VXL Series
Speaker
Model
Tilt angle[deg]
Mounted height[m]
Bottom of speaker = 1.3m
Audience
Nearest[m]
Farthest[m]
Nearest SPL[dB]
Spatial Point
Distance[m]
Height[m]
Distance[m]
Height[m]
Audience Area
Spatial Point
VXL Selection Assistantについて
本ツールは、スピーチに最適なVXLシリーズの機種選定をサポートします。以下の3つの要素とスピーカーの距離減衰に基づいて、最前列の観客と最後列の観客の音圧差を算出し、観客全体に対して良好な拡声が実現可能な目安を確認できます。
- スピーカーの設置位置
- 観客の位置
- 観客に必要な音圧レベル
観客エリア全体の音圧レベルの差異が10dB以内であれば、良好な拡声が期待できます。※観客エリア内に「Out of service area」が表示されないようにスピーカーのカバーエリア内に観客を配置してください。
スピーカーの最下部が観客の耳よりも高い場合には、スピーカーの正面が最も遠い観客の方を向くようにスピーカーの高さとチルト角を調整してください。
パラメーター説明
Speaker
Model:
スピーカーのモデル
「Wide」表記はWideモードであることを意味します。
Tilt angle:
壁からのスピーカーのチルト角度
Mounted height:
床からスピーカーの中心位置までの高さ
Audience
Nearest:
スピーカーから最も近い観客までの距離
Furthest:
スピーカーから最も遠い観客までの距離
Nearest SPL*:
最前列の観客に必要な音圧レベル(RMS)
Spatial Point(左下部)
Distance:
スピーカーから「Spatial Point」までの距離
Height:
床から「Spatial Point」までの高さ。
Spatial Point機能を使用することで部屋内の異なる受音点におけるSPL値を測定し比較することができます。
Audience Area
Distance:
観客エリアの最前列から最後列までの距離
SPL:
最前列と最後列の観客での音圧レベルの差
Spatial Point(右上部)
任意に設定した地点におけるスピーカーからの距離やSPL値を表示します。2箇所まで設定可能です。
*スピーチにおいて最適な音圧レベルを55dBから80dB(RMS)と想定し、範囲外の値は設定できません。
備考
- スピーカーの距離減衰値は、2kHZのバンドパスノイズによる直接音でのシミュレーション結果に基づいています。
- 音圧レベルはRMS値に基づいています。
- スピーチ音声のクレストファクタ-は10dBで想定しています。
- 反射音や残響音など室内の音環境により、本ツールを使用して計算された結果は実際とは異なります。
- 水平連結したスピーカーには対応していません。