CDR-HD1500 HDD/CDレコーダー 生産完了品

ディスク容量20~400GB までの内蔵型3.5インチHDDを装着可能

使用目的に応じてディスク容量をお選びいただけるよう、本機はHDDを別途ご購入のうえ、お客様自身に取り付けていただく設計としています。別売のYHD-2502(250GB)、または市販HDDもお使いいただけます。容量20~400GBまでのIDE/ATA(パラレル) タイプ内蔵型3.5インチHDDを装着可能*です。

*IDE以外のインターフェイス(Serial、SCSI等)を持つHDDはご使用になれません。また、Serial ATAタイプもご使用になれません。

※ 万一、何らかの原因でHDDが故障した場合は、記録されたデータの修復はできません。HDDはその性質上、長期的なデータの記録場所としては適していません。一時的な記録場所としてご利用ください。また、大切なデータを失わないようCD-Rにデータをコピーしておくことをおすすめします。

CD→HDD=最大10倍速、HDD→CD=最大8倍速で高品位録音

CDからHDDへのストックは最大10倍速、HDDからCDへの録音は最大8倍速*。収録時間50 分のCDなら約5分でHDDへストックできます。

さらに、外部入力からの録音も最大で約180 分まで可能ですから、長時間の音楽番組もまるごと録音・編集できます。**

*AudioMASTER モード記録時には4倍速(固定)となります。さらに、アナログ録音時には、2倍速・等速でのHDD 録音も可能です。

**ディスク交換やファイナライズなどに要する時間は除きます。

完成度の高いパーソナルCDをどなたにも手軽に

音楽をHDD(ハードディスクドライブ)内にストックし、自在に編集してそのままCDが焼けるHDD/CDシステムだから、録り直しのきかないCD-Rでも、完成度の高いパーソナルディスクが失敗なく手軽に作れます。

*外部入力ソースを直接CD-R/CD-RWに録音することはできません。

CDや衛星音楽放送を高音質のまま録音・編集

HDDレコーダー部、CDレコーダー部ともに、CDと同じ非圧縮リニアPCMプロセスを採用。新たに採用した音楽用CD-R/RWドライブと、それに最適化したソフトウェアの搭載で、音楽CDはもちろん衛星音楽放送からも、MDやMP3のようなデータロスのない高音質の録音・編集が楽しめます。

お手持ちのオーディオタイマーと組み合わせて、聴きたい番組を留守録音できるタイマー録音機能も装備しています。

思い出のレコードやカセットテープも簡単にCD化

レコードやカセット、FM放送などアナログソースのCD化も、HDD/CDシステムなら快適そのもの。アナログ音声をデジタルに変換し、HDDにストック・編集してからCDに録音すれば、思い出のサウンドがいつでも好きな場所で楽しめます。

※レコードプレーヤーの接続には、別途フォノイコライザーなどが必要です。

CD本来の高音質と、HDDを活かした多彩な録音・編集・再生機能とを両立

「MDやMP3は音質劣化が気になる」「オーディオCD-R は編集が不便」‥‥‥‥‥そんな従来のデジタルレコーダーへの不満を、独自の高音質HDD/CDシステムが解消。CDと同等の品位が得られる非圧縮リニアPCM プロセスの採用により、音楽CDやB モード衛星放送といった高品位デジタルソースのクオリティを損なうことなく、HDDの特性を活かした多彩な録音・編集・再生機能を実現します。

革新の高音質記録技術、<AudioMASTER™>の搭載によりCD原盤レベルの高音質を獲得

ディスクの記録エリアを贅沢に使用してピット長を長く取り、信号品位を向上させるヤマハ独自の高音質記録モード<AudioMASTER™>*を搭載。CD再生時の線速度を従来の1.2m/秒から1.4m/秒へと約17%高めることで、記録信号のバラツキを相対的に吸収するとともに再生時のジッターも低減させ、CD原盤レベルの高音質ディスク録音を現実のものとしました。

もちろん、<AudioMASTER™>記録されたCD-R は一般のCDプレーヤーで再生可能。記録されるデータ幅が広く読み取りが容易なため、データの保存性が高く、カーオーディオなどでの再生もより確実となります。

*AudioMASTER™記録に使用できるディスクは録音時間74 分または80 分の未録音CD-R です。収録時間は74 分ディスクで約63分、79 分ディスクで約68 分となります。すべてのCD-RW と、途中まで録音されたCD-R へのAudioMASTER 記録はできません。また、AudioMASTER 記録を行うには一度HDDにストックすることが必要です。

