MTX Editor V1.3.0 for Win8.1/8/7 and firmware V1.31 (旧バージョン)

「MTX Editor V1.3.0 for Win8.1/8/7 and firmware V1.31」におきまして、インストーラー動作に不具合が確認されました。お客様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、最新のバージョンをご使用くださいますようお願いいたします。 
尚、MTX Editor自体の動作やファームウェアの内容に影響はございません。すでにこのバージョンをインストールされていた場合でも問題なくご使用いただけます。

  • Firmwareの更新方法はMTX/XMV/EXi8/EXo8 ファームウェア アップデートガイドをご覧ください。
  • 機器のFirmwareをV1.0x、V1.1x、V1.2xからV1.3x以降にアップデートをすると、機器内部の設定データの互換性がなくなります。Firmwareをアップデートする前に稼働中のMTXシステムと同期処理をして、データをプロジェクトファイルとして保存しておいてください。最新バージョンのMTX EditorでFirmwareをアップデートしたあとに、機器の初期化を実施してください。そのあと、保存したプロジェクトファイルをMTX Editorで開いて、同期処理を実施してください。
  • Dante機器(MTX5-DおよびXMVのDanteモデル)を初期化する場合、Dante端子からケーブルを外すか、初期化する機器以外の機器の電源をオフにした状態で実行することをお勧めいたします。電源がオンの状態の機器がつながったまま初期化を実行すると、初期化にかかる時間が長くなります。
  • SDメモリーカードを抜き差しする場合は、必ず本体の電源スイッチをオフにしてから実施してください。SDメモリーカードに保存されているデータの破損の原因になることがあります。
  • Firmwareをアップデートしたあと、MTX EditorでCompletedと表示されても本体のインジケーターが点滅しているときは電源を切らないでください。
  • 故障などで機器の入れ替えをする場合は、新しく入れる機器を初期化し、IDやディップスイッチの設定を適切にしてからMTX Editorから機器に再同期してください。
  • MTX Editorのダイアログ上で名称などを入力し、変換/確定をする前にフォーカスを移動させると、該当ダイアログでキーボード入力を受け付けなくなります。ダイアログを一回閉じるとキーボード入力を受け付けるようになります。
  • MTX Editorで以下のような文字を名称として設定しないでください。 
    & < > “ ‘ / $’ \n (line feed) \t (tab) 
    表示が消えたり、文字が化けたりする原因となります。
  • MTX Editor V1.0xで作成したプロジェクトファイルをMTX Editor V1.1x以降で開いた場合、プリセットの「SD Song Select & Play」で選択した[Play]が[No Assign]に変更されます。この場合、すべてのプリセットの[No Assign]を[Play]に設定しなおしてください。
  • Danteネットワーク内では、ネットワークスイッチのEEE機能(*)を使用しないでください。 
    EEE機能に対応したスイッチ間では、消費電力の相互設定が自動で調整されますが、相互設定の調整が正しく機能しないスイッチもあります。 これにより、Danteネットワーク内の不適切な場面でスイッチのEEE機能が有効になってしまう可能性があり、クロック同期性能が悪化して音声が途切れる場合があります。 そのため、以下の点にご注意ください。 
    1.マネージドスイッチを使う場合、Danteを使用するすべてのポートのEEE機能をオフにしてください。EEE機能がオフにできないスイッチは使用しないでください。
    2.アンマネージドスイッチを使う場合、EEE機能に対応したスイッチを使用しないでください。 これらのスイッチはEEE機能をオフにできません。
    *EEE (Energy Efficient Ethernet) 機能とは、ネットワークのトラフィックが少ないときにイーサネット機器の消費電力を減らす技術。グリーンイーサネットやIEEE802.3azとも呼ばれています。
  • MTX EditorがDanteのパッチ設定変更を数十台に実施するような設定になっている場合、同期が完了(MTX EditorがTo DeviceでOnline状態に移行)しても実際にパッチが適用されて音が出るまでには数分かかることがあります。

