MTX Editor V1.3.0 for Win8.1/8/7 and firmware V1.30 (旧バージョン)

  • Firmwareの更新方法はMTX/XMV/EXi8/EXo8 ファームウェア アップデートガイドをご覧ください。
  • 機器のFirmwareをV1.0x、V1.1x、V1.2xからV1.3x以降にアップデートをすると、機器内部の設定データの互換性がなくなります。Firmwareをアップデートする前に稼働中のMTXシステムと同期処理をして、データをプロジェクトファイルとして保存しておいてください。最新バージョンのMTX EditorでFirmwareをアップデートしたあとに、機器の初期化を実施してください。そのあと、保存したプロジェクトファイルをMTX Editorで開いて、同期処理を実施してください。
  • Dante機器(MTX5-DおよびXMVのDanteモデル)を初期化する場合、Dante端子からケーブルを外すか、初期化する機器以外の機器の電源をオフにした状態で実行することをお勧めいたします。電源がオンの状態の機器がつながったまま初期化を実行すると、初期化にかかる時間が長くなります。
  • SDメモリーカードを抜き差しする場合は、必ず本体の電源スイッチをオフにしてから実施してください。SDメモリーカードに保存されているデータの破損の原因になることがあります。
  • Firmwareをアップデートしたあと、MTX EditorでCompletedと表示されても本体のインジケーターが点滅しているときは電源を切らないでください。
  • 故障などで機器の入れ替えをする場合は、新しく入れる機器を初期化し、IDやディップスイッチの設定を適切にしてからMTX Editorから機器に再同期してください。
  • MTX Editorのダイアログ上で名称などを入力し、変換/確定をする前にフォーカスを移動させると、該当ダイアログでキーボード入力を受け付けなくなります。ダイアログを一回閉じるとキーボード入力を受け付けるようになります。
  • MTX Editorで以下のような文字を名称として設定しないでください。 
    [ &, <, >, “, ‘, /, $’, 改行コード(\n), タブコード(\t) など。 ] 
    表示が消えたり、文字が化けたりする原因となります。
  • MTX Editor V1.0xで作成したプロジェクトファイルをMTX Editor V1.1x以降で開いた場合、プリセットの「SD Song Select & Play」で選択した[Play]が[No Assign]に変更されます。この場合、すべてのプリセットの[No Assign]を[Play]に設定しなおしてください。
  • Danteネットワーク内では、ネットワークスイッチのEEE機能(*)を使用しないでください。 
    EEE機能に対応したスイッチ間では、消費電力の相互設定が自動で調整されますが、相互設定の調整が正しく機能しないスイッチもあります。 これにより、Danteネットワーク内の不適切な場面でスイッチのEEE機能が有効になってしまう可能性があり、クロック同期性能が悪化して音声が途切れる場合があります。 そのため、以下の点にご注意ください。
    1. マネージドスイッチを使う場合、Danteを使用するすべてのポートのEEE機能をオフにしてください。EEE機能がオフにできないスイッチは使用しないでください。
    2. アンマネージドスイッチを使う場合、EEE機能に対応したスイッチを使用しないでください。 これらのスイッチはEEE機能をオフにできません。
    *EEE (Energy Efficient Ethernet) 機能とは、ネットワークのトラフィックが少ないときにイーサネット機器の消費電力を減らす技術。グリーンイーサネットやIEEE802.3azとも呼ばれています。

このzipファイルは以下のソフトウェアを含んでいます。

- MTX Editor V1.3.0 
- MTX3 Firmware V1.30 
- MTX5-D Firmware V1.30 
- EXi8 Firmware V1.30 
- EXo8 Firmware V1.30 
- XMVシリーズ Firmware V1.30 
- Dante Firmware Update Manager V1.4.7.1 
- MTX5-D Dante Firmware V3.7.1.10-3.4.9.3-1.2.1 
- XMVシリーズ Dante Firmware V3.7.1.10-3.4.9.3-1.2.1

MTX-MRX Editor / Firmware / Wireless DCP / ProVisionaire Touch / Tio1608-D / R Series (Rio/Ri/Ro) 互換表(Win)

ご使用の際は下記対応表を参照のうえ互換性のあるバージョンでご使用ください。互換性の無いバージョンを組み合わせて使った場合、誤動作の原因になることがあります。

互換表

MTXシステム全体(V1.3)

新機能

  • モノラル入力チャンネルをMTX Configurationウィンドウでステレオに設定できるようにしました。
  • すべてのMTXがタイムサーバーに同期できるようにしました。
  • DCPのスイッチに入力レベルとセンドレベルの増減を割り当てられるようにしました。
  • DCPのスイッチで入力ソースの切り替えができるようにしました。また、切り替えた入力ソースレベルの増減をDCPのノブまたはスイッチに割り当てることができます。
  • Wireless DCPを含む外部リモートコントローラーを8台までNETWORK端子またはDante端子に接続できるようにしました。RS-232C端子に1台接続することもできます。

Firmware共通(V1.3)

新機能

  • Remote ControlにSetrコマンドを追加しました。フェーダーおよびセンドレベルを増減できるようになりました。詳細については「MTX3 MTX5-D XMVシリーズ EXi8 EXo8リモートコントロールプロトコル仕様書」を参照してください。

修正した不具合

  • まれにMTXシステムの機器間でパラメーター値が異なることがある不具合を修正しました。
  • 外部リモートコントローラーをMTXシステムから切断したあと、再度外部リモートコントローラーを接続すると、前の外部リモートコントローラーの設定がMTXシステムに残ることがある不具合を修正しました。

