DM1000VCM

高品位ヘッドアンプ、量子化24bit/96kHzサンプリングによる、トランスペアレントな音質

次世代カスタムLSI「DSP7」の採用により、内部処理32bit (アキュームレーター: 58bit) の超高速プロセッシングを実現。48CHにも及ぶ同時ミキシング能力を含めて、96kHz動作時でも失われる機能は何一つありません。16の MIC/LINEインプットをはじめとする全てのアナログ入出力に高精度な24bit AD/DAを採用し、最大110dBの圧倒的なダイナミックレンジを獲得。さらにヘッドアンプセクションの設計にあたっては、原音をトランスペアレントにデジタル領域に入力することを重視しながら、プロオーディオ機器の設計/開発を通じ長年磨き上げられたアナログ音響技術とノウハウを投入。音質面でも評価の高いDM2000、02R96のブラザーモデルの名に恥じない高音質を誇ります。また、開発にあたっては、厳密なヒアリングセッションを重ねることで、回路設計からパーツ選定に至る全プロセスでサウンドクオリティを徹底的に吟味しました。

96kHz動作時の場合でも、48インプット/18バスの圧倒的なミキシングキャパシティ

ラックにマウントできるコンパクトなサイズながら、大型コンソールにも匹敵する48CHもの膨大な同時ミキシング入力数を確保。48CHには全て 4BandフルパラメトリックEQ、GATE、Compressor/Limiter、DELAY (最大453ms・フィードバック付) を実装し、これらの機能の全ては96kHz動作時でも全くスポイルされることなく動作します。出力系は、BUS1~8に加え、8系統のAUX、 STEREO BUS、SOLO BUS (STEREO) の合計18バス構成。BUS1~8はサラウンドバスとしても機能し、BUS To STEREO機能により、SR的なサブミックスユースはもちろん、6.1、5.1、3‐1からステレオへのダウンミックスなどの作業にも柔軟に対応します。8系統のAUXのうち、AUX1~8はサラウンドエフェクトへのセンドとしても使用可能。またAUXを自動的にノミナル (0dB) にセットするFIX機能の搭載により、8系統のAUXをバス的に使用することも可能です。

強力なチャンネルファンクションと限りなく自由度の高い各種コントロール機能、パッチング機能を搭載

48CH全てのインプット、およびBUS1~8、AUX1~8、STEREO BUSに強力なチャンネルファンクションを搭載。インプットには、GATE系ダイナミクスプロセッサー、COMP系ダイナミクスプロセッサー、アッテネーション、4バンドフルパラメトリックEQ (個性の異なるアルゴリズム「TYPE I」と「TYPE II」を用意) 、CHインサート、DELAY、サラウンドPAN、ステレオPAN、PHASE等が搭載され、またGATE系を除く全機能がBUS1~8、AUX1~8、 STにも完備され、自由度の高いサウンドメイキングが可能になります。ROUTINGやSURROUND PAN、EQは、専用の操作子により、ダイレクトにパラメーターにアクセス可能。それらのパラメーター情報は液晶画面にグラフィカルに表示され、チャンネルライブラリーとして保存できます。さらにDM1000では、INPUT、OUTPUT、INSERT I/O、DIRECT OUT、EFFECT SEND/RETURNの全ての入出力を自在にパッチング可能。1つの入力ソースを複数のCHにパッチしたり、1つのバス信号を複数の出力端子にアサインするといった自由度の高い柔軟なパッチ設定が、液晶上のグラフィカルなインターフェースにより容易に行えます。また各フェーダーに装備されたエンコーダーノブにより、INPUT PATCHやDIRECT OUTのアサインも可能。もちろんパッチデータはライブラリーとして保存できます。

あらゆるシステムセッテイング/アプリケーションに応える充実の入出力と優れた拡張性

DM1000のリアパネルには16CH分のMIC/LINEインプットの全てにXLRバランス端子を採用し、高品位なヘッドアンプ、CH個別のファンタム SWを装備しました。またInsert等に自由にインプットをアサインをできるOMNI IN×4も全てXLR端子で用意。全てのアナログ入出力には高精度24bit/96kHz対応のAD/DAコンバータを装備しています。アナログ出力も全てXLRバランス端子で実装された12系統のOMNI OUTから可能。AUX、BUS、ST、INSERT、MONITOR OUT等フリーにアサインして出力系を構築できます。デジタル入出力はそれぞれ1 系統づつのAES/EBU、COAXIALの合計2系統を装備。アナログ入出力を全てXLR端子で実装し、インプット/アウトプットパッチをフリーにアサインできるDM1000は、音楽制作やSRアプリケーションに最適です。