このzipファイルは以下のソフトウェアを含んでいます。

- MTX Editor V1.3.0 
- MTX3 Firmware V1.31 
- MTX5-D Firmware V1.31 
- EXi8 Firmware V1.31 
- EXo8 Firmware V1.31 
- XMVシリーズ Firmware V1.31 
- Dante Firmware Update Manager V1.4.7.1 
- MTX5-D Dante Firmware V3.7.1.10-3.4.9.3-1.2.1 
- XMVシリーズ Dante Firmware V3.7.1.10-3.4.9.3-1.2.1

MTX-MRX Editor / Firmware / Wireless DCP / ProVisionaire Touch / Tio1608-D / R Series (Rio/Ri/Ro) 互換表(Win)

ご使用の際は下記対応表を参照のうえ互換性のあるバージョンでご使用ください。互換性の無いバージョンを組み合わせて使った場合、誤動作の原因になることがあります。

互換表

Firmware 共通(V1.31)

改善点

  • Dante対応モデルでは、Dante Device Labelを任意に変更して運用できるようになりました。変更するにはDante Controllerを使用してください。 
    ただし、先頭の5文字はUNIT IDで決まる機器識別用の領域ですので変更しないでください。6文字目以降を任意に変更できます。 
    また、この製品に限定されないDante機器共通の仕様としてDante Device Labelには下記ルールがあります。 
    任意の文字(英字(大文字 または小文字)、数字、-(ハイフン))が使用可能です。
    31文字まで対応しています。
    firmware V1.30以前では、Dante Device Labelを変更しても、機器の電源再起動により自動的に機器固有のデフォルトのDante Device Labelに上書きする仕様でした。

修正した不具合

  • MTX Editorで数十台のDanteのパッチ設定をしたあと、MTX Editorから機器に同期処理をすると、パッチの一部が反映されないことがある不具合を修正しました。この修正のため、MTX EditorがDanteのパッチ設定変更を数十台に実施するような設定になっている場合、同期が完了(MTX EditorがTo DeviceでOnline状態に移行)しても実際にパッチが適用されて音が出るまでには数分かかることがあります。

既知の不具合

  • 外部から供給されるクロックソースの周波数が44.1kHzから48kHz、またはその逆へ変化したときに、Danteのワードクロック設定を追従させるよう自動的に変更を行なったという意味のアラート28が表示されますが、実際にはDanteのワードクロック設定は追従しません。 
    クロックソースの周波数を変更したときはMTX EditorかDante Controllerを使ってDanteのワードクロック設定も変更してください。 
    MTX Editorで設定変更をする場合は、MTX Editorの「Word Clock」ダイアログでSystem Word Clock Fsを適切に選択し、「To Device」で同期してください。 
    Dante Controllerでの変更方法は、Dante Controllerのヘルプもしくはユーザーガイドを参照してください。 
    Danteのワードクロック設定を追従させることは、システム内の一部に意図しない変化が起こった場合に全体に波及して大きなトラブルになる可能性があるため、今後も行ないません。アラート28が出てしまう不具合は、将来のアップデートで修正します。 

お知らせ

  • 外部から供給されるクロックソースの周波数を変更したときはDante ControllerかMTX Editorを使ってDanteのワードクロックの値も変更してください。
OS Windows 8.1, 8 (32bit/64bit) Windows 7 (32bit/64bit)
CPU Core i3/5 以上 
Core i3/5 以上
メモリー 4GB or more 
ハードディスク 150 MB or more
ディスプレイ 1024 x 768 pixels 以上
Other Bonjourがインストールされていること, Ethernet(1000BASE-T or higher)

ソフトウェアのご使用条件

ヤマハ株式会社(以下「弊社」といいます)では本ソフトウェアのお客様によるご使用およびお客様へのアフターサービスについて、<ソフトウェア使用許諾契約>を設けさせていただいており、お客様が下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。

本ソフトウェアをご使用いただく前に、本契約書を充分にお読みください。お客様が本ソフトウェアを使用可能な状態にされた(ダウンロード、インストールその他の行為を含むがこれに限定されない)時点で、本契約書にご同意いただいたものとみなします。ご同意いただけない場合は、ダウンロードまたはインストールを中止するか、本ソフトウェアのファイルを削除してください。

