CFX:Artists アーティスト

Artists アーティスト
世界のトップピアニストと
ともに歩んできた
ヤマハコンサートグランドピアノ。
ヤマハピアノづくりの原点は、世界を代表するトップピアニストたちとの出会いと交流です。
彼らから得られるさまざまな感想や意見が、ヤマハピアノづくりに生かされるとともに、
さらに優れた製品をつくりだすための、かけがえのない財産となりました。

巨匠リヒテルとの出会い Sviatoslav Richter スヴャトスラフ・リヒテル
20世紀を代表するピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルはピアニストとしての円熟期、ヤマハピアノを愛用し続けました。ヤマハピアノCFとはじめて出会ったのは1969年、イタリアのパドヴァでした。翌1970年、大阪万博の際に初来日を果たしたリヒテルは、2日目以降の全ステージでヤマハCFを演奏し大きな話題を呼びました。その後も来日公演はもちろん、ヨーロッパ・ツアーでも可能な限りヤマハを指定するまでになりました。リヒテルはヤマハピアノについて次のように語っています。
「ほんとうに良いピアノというのは、心の感度、音楽に反応する心の感度がいい。言い換えれば悲しい音を出したいときは悲しく、嬉しい音を出したいときは嬉しく鳴ってくれないといけない。ヤマハは、そういった心の感度の良さとブリリアントな面の両面を持っている」

ケンプによるCFのお披露目演奏 Wilhelm Kempff ヴィルヘルム・ケンプ
1967年、11月27日、新しいコンサートグランドピアノCFが一般にお披露目され、世界的なピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプが弾き初めを行いました。演奏後、ケンプは、「私は今日、シューベルトの即興曲を弾きましたが、この曲はピアニストのためにあるような曲なのです、このピアノはそれを見事に乗り越えました。ヤマハは世界でも第一線のピアノです」と述べました。ピアノの製造開始から20年。ヤマハ技術者の夢がついに花開いた瞬間でした。

シフラに選ばれたヤマハCF György Cziffra ジョルジュ・シフラ
1967年のCFの公式発表前にも、来日ピアニストの多くがCFの試作ピアノを演奏しました。とりわけ、華麗な演奏でリストの再来と言われたハンガリー出身のジョルジュ・シフラは、このピアノが大変気に入り、わざわざ浜松の工場へ出向いて選定し、技術者たちに有益な助言を与えました。その後も、ヨーロッパ各地の演奏会でもCFを愛用。自らの主催したシフラ国際ピアノコンクールでもCFを公式ピアノに選びました。

グールド、CFでレコーディング Glenn Gould グレン・グールド
1982年、50歳の若さで他界した伝説的ピアニスト、グレン・グールドもまた、CFに魅せられた一人でした。晩年、2台のCFを購入し、音楽史上に残る最高傑作と言われるアルバム、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」をはじめ、ブラームスの「バラードとラブソディ」、ハイドンの「後期6大ソナタ」の3枚のアルバムをCFで録音。「このピアノのアクションは世界一だ。これほど自分の意図通りに弾けたことはない」と絶賛の言葉を残しました。

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Kazune Shimizu清水和音
- 今度のCFXは素晴らしい。
今までの繊細な表現力に自分の求めていた
豪快さが加わりました。
やりたいことがストレートに生きる、そんなピアノです。

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Ikuyo Nakamichi仲道郁代
- ヤマハCFXは、ヤマハが培ってきた
技術と経験の結晶ともいえるピアノです。
音の深みと輝きが共存しうることを証明したと思います。
奏者に限りない表現の自由を与えてくれます。

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Cyprien Katsarisシプリアン・カツァリス
- 非常に豊かな余韻と、
力強い低音をあわせ持った
すばらしいピアノだ、とても敏感で、
表情豊かなこのピアノを、
私は愛してやみません。

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Hiromi Uehara上原ひろみ
- 世界中を演奏してまわり、
そのステージにCFXが用意されているだけで
これから始まるライブへの思いがさらに高まります。
自分の思う音が出せるということはアーティストとして
本当に幸せなことで、イマジネーションがどんどん
広がりますから。
CFXは私にとってベスト・パートナーです。