快適な遠隔会議室を作るためには?

快適な遠隔会議室を作るためには

快適な遠隔会議室を作るためには

リモートワーク用とは異なる会議室用の音声機器

個人がリモートワークで遠隔会議を行う場合、例えばWeb会議アプリケーションが入ったノートPCと、イヤホンマイクがあれば環境が整います。しかしそういった個人用の音声機器を複数人で共有して使おうとすると、マイクロフォンからの距離で音量の差が大きく聞きづらかったり、遠い人の声がはっきり伝わらなかったりと、参加者全員でうまくコミュニケーションがとれないといったことが発生します。快適な遠隔会議室を作るためには、複数人での利用に対応し、部屋の広さにも適した機器を選ぶことが大切です。

リモートワーク用とは異なる会議室用の音声機器

複数人を明瞭に収音する音声技術

複数の参加者の声を明瞭に収音するため、ヤマハは「マルチビームトラッキング」技術を開発しました。マイクロフォンがビームと呼ばれる鋭い指向性を形成し、自動的に発話者の口元を狙う動きをするため、エリア内の会議参加者の発言をもれなく収音します。この「マルチビームトラッキング」技術を搭載したシーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」は、最大4本のビームを形成でき、複数人の発話を逃さず収音できるため、活発な議論ができる遠隔会議室が構築できます。

複数人を明瞭に収音する音声技術

喋る人の位置ごとの音量差を解決する「オートゲインコントロール」

発話者とマイクとの距離が離れれば収音される音量は下がり、マイクから近い人との音量差が生まれることになります。会議室においては発話者の座る位置によって距離はまちまちとなり、遠隔地で音声を聞く側にとっては喋る人によって音量が変わることがストレスになる可能性があります。そこでヤマハのマイクロフォンは、入力された音量を検知して自動的に調整を行う「オートゲインコントロール」機能を内蔵しました。さらに周囲の雑音の音量が持ち上がらないよう、人の声かそれ以外かを識別する「HVAD(Human Voice Activity Detection)」が同時に働いており、音声が聞き取りやすい快適なコミュケーション環境を実現します。

喋る人の位置ごとの音量差を解決する「オートゲインコントロール」