MTX Editor V1.1.1 for Win8/7 and firmware V1.11 (旧バージョン)

  • Firmwareの更新方法はMTX Editor 取扱説明書 をご覧ください。 
    >>第7章 ダイアログ>>「Update Firmware」ダイアログ
  • 機器のFirmwareをV1.03からV1.11にアップデートをすると、機器内部の設定データの互換性がなくなります。Firmwareをアップデートする前に稼働中のMTXシステムと同期処理をして、データをプロジェクトファイルとして保存しておいてください。最新バージョンのMTX EditorでFirmwareをアップデートしたあとに、機器の初期化を実施してください。そのあと、保存したプロジェクトファイルをMTX Editorで開いて、同期処理を実施してください。
  • Dante機器(MTX5-D/ XMV4280-D / XMV4140-D/ XMV8280-D / XMV8140-D)を初期化する場合、Dante端子からケーブルを外すか、初期化する機器以外の機器の電源をオフにした状態で実行することをおすすめいたします。電源がオンの状態の機器がつながったまま初期化を実行すると、初期化にかかる時間が長くなります。
  • SDメモリーカードを抜き差しする場合は、必ず本体の電源スイッチをオフにしてから抜き差ししてください。故障などの原因になります。
  • Firmwareをアップデートしたあと、MTX EditorでCompletedと表示されても本体のインジケーターが点滅しているときは電源を切らないでください。
  • Firmware Updateを実行したあと、本体が自動的に再起動しないことがあります。 Firmware Update後は必ずMTX EditorのDevice Informationダイアログで[Refresh]ボタンを押してVersionに新しいバージョンが表示されていることを確認してください。 
    古いバージョンが表示されている場合は、本体の電源を入れ直してから再度Versionを確認してください。
  • Danteネットワーク内では、ネットワークスイッチのEEE機能(*)を使用しないでください。 
    EEE機能に対応したスイッチ間では、消費電力の相互設定が自動で調整されますが、相互設定の調整が正しく機能しないスイッチもあります。 これにより、Danteネットワーク内の不適切な場面でスイッチのEEE機能が有効になってしまう可能性があり、クロック同期性能が悪化して音声が途切れる場合があります。 
    そのため、以下の点にご注意ください。 
    1.マネージドスイッチを使う場合、Danteを使用するすべてのポートのEEE機能をオフにしてください。EEE機能がオフにできないスイッチは使用しないでください。 
    2.アンマネージドスイッチを使う場合、EEE機能に対応したスイッチを使用しないでください。 これらのスイッチはEEE機能をオフにできません。 
    *EEE (Energy Efficient Ethernet) 機能とは、ネットワークのトラフィックが少ないときにイーサネット機器の消費電力を減らす技術。グリーンイーサネットやIEEE802.3azとも呼ばれています。

このzipファイルは以下のソフトウェアを含んでいます。 
   - MTX Editor V1.1.1 
   - MTX3 Firmware V1.11 
   - MTX5-D Firmware V1.11 
   - EXi8 Firmware V1.11 
   - EXo8 Firmware V1.11 
   - XMV4140 Firmware V1.11 
   - XMV4280 Firmware V1.11 
   *今回は MTX5-D の Dante Firmware を更新する必要はありません。

MTX Editor V1.1.1

新機能

  • 以下のモデルに対応しました。MTX EditorでDante対応機器(MTX5-D/ XMV4280-D / XMV4140-D/ XMV8280-D / XMV8140-D)のDanteの設定ができます。 
    MTX5-D 
    XMV4280-D / XMV4140-D 
    XMV8280 / XMV8140 / XMV8280-D / XMV8140-D 
    EXi8 / EXo8 
    DCP4S-US/EU 
    DCP4V4S-US/EU 
  • 一つのプロジェクトで最大4つのMTXシステムを設定できるようになりました。 また、MTXシステム間でプリセットの連動ができます。
  • XMVやEXo8のパラメーターを一覧で表示および設定をする「XMV」画面と「EXo8」画面を追加しました。
  • Project画面で以下の機能を追加しました。 
    XMVのDIMMERを設定する 
    XMVのOUTPUT SETUPを表示する
  • 入力チャンネルのメーターポイントをEQ OUTとPOST ONに切り換えられるようになりました。
  • 「Preset」ダイアログで、プリセットをリコールしたときにスケジューラー機能を無効にできるようになりました。
  • 「Device Information」ダイアログで、機器のシリアルナンバーとバッテリー内蔵機器のバッテリー残量が表示されるようになりました。
  • DCP1V4S-US/EUのスイッチで、ノブのコントロール対象を切り替えられるようになりました。これによりノブに複数の機能を持たせることができます。
  • ワードクロックの設定ができるようになりました。
  • エマージェンシーモードを追加しました。エマージェンシーモードに設定されたプリセットは、GPI IN端子の入力をトリガーとして動作します。 エマージェンシーモードとは、火災発生時などに音響システムの音をすべて止めるときなどに活用するモードです。
  • SPEAKER PROCESSORのライブラリーにVXCシリーズとVXSシリーズを追加しました。