システムに応じて多彩なフォーマットの音声入出力を拡張できる2基のオプションI/Oスロット

DM1000 1基につき最大16CH入出力をサポートするオプションI/Oスロット (Mini YGDAI=Yamaha General Digital Audio Interface) を2基搭載。ダブルスピード96kHz (AES/EBU) デジタルMini-YGDAIカード、96kHz対応AD/DAカードをはじめとして、AES/EBU、ADAT、TASCAM、アナログの各フォーマットのカードが使用できます。また、APOGEE社製のAD/DAカードやWAVES社のプラグインDSPカードも使用可能です。

最新鋭マルチエフェクター4基 (サラウンドエフェクト1基) をオンボード

96kHz動作時も制約を受けない最新鋭ステレオマルチエフェクターを4基搭載。DM2000、02R96で培われたハイクオリティを継承し、「マルチバンドコンプレッサー」や「5.1リバーブ」「5.1モジュレーション」などのサラウンド対応プログラム (※) も用意され、SEND/RETURNやインサートでの使用が可能です。

(※) サラウンドエフェクトは1系統につき、通常の内蔵エフェクト最大4系統分を占有する場合があります。

100mmタッチセンスフェーダーをはじめとする先進的で使い易いユーザーインターフェース

48CHの入力は16本のフェーダーに3レイヤーで展開 (1~16、17~32、33~48) 。ステレオマスターを加えた計17本のフェーダーにはタッチセンス付き100mmモータードライブフェーダーを採用。さらに、BUS/AUXのマスターフェーダーレイヤー、外部機器をコントロールするREMOTEレイヤー (2系統) なども用意され、FADER MODEキーによりAUXセンドレベルをフェーダーに展開することも可能です。各フェーダー上に装備されたプッシュSW付きロータリーエンコーダは、 PAN、AUX SENDに加え様々な機能がアサインできるASSIGNボタンの計3モードを、ENCODER MODEキーにより切替可能。インプットパッチやダイレクトアウトアサインなどが行え、アプリケーションごとに最適な環境をスピーディに構築できます。

効率的なミキシング作業を可能にする、高精度なシーンメモリー/オートミックス機能を搭載

オートミックスのレゾリューションは1/4フレームの高精度を実現し、内蔵エフェクトのパラメーターまでもダイナミックオートメーションに対応します。各オートミックスコマンドはユーザーディファインキーにアサイン可能。シーンメモリーではフェードタイムやリコールセーフをチャンネルごとに設定可能な上、リコールセーフは機能ごとに切り分けた設定さえも実現しました。なお、これらのデータは付属のアプリケーションソフトウェア「Studio Manager」によりパソコン上で管理できます。

ミキシング効率を大幅にアップする、多彩かつ実戦的なペアリング/グルーピング機能を用意

水平方向に隣り合ったチャンネルのペア=ホリゾンタルに加え、縦方向のチャンネルをペア化するバーティカルも可能。バーティカルペアでは別レイヤー (1~16と17~32) のフェーダーとペアリングすることにより、最大16ステレオソースを1レイヤーでコントロールすることができます。またグルーピングは従来のFADER、 MUTEに加え、EQ、DYNAMICSにも対応。サラウンドに対応したバスのEQやダイナミクスをグルーピングすることにより、出力の一括制御なども可能です。

