコントロール、モニタリングが可能なアプリケーションソフトウェアです。遠隔会議室の運用に便利なタッチパネルコントローラーの作成も行えます。

クリアな音質を実現 ― 高性能AIノイズ除去機能「AI Denoiser」

ヤマハ独自の高性能AIノイズ除去機能「AI Denoiser」をプロセッサー「RM-CR」に搭載しました。聞き取りやすく、ストレスが少ない会話環境が集中力と生産性の向上に寄与します。

*本機能はADECIAファームウェアV3.0以降に対応しています。

AI Denoiser OFF

AI Denoiser ON

Illustration representing the concept of AI Denoiser

AI Denoiserは、深層学習を利用したノイズ除去機能です。人の話し声をはじめ、さまざまな雑音、空間ごとの響き方、ADECIAの各種マイクの特性などを組み合わせた膨大な音声データから元の話し声を抽出する学習を繰り返すことで、多様な使用環境に適応する高度なノイズ除去を実現しました。

Illustration showing built-in AI Denoiser function with no extra software needed

プロセッサーRM-CRに搭載され、追加のアプリや外部機器は不要。特別な設定も不要で、快適な音声環境を実現できます。

エンタープライズレベルのセキュリティ

Illustration representing enterprise-level security protection

ヤマハ製スイッチに搭載されたRadiusサーバー機能やMAC認証と連携することで、エンタープライズレベルのセキュリティを実現。

SIP機能をご利用のお客様へ(ファームウェアV2.8以前の製品をご利用のお客様へ)

ファームウェアV3.0以降では、SIP機能はご利用いただけません。

環境に合わせて選択できる設置方法

ラックマウント

専用ラックマウント金具RM-MRKを組み合わせることでEIAラックにマウントできます。(ラック1Uあたり1台のみ設置可能。)

テーブルマウント

専用テーブルマウント金具RM-MTLを組み合わせ、会議室テーブルの裏面に設置できます。