記録時のデータロスが発生しない非圧縮リニアPCMプロセス

HDDレコーダー部とCDレコーダー部の双方に採用された非圧縮リニアPCMプロセスは、記録時のデータロスが理論的に発生しない方式です。しかも音質の決め手となるA/D、D/Aコンバーターには、ピュアオーディオ基準の高精度24bit タイプを搭載。パーソナルCD製作からHDDによる編集・ロングプレイまで、MDやMP3などの圧縮系フォーマットとは次元の違うハイクオリティな音質でお楽しみいただけます。

CD約600枚分のストック&プレイをサーバー感覚の簡単操作で実現

HDDレコーダー部は、別売の250GB HDD装着時に音楽CD約375枚分=約375時間、400GB HDDでは約600時間≒音楽CD約600枚分の長時間録音が可能。CDなどの音楽データを非圧縮の高音質でHDD内にまとめてストックし、あとでじっくりと編集を行うことができます。さらに、BGM 感覚のロングプレイを楽しむ、お気に入りの曲にブックマーク*を付けて後でまとめて聴く、HDD内にアルバム**を作る、といった多彩なプレイ機能もシームレスで実現。CDからHDDへは、最大10倍速でストレスのない高速コピーが行えます。

*ブックマークとは?:HDD内の曲(トラック)を再生中、曲ごとに付けることができる一時的な印のこと。本の栞(しおり)のような役割を果たします。ブックマークを付けた曲は演奏順のリストとして保存されますので、聴きたい曲をすぐに再生できるほか、アルバムとして登録することも可能です。

**アルバムとは?:CDプレーヤーにおける“プログラム”に相当する曲順リストのこと。本機では最大99 曲のアルバムを、合計999 タイトルまで(HDDのデータを超えない範囲で)作成することができます。HDD内からお気に入りの曲をアルバム化して再生したり、CD-R/RW へ録音するときに便利です。

録音時間に合わせたパーソナルCDが失敗なくスピーディに完成

HDDでストック・編集した音楽は、最大8倍速*(CD-R)~4倍速(CD-RW)の高速でCDへレコーディング**。あらかじめHDD内にアルバムを作成しておけば、74 分や80分など生ディスクの録音時間に合わせたパーソナルCDが失敗なく作れます。もちろん、CDまるごとのデュプリケート(複製)も、ディスプレイの指示に従ってディスクをセットするだけの簡単操作。さらに、パソコンとの接続を可能にするRS232C端子も装備。タイトル入力が簡単に楽しめる専用アプリケーションは、ヤマハAV ホームページからダウンロードできます。

*AudioMASTER 記録時は4倍速(固定)となります。

**音楽CDなど著作権保護された市販のデジタル音源からHDDへデジタルコピーしたデータを、さらにCD-R/RWへデジタルコピーすると、そのデータはCD-R/RWへ移動(デジタルムーブ)したものと見なされ、HDD内から削除されます。したがって、HDDへデジタルコピーしたデータを、複数のCD-R/RWへ続けてデジタルコピーすることはできません。

※ データの移動中に電源が切れた場合や、何らかの原因でCDにデータを記録できなかった場合もHDDのデータは消去されます。記録内容が破損した場合や消滅した場合など、いかなる場合においても記録内容の補償及びそれに付随するあらゆる損害においても、当社は一切の責任を負いかねます。また、いかなる場合においても、当社で記録内容の修復、復元、複製などはいたしません。あらかじめご了承ください。

曲(トラック)ごとの音量差も補正できる2種類のデジタルレベル調整機能

内蔵CDまたは外部機器からHDDへの録音レベルを-1 2 ~+12dB(0.4dB ステップ)の範囲で補正できるデジタル入力レベル調整に加え、HDDに作成したアルバム内の、トラックごとの音量差を-12~+12dB (0.4dB ステップ)の範囲で補正できるトラックレベル調整*も装備。音量レベルの揃った聴きやすいパーソナルCDが作成できます。

*トラックレベル調整を行ったアルバムをCD-R にAudioMASTER記録することはできません。

アナログソースのCD化にも便利なフレーム単位の高精度トラック編集

HDDへストックした曲(トラック)は、従来のCDレコーダーでは不可能だった1フレーム(1/75 秒)単位での高精度な編集が可能。さらに、音楽CDに収録されたCDTEXTデータ(アルバム名、曲名)をHDDへ同時にコピーしたり、HDDへ新規入力することもできるので、アナログレコード*やテープのCD化、エアチェックの整理などに威力を発揮します。

*レコードプレーヤーの接続には、別途フォノイコライザーなどが必要です。

選曲に便利な映像出力端子

S ビデオ/RCA コンポジットの各映像出力端子をリアパネルに装備。お手持ちのTVなどに接続することで、再生するHDD内情報(グループ、トラック)の一覧、コピーや録音時の各種設定一覧などが表示され、選曲をより便利に行うことができます。