様々なユーティリティを実現するソフトウエア「Studio Manager」 (Windows/Macintosh) を付属

エディター/ビューワーアプリケーション「Studio Manager」 (Windows/Macintoshハイブリッド版) を付属。TO HOST端子 (USB端子) とPCを接続するだけで、単なるディスプレイアウトによるビューワーとは次元の異なるインテリジェントで快適な環境を構築することができます。「Console Window」「Selected Channel Module」「Surround Editor」「Patch Editor」「Effect Editor」「Timecode Counter Window」「Library Window」などがPCのカラーディスプレイ上でグラフィカルにオペレートでき、さらに主要なミキサー機能に関してはオフライン設定が可能。またメモリーマネージメント機能により、DM1000の様々なデータのセーブ/ロードがPC上で行えるため、スタジオ間のLANネットワークやインターネットでのデータ共有など先進的なユーティリティの構築も容易です。

DAW (Digital Audio Workstation) やデジタルレコーダーとの高度なインテグレーションを実現

DM1000は、PCをプラットフォームとしたDAW (Digital Audio Workstation) システムや各種デジタルレコーダーと一体化した統合的なデジタルプロダクション環境を実現しました。DAWとの連携時には、レコーダーのコントロールに加えて、ミキサー部のフィジカルコントローラーとしてDM1000を機能させることが可能。特に、digidesign社「ProTools®」、 Steinberg社「NUENDO®」に対応したコントロール機能はライブラリーとして標準搭載され、さらにGeneral DAWモードを搭載し、幅広いDAWへのソリューションを図ります。もちろんMIDIメッセージを使用したテーブルを作成することで、それ以外のMIDI対応DAWのリモートコントロールも可能です。

サラウンドプロダクションにおける理想的なミキシング環境を実現する豊富なファンクション

すでに02Rや03Dなどに搭載されているサラウンドパンニングはもちろん、サラウンドプロダクションにおける理想的なミキシング環境の実現のために、様々なファンクションを実装しました。BUS TO STEREO機能による「6.1→STEREO」、「3-1→STEREO」などのダウンミックスバージョンの制作が可能。また3-1の出力を「Dolby Surround、DTS Stereoエンコーダー」→「Dolby Surround、DTS Stereoデコーダー」→「DM1000-SLOT IN」と接続すれば、「エンコード前」と「デコード後」のリアルタイム比較検聴も可能です。セレクテッドチャンネルセクションにジョイスティックを実装し、事前に設定したパンニングパターンをなぞることはもちろん、複雑なパンニングも自在。サラウンドパンニング=127×127、Divergence (チャンネルごとにハードセンターとファンタムセンターの比率をコントロールするパラメーター) =0~100ステップ、とサラウンドに関するパラメーターのレゾリューションも高精度です。8IN-8OUTまでを網羅する多彩なサラウンドエフェクト (*) には、5.1対応のリバーブ、モジュレーション、ダイナミクスを各種用意。さらに、出力バスに装備されたEQやダイナミクスのグルーピングを実行すれば、サラウンド出力の一括制御も可能です。

(*) サラウンドエフェクトには1系統につき、通常のエフェクト最大4系統分を占有する場合があります。

先進の「Bass Management」をもカバーする、サラウンドモニタリング環境コントロール機能

モニタープロセッサーセクションでは、バス (スピーカ) 個別のミュート、全モニター出力の一括レベルコントロール、SLOT単位で指定できる外部ソース選択によるStemMixモニター、Dolby Surround、DTS Stereoの「エンコード前」と「デコード後」の比較検聴も可能。ダウンミックスプロセッサーセクションでは、レコーダー送りには一切影響することなく「6.1→5.1」「6.1→3-1」「6.1→STEREO」「5.1→3-1」「5.1→ST」「3-1→STEREO」のダウンミックスモニタリングが可能です。さらにスタジオ環境や制作内容に応じた各種設定や詳細な制御が行えるSpeaker Control機能までもオンボード。サラウンドプロダクションスタジオの第一人者である株式会社ソナ 中原氏の全面監修によるDM2000、02R96のサラウンドモニタリング機能をパーフェクトに移植しました。話題のBass Managementプロセッサーをはじめ、スピーカー個別のレベルを微調整できるAttenuater、スピーカー個別の設置位置を仮想的に可変できる Delayまでも搭載しています。