ソフトウェア使用許諾契約

  1. 著作権および使用許諾

    弊社はお客様に対し、本ソフトウェアを構成するプログラム、データファイル及び、今後お客様に一定の条件付きで配布され得るそれらのバージョンアッププログラム、データファイル(以下「本ソフトウェア」といいます)を、お客様ご自身が所有または管理するコンピュータ、楽器または機器においてのみ使用する権利を許諾します。
    これらの本ソフトウェアが記録される記録メディアの所有権は、お客様にありますが、本ソフトウェア自体の権利及びその著作権は、弊社または弊社のライセンサーが有します。

  2. 使用制限

    本ソフトウェアは著作権を持つ情報を含んでいますので、その保護のため、お客様が本ソフトウェアを逆コンパイル、逆アセンブル、リバース・エンジニアリング、またはその他の方法により、人間が感得できる形にすることは許されません。
    本ソフトウェアの全体または一部を複製、修正、改変、賃貸、リース、転売、頒布、または本ソフトウェアの内容に基づいて二次的著作物をつくることは許されません。
    本ソフトウェアをネットワークを通して別のコンピュータに伝送することも許されません。
    本ソフトウェアを利用することにより入手できる著作権曲については、商業的な目的で使用すること、著作者の許可無く複製、転送または配信したり、不特定多数にむけて再生および演奏すること、入手できるデータの暗号を権利者の許可無く解除したり、電子すかしを改編したりすることは許されません。
    また、本ソフトウェアを利用して、違法なデータや公序良俗に反するデータを配信することや、弊社の許可無く本ソフトウェアの利用を前提としたサービスを立ち上げることは許されません。

  3. 終了

    本使用条件による使用許諾は、お客様が著作権法または本使用条件の条項に1つでも違反されたときは、弊社からの終了通知がなくても自動的に終了するものとします。
    その場合には、ただちに本ソフトウェアとその複製をすべて廃棄しなければなりません。

  4. 製品の保証

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    弊社はそれ以上の保証はいたしません。
    本ソフトウェアの品質と性能についての一切のリスクはお客様のご負担となります。お客様が本ソフトウェアを入手された後の本ソフトウェアの保存・管理については、弊社は一切責任を負いません。
    お客様が入手された本ソフトウェアの消失については、その理由に関わらず弊社は再度供給する一切の責任を負いません。

  5. 責任の制限

    弊社は、本ソフトウェアの使用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わらず、たとえそのような損害の発生や第三者からの賠償請求の可能性があることについて予め知らされた場合でも、一切責任を負いません。

  6. 第三者のソフトウェア

    弊社は、本ソフトウェアとともに、第三者のプログラム、データファイルおよびそれに関するドキュメンテーション(以下「第三者ソフトウェア」といいます)を提供する場合があります。
    別の規定に従い取り扱われるべき旨の記載が、本ソフトウェア付随のマニュアルに記載されている場合には、本使用条件にかかわらず、その別の規定に従い取り扱われるものとし、弊社によるアフターサービスおよび保証などについては、以下の規定が適用されるものとします。
    弊社は、第三者ソフトウェアに関しての操作方法、瑕疵その他に関してアフターサービスを提供するものではありません。
    弊社は、第三者ソフトウェアの商品性、および特定目的に対する適合性の保証その他一切の保証を、明示であると黙示であるとを問わず、一切いたしません。
    第三者ソフトウェアの使用もしくは機能から生じるすべての危険は、お客様が負担しなければなりません。
    弊社は、第三者ソフ卜ウェアの使用、またはそれを使用できなかったことにより生じた直接的、派生的、付随的または間接的損害(データの破損、営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の損失などによる損害を含む)については、通常もしくは特別の損害に拘わらず、たとえそのような損害の発生があることについて予め知らされた場合も、一切責任を負いません。

  7. お客様がアメリカ合衆国政府またはその関連機関である場合の制限
    U.S. GOVERNMENT RESTRICTED RIGHTS NOTICE:

    The Software is a "commercial item," as that term is defined at 48 C.F.R. 2.101 (Oct 1995), consisting of "commercial computer software" and "commercial computer software documentation," as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212 (Sept 1995). Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.72024 (June 1995), all U.S. Government End Users shall acquire the Software with only those rights set forth herein.
    本条において、"the Software"という語は、本契約における「本ソフトウエア」を意味するものとします。

  8. 一般事項

    本契約は、日本法の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。万一、この使用許諾契約に関連してお客様と弊社との間で紛争が生じた場合は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。