改善点

  • SD Song Select & Playの機能を改善しました。
  • ファイルを保存するときに、保存先がC:\Program FilesまたはC:\Program Files(x86)になっている場合は、My Documentに保存先を変更するようにしました。

修正した不具合

  • MTX3が2台以上あるMTXシステムで、「Scheduler」ダイアログでGPI Outが設定されている状態のMTXシステムから「Go Online – From Devices」ダイアログを使ってMTX Editorに設定を取り込むと、2台目以降のMTX3のGPI Outの設定が一部正しく表示されない不具合を修正しました。
  • SDメモリーカードに保存してある曲や音声を再生中に、SD PLAYが「No Assign」のプリセットをリコールしたり、SONGが「No Assign」のイベントを呼び出したりすると、再生中の曲や音声が停止してしまう不具合を修正しました。

MTX3 Firmware V1.11

修正した不具合

  • MTX Editorの「Scheduler」ダイアログで設定されたイベントのうち、同期を完了してから60秒以内に発生するイベントは実行されない不具合を修正しました。
  • 再生可能な音声ファイルが一つも保存されていないSDメモリーカードを挿入した場合、アラート番号56番が発生する不具合を修正しました。
  • MTX Editorとの同期によってWireless DCPのライブラリーが切り替わる場合でも、接続中のWireless DCPの表示は更新されない不具合を修正しました。
  • MTX Editorの[Alert]タブのType欄や、「Get Log」ダイアログで取得したログのModel欄でMTX3がunknown deviceと表示される不具合を修正しました。

既知の不具合

  • MTX Editorの「Get Log」ダイアログでログの取得に失敗することがあります。この場合は、本体の電源を入れ直してから再度取得してください。
  • Firmware Updateを実行したあと、本体が自動的に再起動しないことがあります。Status欄がCompleteと表示されているのに再起動しない場合は、本体の電源を入れ直してださい。

MTX5-D Firmware V1.11

V1.11は、初回リリースバージョンです。

既知の不具合

  • MTX Editorの「Get Log」ダイアログでログの取得に失敗することがあります。この場合は、本体の電源を入れ直してから再度取得してください。
  • Firmware Updateを実行したあと、本体が自動的に再起動しないことがあります。Status欄がCompleteと表示されているのに再起動しない場合は、本体の電源を入れ直してださい。
  • MTX EditorとTo Deviceで同期しても、Danteのパッチ設定がMTX5-Dに反映されないことがあります。この場合は、本体の電源を入れ直してください。

XMV Firmware V1.11

修正した不具合

  • MTXとNETWORK端子でつながっているXMVの電源をオンにすると、MTX Editorにアラート番号102番がログとして記録されることがある不具合を修正しました。
  • 温度保護によるミュートが発生したとき、アラート番号106番が表示されない不具合を修正しました。

既知の不具合

  • Firmware Updateを実行したあと、本体が自動的に再起動しないことがあります。Status欄がCompleteと表示されているのに再起動しない場合は、本体の電源を入れ直してださい。

EXi8/EXo8 Firmware V1.11

修正した不具合

  • ディップスイッチ7および8の設定を「INITIALIZE」に設定したまま、2回以上EXi8/EXo8を起動し、そのあと「RESUME」にして起動すると、アラート番号2番と7番が点灯する不具合を修正しました。

既知の不具合

  • Firmware Updateを実行したあと、本体が自動的に再起動しないことがあります。Status欄がCompleteと表示されているのに再起動しない場合は、本体の電源を入れ直してださい。
OS Windows 8 Windows 7 (SP1)
CPU Core i3/5 or better 
Core i3/5 or better
メモリー 4GB以上 
HDD 150 MB以上
ディスプレイ 1024 x 768 pixels以上
その他 Bonjourがインストールされていること, Ethernet(1000BASE-T or higher)

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    本条において、"the Software"という語は、本契約における「本ソフトウエア」を意味するものとします。

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