MMP1 生産完了品

ポストプロダクション(ステレオ)

ポストプロダクションスタジオにおけるシステムの例をご紹介します。

MMP1を使い、コントロールルームモニター用の出力をステレオで3系統セッティング。ラージ、ニアフィールド、スモールスピーカー切り替えやモニターボリュームは、無線LANに接続したiPadアプリケーション「MMP1 Controller」からリモートコントロールすることが可能です。 外部メーター機器への専用出力も設定可能、VUメーターやラウドネスメーターへの対応も万全です。

コントロールルームとナレーションブース間にはキューとトークバック回線をセッティングしコミュニケーション環境を構築。トークバックの制御には、MMP1のGPI端子を使用しトークバックユニットと接続します。また、同時にカフユニットやキューランプもGPI端子を使って接続し制御への対応やランプの点灯が可能です。

ポストプロダクション(ステレオ)

レコーディングスタジオ(ステレオ)

音楽録音スタジオにおけるセッティングの例をご紹介します。

切り替えて使用する3系統のモニタースピーカー、コミュニケーション用のトークバックに加え、スタジオ内にはプレイヤー自身のモニター用として8系統のキューボックスと、SLSといったスタジオ内モニタースピーカーをセッティングする、といったシステムもMMP1はその豊富なバスと自在なルーティングで柔軟に対応します。

規模の大きなセッティングでは多くの入出力が必要です。MMP1本体にはアナログ 8in/8out、AES/EBU 16in/16out※に加え、64in/64out※のDante端子を標準搭載しています。例えばDante対応のAD/DAコンバーター「Nio500-A16」を接続することで、最大192kHz対応の高品位な入出力拡張を行いながらシステムを構築することが可能です。

※Fs=48kHz時

レコーディングスタジオ(ステレオ)

サラウンドスタジオ(5.1ch)

5.1ch環境におけるブロードキャスト/ポストプロダクションスタジオの例です。

モニタースピーカーとして、5.1chとステレオ仕様のラージ、スモールとの合計3系統があります。 ベースマネージメントを構築し、ダウンミックスを伴ったモニタースピーカーの切り替えを行う、MMP1はそういったサラウンド環境のモニターシステム構築を得意とします。 コントロールルーム内で5.1chとステレオを切り替えモニタリングしながら、別室へは独立した5.1chの信号をDante経由で送出するなど、運用に応じた様々なルーティングも可能です。

サラウンドスタジオ(5.1ch)

サラウンドスタジオ(Dolby Atmos 7.1.4ch)

Dolby Atmos仕様に設計されたプロダクションスタジオのセッティング例です。

7.1.4chのサラウンドスピーカーシステムと、ニアフィールド、スモールの2系統のステレオスピーカーを配置。MMP1は3Dサラウンド環境においても、ダウンミックスを伴ったスピーカー切り替えや、ベースマネージメントを使用したモニタリング環境の構築が可能です。 メインコンソールとして設置されたNuageからは、MMP1のモニターボリュームやスピーカー切り替え、モニターソースの切り替えなど、各種機能がPC無しに直接リモートコントロール可能です。 Dante経由による入出力の拡張、GPI端子による外部制御、iPadやNuageによるモニターコントロール。MMP1はシステムの中心として、スタジオ規模、制作フォーマット、運用にあわせた環境構築を強力にサポートします。

サラウンドスタジオ(Dolby Atmos 7.1.4ch)