SRアプリケーションに有効なファンクションを強力に実装

音楽制作環境のみならず、SRアプリケーションに有効なファンクションもコンパクトなボディに強力に実装。「ユーザーアサイナブルレイヤー」機能により、 INPUTフェーダー/BUS・AUXマスターフェーダーを1つのレイヤーに自由にアサインし並べることができ、SRアプリケーションに有効なソリューションをご提案。またヤマハ「AD8HR」のHAリモート機能を備え、ステージボックスとしての活用も可能。全てXLRでかつ十分なCH数を実装されたアナログ入出力を擁したDM1000は、コンパクトかつ高音質・高機能なSRデジタルコンソールとしても類を見ない実力を誇ります。

DM2000、02R96の直系ブラザーモデルとしてプロユースに応える新機能

DM2000、02R96直系のブラザーモデルとしてプロユースに応える新機能を搭載。放送アプリケーション等に対応する「MIX MINUS」機能により、スピーディーにマイナスワンの設定が可能。また、制作過程において有用なGAINリダクションメーターをLCD上に表示させることも可能に。6.1chサラウンド対応、グローバルフェードタイム、グローバルリコールセーフ等、DM2000、02R96直系ブラザーモデルとしてプロユースのマーケットからの要望にもいち早く応えた様々な新機能を搭載しました。

V2 Features

音楽制作からSR、放送局などの多彩なニーズに応えるパワフルな新機能(Version2)

上位機種の先進的な機能を継承したDM1000が、さらにパワフルにグレードアップ。制作環境においては、DM2000、02R96に引き続き、THX® pm3™の認証(*)を受けてさらに充実したサラウンド機能をはじめ、制作向けにDAWコントロール、Automix機能の強化、放送向けにモニター機能の強化、また、SR向けにも仮想VCA機能やAUX/SOLOリンクなどの多彩な機能強化/追加を行っています。

(*)DM1000V2のサラウンドモニター機能はTHX® pm3™の認証を受けています。

完全にシームレスなプラグイン「ADD-ON EFFECTS」に対応(Version2)

「DM1000V2」は、上位機種と同様に「ADD-ON EFFECTS」全5パッケージ(Channel Strip, Master Strip, Reverb, Surround Post, Vintage Stomp 各別売り)に対応します。この「ADD-ON EFFECTS」をインストールすることで、4系統の内蔵エフェクトに、よりバリエーション豊かなエフェクトプログラムを呼び出して使用することが可能。最新版のStudio Manager V2では内部エフェクト標準プリセットと全く同様に感覚的なGUIでコントロールすることができます。

機能一覧

ESAMII対応 DM1000V2がサポートするビデオ編集機(2004年8月現在の動作検証済みモデル)
SONY:BVE2000, BVE9100
Accom:Axial2010, Axial2020, Axial3000
AMPEX:ACE200
Panasonic:AG-A850
ADD-ON EFFECTS対応 チャンネルストリップ・パッケージ(AE-011):Comp276(S), Comp260(S), EQ601
マスターストリップ・パッケージ(AE-021):Open Deck: Swiss'70/'78/'85, American'70
リバーブ・パッケージ(AE-031):REV-X Hall/Room/Plate
サラウンド/ポスト・パッケージ(AE-041):Room-ER, Auto Doppler, Field Rotation
ヴィンテージストンプ・パッケージ(AE-051):MAX100, Vintage Phaser, Dual Phase
サラウンド関連機能 THX® pm3™モード
ベースマネジメント機能にパラメーターを追加
サラウンドパンON/OFF(Follow Panスイッチ使用)
DAWコントロール ProTools®リモートでのサラウンドパン制御
アドバンストDAWコントロール:Nuendo®/Cubase™SXを本体Selected Channelからコントロール可能
制作向け機能 オートミックス・スタティックインサート
オートミックス・タッチセンスエディット
放送向け機能 PRE-FADER SOLO with PAN
FADER/SOLOリリース:フェーダー操作によりSOLOモードを抜けます。
ライブ/SR向け機能 FADER GROUPマスター:VCAコントロール機能に相当
MUTE GROUPマスター:USER DEFINED KEYSを使用
インスタントGROUPアサイン:USER DEFINED KEYSを使用
インスタントAUXモニタリング:AUX/SOLOリンク
AUX PRE-FADER/PRE-ON:AUX PREポイントの追加
オルタナティブレイヤーコントロール
複数シーンへのグローバルペースト
外部機器との連携強化 Studio Manager V2の強化
AD8HRとの連携強化:1dBステップのリモートゲインコントロール対応
AVIOM(ANET16/o-Y1), Auvitran(AVY16-ES)などサードパーティ製Mini-YGDAIカードへの対応