MTX Editor V1.3.0

新機能

  • Project画面で、DCP以外の機器のイラストをダブルクリックすると、機器のリアパネルにあるディップスイッチの説明や設定を表示するようにしました。MTX Editorがオンラインまたは機器を認識している場合、ディップスイッチの設定が表示されます。詳細についてはMTX Editor取扱説明書を参照してください。

改善点

  • MTX Editorから機器本体ファームウェアをアップデートするときに、手動で機器本体ファームウェアのフォルダーを指定しなくてもアップデートできるようにしました。MTX Editor V1.3をインストールすると対応したファームウェアが入っているフォルダーを自動的に指定します。
  • オンライン状態のとき、Project画面の「Device」タブで、機器本体の[YDIF]インジケーター、[SCHEDULER]インジケーター、[SD/ACT]インジケーターの状態を確認できるようにしました。
  • 「EXT. I/O」画面の「YDIF」画面で、YDIF信号の流れを理解しやすいように、表示を改善しました。

修正した不具合

  • MTX5-Dの入力チャンネル9番以降の[SEL]ボタンを右クリックして[Channel Copy]を選択し、任意のチャンネルにて[Channel Paste]を選択しても、[ON]ボタンの状態とフェーダーの値がペーストされない不具合を修正しました。
  • Speaker Processor 2Way同士でコピー&ペーストしても、HIGHバンドのPEQのオン/オフの状態と、OUTPUT LEVELの値がペーストされない不具合を修正しました。
  • ネットワーク上に存在するMTXを「Device Configuration Wizard」ダイアログで一度削除して、同じIDのMTXを再配置するとウィザードが終了できない不具合を修正しました。
  • 「Device Configuration Wizard」ダイアログでMTX5-DにMY4-AECまたはMY8-AE96Sを設定してからSRCを設定しても、再度「Device Configuration Wizard」ダイアログを実行するとSRCの設定が初期値になる不具合を修正しました。

MTX3 Firmware V1.30 / MTX5-D Firmware V1.30

修正した不具合

  • ルーターのオン/オフをプリセットで切り替えると、音声が出力されなくなることがある不具合を修正しました。
  • スケジューラーでSD Song Select & PlayのPauseが実行されてもアラート番号210がログに残らない不具合を修正しました。
  • スケジューラーで同時刻のイベントを4つ以上登録すると、実行されないイベントがある不具合を修正しました。
  • MTX Editorおよび外部リモートコントローラーからサマータイム関連の変更をしたときにサマータイム関連のNOTIFYが機器から発行されない不具合を修正しました。

XMV Firmware V1.30

修正した不具合

  • 1000秒間以上の無音状態から音声を入力すると、音声の出力がフェードインされてしまう不具合を修正しました。
  • ハイインピーダンス接続の設定で初期化を実行すると、HPFの値が80Hzではなく40Hzになる不具合を修正しました。

EXi8/EXo8 Firmware V1.30

単独の不具合修正などはありません。
OS Windows 8.1/8 (32bit/64bit) Windows 7 (32bit/64bit)
CPU Core i3/5 以上 
Core i3/5 以上
メモリー 4GB or more 
ハードディスク 150 MB or more
ディスプレイ 1024 x 768 pixels 以上
その他 Bonjourがインストールされていること, Ethernet(1000BASE-T or higher)

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ヤマハ株式会社(以下「弊社」といいます)では本ソフトウェアのお客様によるご使用およびお客様へのアフターサービスについて、<ソフトウェア使用許諾契約>を設けさせていただいており、お客様が下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。

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  2. 使用制限

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    本ソフトウェアをネットワークを通して別のコンピュータに伝送することも許されません。
    本ソフトウェアを利用することにより入手できる著作権曲については、商業的な目的で使用すること、著作者の許可無く複製、転送または配信したり、不特定多数にむけて再生および演奏すること、入手できるデータの暗号を権利者の許可無く解除したり、電子すかしを改編したりすることは許されません。
    また、本ソフトウェアを利用して、違法なデータや公序良俗に反するデータを配信することや、弊社の許可無く本ソフトウェアの利用を前提としたサービスを立ち上げることは許されません。

  3. 終了

    本使用条件による使用許諾は、お客様が著作権法または本使用条件の条項に1つでも違反されたときは、弊社からの終了通知がなくても自動的に終了するものとします。
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  4. 製品の保証

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    本ソフトウェアの品質と性能についての一切のリスクはお客様のご負担となります。お客様が本ソフトウェアを入手された後の本ソフトウェアの保存・管理については、弊社は一切責任を負いません。
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  5. 責任の制限

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  7. お客様がアメリカ合衆国政府またはその関連機関である場合の制限
    U.S. GOVERNMENT RESTRICTED RIGHTS NOTICE:

    The Software is a "commercial item," as that term is defined at 48 C.F.R. 2.101 (Oct 1995), consisting of "commercial computer software" and "commercial computer software documentation," as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212 (Sept 1995). Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.72024 (June 1995), all U.S. Government End Users shall acquire the Software with only those rights set forth herein.
    本条において、"the Software"という語は、本契約における「本ソフトウエア」を意味するものとします。

  8. 一般事項

    本契約は、日本法の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。万一、この使用許諾契約に関連してお客様と弊社との間で紛争が生じた場合は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。