SWP1
簡単設定と見える化
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DipスイッチひとつでDanteに最適化
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シンプルなシステムであればあまりネットワークを意識する必要ありませんが、システムが大規模化すればするほど、より安定したDanteネットワークを構築するために、スイッチの設定をDanteに最適化する必要があります。インテリジェントスイッチを使用することでQoSやIGMP Snoopingなどの必要な設定を行えますが、これらの設定はネットワークに精通したIT技術者でないと難易度が高いのが実情です。SWP1シリーズなら、DipスイッチひとつでDanteに最適化された設定を呼び出すことができます。難しい知識は一切不要です。
3タイプのVLANプリセットを内蔵
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ネットワークを有効に活用するため、DanteだけでなくStageMix等のスマートデバイスやデジタルミキサーやパワーアンプをコントロールするためのPCソフトウェアを同じネットワークに接続したくなるものです。ただし、Danteと他の通信が同一ネットワーク内で混在すると、お互いの通信が影響して不都合が発生する可能性があります。そこでVLAN機能を利用してネットワーク内の通信を切り分けるのですが、こちらもIT技術者でないと設定を間違える可能性があります。SWP1シリーズは3タイプのVLANプリセットを内蔵しており、これらをDipスイッチで簡単に切り替えることができます。また、USERモードでカスタマイズしたVLAN設定も可能です。
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SWP1-8のポート9と10、SWP1-8MMFのポート10、SWP1-16MMFのポート18は、オプションのMMF-SWP1を取り付けたときに有効になります。
ネットワークを「見える化」
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ネットワーク全体の状態を管理するためには、ネットワーク負荷、スイッチの状態、Dante固有のデバイス情報など、必要な情報が多岐に渡ります。SWP/SWRシリーズに対応した専用アプリケーション「Yamaha LAN Monitor」を使用することで、これらの情報を1画面に集約して、Danteネットワークを「見える化」することができます。通常の状態をスナップショットしておけば、この状態から変化があった場合にアラートを出すことができますので、問題が発生してもすぐに原因究明して対策することが可能です。また本アプリケーションからワンクリックでDante Controllerを起動でき、1台のコンピューターでDanteネットワークを統括するワンストップソリューションを提供します。
* 「Yamaha Audio Network Monitor」は「Yamaha LAN Monitor」に名称が変更されました。
高い信頼性と豊富な接続性
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過酷なライブ現場をサポートする堅牢なetherCONコネクター
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ライブ現場において求められることは、トラブルなく本番を乗り切るための高い信頼性です。一般的なネットワークスイッチはPC等で用いられているRJ45端子を装備していますが、SWP1シリーズはしっかり繋がりかつ抜けにくい、堅牢なetherCONコネクターを採用しているので、CL/QLシリーズなどのetherCON採用Dante機器とダイレクトに接続できます。
光ケーブルでの接続性も確保。二重化にも対応(要オプション)
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SWP1-8MMFとSWP1-16MMFは、マルチモードファイバー対応のopticalCONコネクターを標準装備。最長300mの長距離伝送にも対応します。また、オプション品の光端子拡張ユニットMMF-SWP1*を追加し光ケーブルを2本這わせることで、基幹回線を2重化することができます。また、スパニングツリー(RSTP)による冗長化にも対応しています。
※SWP2-10MMFとSWP2-10SMFは規格が異なるため、光接続することはできません。また、MMF同士であっても10Gbpsアップリンクポートと通常の1Gリンクポートも規格が異なるため、光接続することができません。(例:SWP2-10MMFとSWP1-16MMFを光接続する等)
* SWP1シリーズへのMMF-SWP1取付は、弊社サービスセンターにて行っております。
EXT DC INPUT装備による電源二重化に対応
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本体にはAC IN端子に加え、XLR-4-32タイプのEXT DC INPUT端子を装備しました。本端子から外部電源(+24V)を供給することにより、SWP1シリーズの内部電源をバックアップすることが可能です。またAC IN端子もラッチによるロック機構(Vロック)を備えており、電源コードが意図せず外れてしまうのを防ぎます。
「見える化」がもたらすもの
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ネットワークに関するノウハウを意識しなくても良いように、ネットワークスイッチ自体をDanteに最適化した設定とし、さらにヤマハネットワーク機器が持つ「ネットワークの見える化」機能とDanteが持つオーディオフローの管理機能を統合。お客様に「より安心できる」「より簡単な」ソリューションをお届けするために生まれたネットワークスイッチ「SWP1シリーズ」。
そのSWP1シリーズと組み合わせることによって、SWP1自身はもちろんSWP1に接続されているDante機器まで一括管理が行えるのがSWP/SWRシリーズ専用アプリケーション「Yamaha LAN Monitor」です。ヤマハ独自のL2MS (Layer 2 Management Service)プロトコルにより、SWP1と組み合わせられる様々なDante機器の状態が「見える化」できます。
* 「Yamaha Audio Network Monitor」は「Yamaha LAN Monitor」に名称が変更されました。
「見える化」がもたらすもの
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複数の場所に配置されているスイッチとそれに接続されている機器の構成を把握することは物理的にも時間的にも大変な作業です。Yamaha LAN Monitorを使用することで、複数のスイッチがどのように接続されているか、またスイッチからDante機器にどのように繋がっているか等のネットワークトポロジーを可視化することができます。やることは、自身の手元にあるSWP1にコンピューターを接続しYamaha LAN Monitorを起動する、ただそれだけです。
ヤマハスイッチのポートの状態や帯域使用量を確認可能
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ネットワークスイッチの物理的な接続状態とそこにつながる機器の情報や各ポートの通信スピード、通信帯域がどれぐらい占有されているかといったことなどをYamaha LAN Monitorから集中監視することができます。
ネットワーク上にDante対応機器が存在する場合、各Dante対応機器の状態を監視可能
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スイッチにDante対応機器が接続されている場合は、Danteに関する情報とその状態を監視することができます。音声信号を取り扱うDanteが安定した通信を行うためには、PrimaryポートとSecondaryポートの状態、送受信のフロー数などを監視することが大切です。ネットワークを監視すること=ネットワークの健康状態を見ること、といっても過言ではありません。
ワンクリックでDante Controllerを起動でき、1台のコンピューターでDanteネットワークを統括可能
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Yamaha LAN Monitor上には「Dante Controller」ボタンが用意されており、このボタンをクリックするだけで、Dante Controllerが起動できます(あらかじめDante Controllerがインストールされている必要があります)。シームレスにYamaha LAN MonitorとDante Controllerを行き来することができます。
スナップショット機能により、ネットワーク異常の自動検知やトラブル発生時の原因究明をサポート
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スナップショットを保存した時のネットワークの状態と今の状態を比較して差異を検知することが簡単に行えます。例えば、リハーサルで構築したネットワークの構成をスナップショットに保存しておくことで、どこかでケーブルが抜けたり、機器の電源が切れたり、翌日機器をつなぐポートを間違えたりしたときに、その差異がGUI上に警告表示されます。
各機器の識別性を高めるためのアイコンやラベル、コメント付与に対応
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スイッチに接続されている機器をIPアドレスやMACアドレスのみで識別することは大変です。Dante機器が接続されている場合、その機器にはDanteアイコンと、Dante Controllerなどであらかじめ設定されたデバイスIDが表示されます。また、機器ラベルコメント欄にはその機器の設置場所などを記録しておくことが可能です。
各機器のWeb GUIを呼び出して、ネットワーク内のヤマハスイッチの設定を表示/変更可能
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各機器のWeb GUIを呼び出すことで、より複雑な本体設定やファームウェアの更新などを行うことができます。