「ESAMII」への対応により、様々なビデオ編集機をサポート(Version2)

デジタルミキシングコンソール「03D」用のビデオエディットスイートソフトウェア「03D VEK」の主要な機能をDM1000バージョン2・システムソフトウェアにパッケージ。ESAMIIプロトコルに対応する各社の主要なビデオ編集機をサポートします。

進化したビューワー/コントローラーアプリケーション(Version2)

付属アプリケーションソフトウェア「Studio Manager」も大幅に進化しました。ホストアプリケーションとなる「Studio Manager」上に、複数のエディター(DM2000 EditorやSPX2000 Editor等)を立ち上げることができるため、トータルプロジェクトファイリングや将来的には「StudioConnections Initiative」構想によるSteinberg社Nuendo®/Cubase™からのトータルリコールへの対応も予定しています。また、複数のDM1000V2や01V96V2を統合した環境でのオンライン/オフライン編集もよりスムーズになります。ほかにも、ADD-ON EFFECTSサポート、マルチウィンドウサポート、操作性の向上(ショートカット、キーボードオペレーション、ドラッグ&ドロップ、ユーザーディファインドキーによるコンソール側からのウィンドウの開閉等)といった、様々な要素を追加しています。

Cubase™及びNuendo® はSteinberg社の商標及び登録商標です。

ProTools® はAvid Technology社の登録商標です。

THX®はTHX Ltd.の登録商標です。

VCM Features

ADD-ON EFFECTSをプリインストール(DM1000VCM)

DM1000VCMでは、DM1000V2での機能向上に加え、往年のアナログサウンドを再現する「VCMエフェクト」、新アルゴリズムを採用した高密度なリバーブ「REV-X」、作業効率を飛躍的に改善しつつリアルなサラウンドパンニングを実現する全く新しいサラウンドコンテンツ制作用ツール「iSSPエフェクト」をオンボードで搭載しました。「ヤマハらしいストレートな音」の枠を超え、デジタルミキサーのスタンダードは、また、進化します。

VCM Technology(DM1000VCM)

VCMテクノロジーは、往年のコンプレッサー、イコライザー、テープデッキ、フェーザーやディストーションのサウンドを再現する、音楽的なモデリング技術です。VCMでは、アナログ回路の設計意図を深く理解し、アナログ素子レベルの特性までを入念に解析した精密な結果を基本にして音楽的なエッセンスを加えるという点で、一般的にビンテージサウンドを再現する手法として用いられるモデリング技術とは一線を画しています。DM1000VCMでは、VCMテクノロジーにより、身近になった本物のアナログビンテージサウンドをDM1000のオンボードエフェクトとして、シームレスに活用することができます。

iSSP Technology(DM1000VCM)

iSSPテクノロジーは、ヤマハのアドバンスト技術開発チームが、正確でリアルな音場を再現することを目的として研究・開発した究極のサラウンドパンニングエフェクトのための技術。キーフレームや軌道などをDM1000 Editor上のGUIで設定することで、音源の位置や向きの変化、変化のスピード、部屋の反射による音への影響を瞬時に解析して、パン、レベル、ピッチなど様々な要素をインタラクティブに変化させます。DM1000にオンボードしたオーディオプロセッシング専用の超高速LSIの能力をフルに活用するため、非常に単純な操作で、超リアルな効果を効率的に得ることができます。

REV-X(DM1000VCM)

かつて名機といわれたリバーブレーター「REV5」や「REV7」に変わり、新しい時代を告げる「REV-X」は、単体機としてではなく、「アルゴリズム」という形で開発されました。DM1000VCMでは、すでにSPX2000に搭載し、高い評価を受けているREV-Xをオンボードエフェクトとして追加。エフェクトの域を超えた、空気感の再現とさえいえる緻密なリバーブは世界中のエンジニアの必携アイテムのひとつになりつつあります。